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第127話:ある休み明けの風景2



最近不定期になっていて申し訳ございません


あと、あとがきにお願いを書きました。ご協力お願いします。

今は始業式の真っ最中。俺は屋上でまったりタイム。コーヒーを買ってきていつも通りゴロゴロしてる所だ。


何故なら面倒だから。ハゲの話は長いし意味がわからないし…。


って訳で…寝るか。


俺はゆっくりと目を閉じた。


「ここが屋上。基本は立ち入り禁止。」


扉越しのこもった声が聞こえる。なんだ?


「だから普段はこうやって鍵が…。」


かかってないよ。俺が開けてそれっぱなしだから。


ガチャ


「かかってるはずなんだけど…。」


「開いてましたね。」


「あ、ちょっと待っててね。」


突如として何か機械の動くウィーンって音が聞こえて来た。なんだ?俺の横にせりあがって来たこの不可思議な物体は…


その物体は上部が二つに割れて…そして…


「うわっ!冷てぇ!」


回転しながら水を出した。ってスプリンクラーか?


慌てて入口のドアに向かって走り中に避難しようとする。しかし…


「開かねぇ!ちょっ!抑えてんの誰だ!冷てえって!」


ガンガンと扉を叩きながらノブを回すがノブはガチャガチャいうだけで回らない。


「その声、やっぱり真ね。」


「ゆ〜ちゃんか!開けるか止めるかしてくれ!」


俺がそういうとスプリンクラーは水を止めて再び潜って行った。


「うっわぁ…。ずぶ濡れだよ。」


髪からはポタポタと水が垂れて服は水を吸いずっしりと重くなっていた。


ガチャ!ガンッ!


「うぉ!」


か…角が…。いってぇぇ〜…


「真、そんな所にしゃがんでどうしたの?」


どうしたじゃねぇ!角だぞ角!


俺は手振りでゆ〜ちゃんに状況を伝える。


伝えたのは『ドア』『開いた』『当たる』だ。


普通は理解出来ないだろうが流石は長年一緒にいる姉。理解出来たらしい。


「あははははははは。だっさ〜い。」


笑い事とちゃうぞ!マジ痛いんだって!


俺はおでこをさすりながら立ち上がる。目の前には腹を抱えて笑っているゆ〜ちゃんがいる。


…笑い過ぎだろ…。


「ま、真。こんな所で、なに、してるの。」


途切れ途切れで話すゆ〜ちゃん。間々に『ぷぷっ』とか聞こえるのがなんかムカつく。


「何って昼寝に決まってんだろ。ってマジでいてえし…。」


「今、始業式、よ。ははは、腹筋痛い。」


「笑うか喋るかどっちかにしてくれよ…。」


「あははははははは。あっははははは!」


うわっ、笑いやがった!最低だなおい!


「せ、先生、大丈夫ですか?」


「先生〜、しっかり〜。」


ドアの所からこの暑い中学ランをきた男二人もゆ〜ちゃんを見ていた。


学ラン…?うちの高校確か私服だったよな…。


誰だこいつら?

皆様にこの場をかりてご相談です。ここら辺で真以外の人物に焦点を当ててside story的なのを少し書こうと思ってるのですが…


希望がありましたらお願いします。



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