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恋天使2  作者: DEAR_DROPS
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第2話

リリス「困りました……怒られてしまいました……」


謝って許して貰えるのでしょうか、

私はそんなに酷いことをしたのだろうか


リリス「悩んでも仕方ないわ、天使ですもの、きっと許して貰えるでしょう」


リリスはそういって学校へ向かう大輔にバレないようについていった




学校


無事学校にはついた、天使も家を出ていった

これで平穏無事な日常が戻ってきた

そう考えたら少し勿体無かったかもしれないな


友達A「やあ大輔!、浮かない顔しているね!何かあったのかな?」


大輔「朝からちょっと変な奴に絡まれてな」


教師「オラー、席につけー、授業するぞー」


友達A「それじゃあ、また後で」


大輔「おう」


みんな自分の席につく

今回の授業は保健のゴリラ山茂雄

教師の中ではとても厳しい人だ

当然みんなも起きて、授業を聞いてる。寝ようものなら拳骨と、放課後の説教のダブルパンチ、それは誰でも嫌だろう



しかし、そんな中悲劇はやってくる



1人ずつ順番に立たされて、教科書を読まされてるときに奴が教室に奴が入り込んで来たのだ!?

腐れ天使!なぜお前がここにいる!?頼むから帰ってくれ!?お願いいたします!?


そんな心の声とは裏腹に手を振ってくるリリス、ふざけんな!これ以上俺の周りに何かしてみろ!その羽根リサイクルショップに売ってきてやる!


あっ!ヤバイなんか道具取り出してきやがった!?

それは棒状のステッキで、先端にハート型になってる悪趣味な代物だ

それを今度はあろうことか俺に向かって振りかざしてきた!?


すると俺の大事な部分が元気になってしまった、マズイ、非常にマズイ

ここはクールになろう、一先ず俺は前腕を大事な部分の上に置くことによってとある部位が膨れ上がっているのがバレないようにした

俺も持て余す年齢だ!授業中こうなってしまったときの対処法は心得ているつもりさ!

しかし、絶望はすぐにやってくる


ゴリラ山茂雄「おい、大輔次はお前だ」


そうだ、今は教科書の内容を読み合わせている途中だった!?


マズイ、非常にマズイ

ハーフな弾道ならまだ誤魔化せるが、これはフルだ!誤魔化しキレるわけがない!

どうする、ここで敢えて魅せつけるか!?

いや、そんなことをすれば俺はこの後不名誉の称号を欲しいがままにするどころか、高校生活で彼女ができることなんて泡沫と化してしまう!

ならば!?


大輔「先生、気分が悪いのでちょっと休ませてください」


腐れ天使が慌ててる

いや、気分が悪いわけじゃないからね、お前のせいだからね


ゴリラ山茂雄「なに?なら保健室にでも行ってこい」


そんなところ気使わなくていいんだよ!


大輔「いえ、お構いなく、授業は欠席したくないので座ったまま聞かせてください」


通じるか……


ゴリラ山茂雄「お前、嘘ついてないだろうな?」


大輔「嘘ついてないです、本当なんです。立ち上がろうとしたらフラついて倒れる程度には重症なんです」


ゴリラ山茂雄「そんな重症なのに授業を受けていたのか!先生は感動したぞ!どれ!おぶってやるから背中に乗れ!」


盛りすぎたァァァァァァァ!!!!


このままでは俺の大事なものがゴリラ山の背中に触れてしまうではないかァァァァァ!!!!


マズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイマズイ

もう思考を放棄仕掛けていると


友達A「先生!僕が大輔君を保健室に連れて行きます!先生は授業を続けていてください!」


お前も余計なことを言わんでいいィィィィィ!


友達Aが近づいてくると俺の隣まで来る

仕方なく、友達Aの顔を見やると、なんとウィンクしてきた

なんだこいつ、まさか今の俺の状況がわかるっていうのか!?


ならば話は早い、俺は友達Aの背中に乗ろうと決意したのだが、あろうことか友達Aは俺をお姫様抱っこしたのだ!?

え?なにこの人?なにをしているの?



友達A「それでは皆さん、アデュー」


そう言い残し、教室出たところで教室のガヤガヤ音が聞こえた


「え?なにあの2人、デキてんの?」


「私、保健室連れて行くのにお姫様抱っこされてる人初めてみた!?しかも男どうしよ!」


「おい!大輔のち○こ大っきくなってなかったかー!?」


「ウッソー!マジウケるんだけどぉー!?」


「きゃははハハハハハ」


「お前ら黙れ!しょうがない!今日は先生が道徳の授業をしてやろう!同性愛はな!別に差別されるようなものではないんだ!!」



思いつく限りで最悪の展開であった……




友達A大輔「こんなはずじゃなかった」


大輔「そもそもなんでお姫様だっこにしたんだよ」


友達A「いや、だって友達の勃起したものに触れたくないし」


せやな、俺も触れさせたくない


友達A「触れないであの状況をなんとかするにはあれしか思いつかなかったのさ、しかもなんでいまだにフルスロットルなの、勘弁してよ」


それはホントごめんなさい、元々制御できないところはあるけど、腐れ天使のせいでもう暴走状態にあるので俺にはどうすることもできません

ホントごめんなさい!


大輔「後で飯でも奢るから許せ」


友達A「もう過ぎたことだし、しょうがないけど、お前は時間おいて戻れ、それがせめても」


そう言い残すと友達Aは戻っていく

俺はただいまベットに腰を起こした状態で待っている

来るであろう、腐れ天使を

そして少し数分後


リリス「大輔さん、起きてますか?気分が悪くなったのですか?それならそうと私に言ってくださればいいのに」


カーテンから顔を覗かせるリリス

さて、どうしてくれよう

近くに来るようにリリスに向って手招きをする

近くによるリリス


リリス「はい、なんでしょうか?」


大輔「これなに?」


リリス「勃起です☆」


見りゃわかるよ


大輔「なんでこんなことした」


リリス「え、だって勃起したら解消したくなるじゃないですか、そしたら大輔さん自身も彼女作りたくなると思って」


大輔「お前この状態で彼女作れると思ってるの」


リリス「あっ」


あっじゃねーよ、ホンマ殺すぞこいつ!!!


大輔「とりあえず、これ直せ」


リリス「は、はい!ただいま~」


どこからか取り出した先ほどの悪趣味のステッキを振ると俺の怒り(ちんこ)は静まった


リリス「も、もしかしなくても怒ってますー?大輔さん?」


大輔「怒ってないよーとりあえず後ろ振り返ってみー」


リリス「よかったー、大輔さんが心の広い人で良かったです。で後ろって」


後ろを振り返るリリス

そして俺は自分の片足をリリスの背中にくっつけ両方の手で二つある羽根を掴むと思いっきり引っ張った


リリス「な!なにを!?あん!」


すると思いのほか簡単にすっぽ抜けたので、そのまま嚙みちぎってやった!


リリス「な!なんて罰当たりなことをするんですか!!」


急いで止めに入るリリス

噛みちぎりまくった無残な羽根を放り出すと今度は、向かってきたリリスを掴んでベットに放った

横になるリリス


リリス「な、なにをまさか!?だっだめですよ!私たちは天使と人間そんな」


といい胸を隠す動作をするリリス

そんなことをはお構いなく俺はリリスの背中に当たりに座る


リリス「あっあれ?大輔さんは後ろからやる人なんですか?」


と見当違いのことを言っているのに対し、俺はそのままリリスの足を掴み、ボストンクラブをかけてやった

腰でも壊れろ!


リリス「アダダダダダダダダダダダダダァガガガッガガガこっこわれどぅぅぅっぅうっぅぅ」


バタバタともがいているリリス




なんだか騒がしいわ、保険医、藤原ノリコはそう思った

さっき来たホモ二人の内の一人だわ

どうせ保健室で休みに来た理由も授業がダルイとかだわ、そうに決まってるわ

こんなに元気なら授業に戻ってもらおう

そう思ったノリコはイスから立ち上がり、ベットのカーテンを開けた


ノリコ「あなた、なにをそんなにドタドタと」


と言い放つノリコはその光景の異常さに気づく

なんと先ほどの生徒はベットでうんこ座りしながらドタバタとベットを動かしているではないか!?

こいつはとんでもなくサイコなやろうだと思ったノリコ


ノリコ「あっ、あなた、なにをしているの」


そう言い放つノリコ


大輔「気にしないでください、持病なんです、もう少ししたら元気になるんでほっといて貰えると助かります」


持病ですって!!??


しかももう少ししたら元気になるってこの不可解な動作で体調が回復するというの!?

こいつはもう私の手に負えるものじゃないわ!!

そう思ったノリコは


ノリコ「そ、そう、ではごゆっくりー」


ほっとくことにした!

触らぬ神に祟りなし!


リリス「酷いです、大輔さん、ケダモノです。グスッ、グスッン」


鼻水たらたらでボロボロの羽根を持っているリリス


大輔「人にも我慢の限界がある、それを身に染みてわからせたんだ、感謝しろ」


リリス「でも私あきらめません!なんたって私は天使ですから、これしきのこと!」


大輔「やるのはいいが、次なにか問題を起こしてみろ、この程度じゃあ、済まさないからな」


冷や汗を流すリリス


リリス「だっ、大丈夫です!次のものは確実ですよ」


どこからか道具を取り出すリリス


リリス「タッタラター、ハートレーダー」


なんかまた胡散臭そうなのがでたな!


大輔「それは?」


リリス「はい、これは好感度を可視化できる道具でこれで大輔さんの周りの女性の近くで使えれば間違いないですよ!!」


大輔「俺女の友達いないんだけど」


リリス「」


あっ、こいつ今マジかよって思っただろ絶対


リリス「とっとにかく、人間生きてれば誰かしらと関わっているものです、使ってみないことにはわからないじゃないですか」


そういうとリリスはハートレーダーを起動させた


リリス「?メーターが高い人が1人がいますね?」


おい、なんで今首を傾げた!

俺もビックリだけどさ!


大輔「それで、何処にいるんだよ」


自分のことを気にしている女性がいるとなれば気にならないわけがない


リリス「えっと、それが……」


言い淀むリリス


大輔「なんだよ?」


なにをそんなに淀むことがあるのだろう


リリス「下?」


大輔「下?」


思わず2人して首を傾げる、いやお前は傾げちゃダメだろ

ガタ!っとベッドから音がしたような気がした

嘘やろ?そこにおるの?

思わず言葉がおかしくなる程度には動揺している俺


ベッドの下を覗こうと屈んだが、そこで1つ考えた

どうせこんな隠れ方してる奴なんてロクなのじゃない、だったら確認しない方が誰にとっても幸せなんじゃないだろうか


リリス「大輔さーん、どうしたのですか?見ないのでしたら私が見ますよ?」


下を覗き込むリリス

そのときだった

リリスが覗き込んだ所とは別の所から出てきた、変なのが




そいつは顔に衣服をグルグル巻きにして、ブラジャーを晒した状態で出てきたのだ




呆気に取られた俺は新手の変態が横を走り抜けて行くのを止められなかった(止めなかった)


リリス「大輔さん!任せてください!」


うん、なにを?


リリス「パパパパー!重力場セット〜」


これまでのより強そうなの出た!

見た目は掃除機みたいな


リリス「これを発生すると、任意のモノを吸い寄せる事ができます」


なにそれダイソンもビックリ!俺もちょっと欲しいぞ

ブーンと掃除機みたいな音を鳴らす、え、それ重力って言ったよね?

そうこうしている内にこちらにさっきの変態が飛来してきた、あれ俺の所に向かってきてない?


飛んできた変態は俺と衝突した


大輔「おへぇ!!?!」


変態「グヘェ?!!?」


変態が俺の上にうつ伏せで倒れこむ


リリス「どうしましょう、また大輔さんに怒られてしまいます」


おう、よくわかってんな、覚えてろよ


大輔「おい、大丈夫か?」


変態「キャァァァァァァ、変態!!!!」


そう言われた俺はビンタをお見舞いされた


その言葉に釈然としなかったが、俺は敢えて黙る事にした



頑張って書きました、ヨロシコ

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