エピソード5 生徒会に誘われたような誘われなかったような…
あ、どもども。狼です。
俺は今、またしても面倒な事に巻き込まれています。
それは、我らが先生、真紅がめっさチョーク投げてくるんですよ。
何でかって?それは……
――――――――――
〜一時間前〜
「…ん…」
ふぁ〜…よく寝た。
お、今日は目覚ましが鳴る前に起きれたか。
微妙に嬉しい。
………何ですがすがしい筈の朝に魔剣が有るんだろうなぁ。
黒いし、カタカタしてるし、何かあきらかに封印っぽいのしてあるし…
ま、持ってみるか。
――チキッ!
お、結構軽い。中々いいじゃねーk…
<<チ…チヲ…ヨコセ…>>
「うおぉ!?」
急げ!片付けろ!確かに魔剣だぜこりゃあ!
俺はすぐに自室の片隅に片付けた。
「よし、とりあえず朝飯を作るかぁ」
〜数分後〜
あれ?そういや昼飯ってどうすんだろ?
弁当かな?それともポイントを使って買うのか?
弁当でいいか。
〜更に数分後〜
「ご馳走様でした」
よし、弁当も作ったし、着替えて行くか。
自室へ着替えに行く俺。部屋の片隅でカタカタしてるのはあえて気にしない方向で。
「よし、行こう」
―――――――――
〜現在〜
で、途中で弁当持ってきてねぇ!って気付いたから戻って取って来たんだがそしたら遅れたと。
「おらぁ影月!二日目から遅刻とは何事だ!?オラオラオラオラオラオラオラァ!」
前回は俺がキャッチしてしまったらしい(見談)。
今回は数で勝負か。
「無駄です。無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
ま、俺は威力を弱めながら全部見に流してるんだけどね。
――カツカツカツカツカツカツカツカツ……
「ちょ、狼、やめ…痛ッ、マジで…やめて」
次々と見の顔に命中していく弱チョーク。
一発強チョーク発射しようかな。
「オラオラオラァ!…クッ、これで最後のチョークか」
「無駄無駄無駄。やっと終わりですか?」
「だから、やめて、痛い」
「最後だ、喰らえ!」
「嫌です」
デコピンで真紅先生にはじき返してみた。(強めに)
「危なっ」
――ベコォン!
あらま、教卓壊れちゃった。
「あーあー教卓が…。まぁいい、校長に買わせっか。影月、座っていいぞ」
「はい」
やっと座れる…。
「狼、痛かったぞ」
「いやぁ、いなしてたらたまたまそっちへ飛んだだけだよ。わざとじゃない」
――キーンコーン カーンコーン
「お、チョーク投げてたら終わっちまったか。起立、礼。終わりー」
「見。次の授業何?」
「数学だな。…それより魔剣だけど、どうだった?」
「あれ?握ると声が聞こえる辺りからして本物じゃないかな」
「ほんとに魔剣なのか。校長はどこで集めてくるんだろうな」
「知らない」
次は数学か…サボろ。
「見。僕次の授業サボるから宜しく」
「いいのか?テスト近いらしいぞ?」
へぇ、テスト近いんだ。
「どうでもいい。じゃね」
一階の窓から外へ出る。
さて、どこへ行くかね。
その辺探して気に入ったとこで寝るか。うん、そうしよう。
と、いうわけで今色んなとこ跳び回って探してるんだよ。
裏庭のあの木もいいんだけどなー。
やっぱ色んな所見てみたいじゃん?
……お、いい所見っけ。
着陸っと。
そこはいい場所だった。
小高い丘で、丘の上には木が何本か生えてる。
地面は芝生で寝転がるのにいい。
何故か小鳥や小動物が生息しているが、とてもいい場所だった。
問題は三年校舎が近いことかな〜。まぁいいか。
日なたはさすがに暑いかな。木の陰に入るか。
よし、寝よう。
―――――――――――――――
〜三年校舎・生徒会室〜
「あら、一年生」
「ふふ、わざわざこんな所まで来るなんて…面白い子ね」
「それに…可愛い。生徒会に無理やり入れちゃおうかしら」
「ウフフフフ…」
―――――――――――――――
「Zzz…Zzz…」
「そこの君」
「Zzz…Zzz…」
「おい!君!」
…ん〜…
誰だよ…まだチャイム鳴ってないだろうが…
「…僕ですか?」
「そう、君」
地味な人だった。
「生徒会に「嫌です」?」
ふ…即答してやったぜ。
「そう。ま、まだ時間はあるし、考えるだけでいいからさ。その内会長が行くと思うから」
何だよ。断ったのにまた来んのかよ。
「それじゃ、俺はこれで」
言うだけ言って帰りやがったよ。
んー…俺も戻るか。
急いだらサボった意味無いからゆっくり歩くとしよう。
それにしても生徒会か…考えても無かったな。
――――――――――――――
〜教室〜
――ガラガラッ!
「ただいま戻りました、おっと」
「チッ。不意打ちも駄目か」
「まだまだですね。真紅先生も」
――キーンコーン カーンコーン
「おーし。四限終了。起立、礼」
礼をしてさっさと教室を後にする真紅先生。チョーク投げの練習でもすんのか?
「狼、お前どこ行ってたんだよ」
「んー、その辺探してたらいい場所があってそこで寝てた」
「二時間も?」
「うん」
「アホか。勉強しろよ」
「めんどい。それより昼飯だよ」
「そうだな。俺は購買行ってくる」
「ん、ここで待ってる」
「お前は買いに行かないのか?」
「弁当作ってある」
「…………」
「見?どうしたの?」
「食われてるぞ、お前の弁当」
「え?」
俺は後ろを見てみた。
おう、なるほど。
あれは先輩だな?
「先輩!何俺の弁当食ってんすか!」
「もぐもぐ…ごくん…それは私が先輩だから!」
「意味が分からないです!」
あ、俺の弁当箱が空に…。
そしてゆらりと立ち上がった。
「さぁ後輩。昨日の続きと行こうか」
「嫌ですぅぅぅぅぅ!」
「逃がさないぞぉぉぉぉぉ!」
俺と先輩は走り出した。
「よく分からんが頑張れよー」
俺がこの後昼休みが終わるまで逃げ続けたのは言うまでもない。
作 学校はどうだい?狼くん。
狼 先輩がいなきゃいいんだけどな。
作 こらこら。先輩は敬いなさい。
狼 やだ。
作 そういえば生徒会に誘われてたけど、どうすんの?
狼 入る気は無いな。
作 そうか。
作 さて、最新話を更新しました。今回は若干短いですね。
狼 面白くなきゃ読まなくてもいいんだぞ〜。
作 こらこら、そういうこと言うと読者様が離れて行っちゃうでしょ。
狼 まぁいい。このアホな作者が書いているこの小説を読んでくださってる皆さん。ありがとうございます。
作 誤字脱字や感想、評価を心よりお待ちしています。…あ、後校長にやって欲しいイベントがありましたらメッセージでも感想でもいいので書いてくださいね。
作&狼 それでは、また次話で会いましょう。