話し合い…?
優太がドラゴンを瞬殺していた光景を見ていた商人や狩人たちは口を揃えてこう言った。
「あれは人の動きじゃない…」
これで優太は人間卒業へと近付いた。
一方、優太はこんなことを考えていた。
(さて、このドラゴンはどうするかなぁ…素材は全部売ってもいいかな?どうせ、欲しくなったら能力で作り出せばいいしな)
優太は殺したドラゴンを売るために商人を探そうと歩きだそうとした瞬間。
「オイ!貴様!そのドラゴンはここにおられるビゼフ様のモノになるはずだったのだぞ!どうしてくれる!?」
貴族の部下らしき人物が優太に文句をつけた。
当の貴族はニヤニヤしながら優太を値踏みするかのように見ていた。
「いや、じゃあ逆に聞くけどアンタ達はコイツを殺せたのか?お前ら程度の戦力じゃ、どう足掻いても瞬殺されるだけだろ。ドラゴンの怒りを買ってもっと被害が悪化すると思うんだが?」
「そ、そんなことやってみなければわからないではないかっ!!」
ふむ、と優太は考えこんだ。
「じゃあドラゴンを倒した俺とお前ら全員とで殺りあうか?」
貴族は慌てたように言った。
「なっ!?そんなの無「無理とは言わせない」……」
貴族は優太の言葉に黙りこんでしまった。続けて優太はこう告げた。
「よろしい、ならば戦争だ」
貴族との戦いは速攻終わります(笑)