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間話 取説紹介




設定を細々と説明していきます。

別に読まなくても大して問題無しと思われますので、長い説明が嫌いな方はスキップしても大丈夫だと思います。





「はい!と言う事で説明を入れさせていたたきます!パーソナリティはこの私、斬愛黒兎と」


「はい〜副部長さんでお馴染みの〜姫宮百合で〜す♪そして〜」


「巫剣凛です」


「「「よろしくお願いしまーす♪」」」


「では〜まず最初にですね〜この猫の手同好会について〜説明しますね〜」


「猫の手同好会、通称猫部。これは、簡単に言うと政府公認の執行機関です」


「表面的には便利屋、まぁ万事屋とも言えるが、そんな仕事内容で世間に広く知れ渡っている」


「余り多くは〜ありませんけど〜、他の教育機関にも〜この組織はあるんですよ〜♪」


「多い所で県に三、少ない所で一、といった所でしょう」


「んでもって、この猫部の実質的な仕事内容だが、この仕事は依頼制だ」


「基本的に〜個人が依頼を各部員に〜もちかける〜という方式で〜依頼を発注する仕組みになってます〜」


「仕事があるという事は、その対価があって然りです。依頼主は依頼を持ち掛けたい部員に個人的もしくは、同好会を通してアポイントメントをとります。そして、依頼主と部員が依頼内容の確認や、報酬についての相談を行います。報酬については基本的に現金での支払いが主流です、しかし、部員が良しとした場合、物品などでも良いということになっています」


「報酬の額についてだが勿論上限がある。依頼は簡単な物もあれば難しい物もある、簡単な依頼なのに報酬額が高い、難しい依頼なのに報酬額が低い、なんて事があったら頑張ったやつが馬鹿を見る。その為に作られたのがランク制度だ、このランク制度は本部が定めた基準に則り、各依頼をS〜Cに振り分けSを最高、Cを最低として分ける事により、各依頼の報酬金額上下限を設定し、報酬金額の不正改善を行なった、と言う訳だ」


「あともう一つありまして〜、基本的に〜依頼は個人の仕事になるのですが〜、それと別に〜本部からの〜直接的な依頼が〜来る事もあるんですよ〜」


「この場合、部員に依頼の拒否権はなく、余程特殊な理由がないかぎり、ほぼ強制的に参加する事なります。ちなみに、この依頼の報酬の2割が部員への報酬として支払われます」


「これだけ聞くと、強制的に仕事させられてる様で、嫌なイメージをもつかもしんないけど、実はこの部、かなり人気があるんだなこれが」


「確かに〜強制的な仕事は〜嫌ですけど〜、明らかに〜デメリットよりメリットのほうが〜大きいんですよ〜?」


「デメリット、これは、強制的な仕事ですね。次にメリット、まず政府がバックアップについている、個人的的な依頼では、規則に則りさえすればほぼ自由に仕事が出来る、そして報酬が現金である。これらの理由から、アルバイト感覚で自由な時に公務員の仕事が出来る。こうして見てみると、学生に人気が出るのも頷けます」


「んでもって個人的な依頼をフリークエスト、本部からの依頼をジョブクエストっつーんだ。依頼に関しては、危険性のあるものの発注は出来ないし、たとえ、クエスト中に事故などを起こしてしまっても、ある程度政府からの援助がある。安心して依頼をこなせるって訳だ」


「フリークエストでしたら〜、嫌な内容であったり〜、報酬金額に〜不満がある場合は〜拒否することも出来ますからね〜」


「そして、たとえクエストに失敗したとしても、部員側には一切責任を問われる事はありません」


「まぁ、そうなっと、依頼主側が大損する事になるから、いろいろ信用問題的に良くないんだけどなー」


「ちなみに〜ここで言う『本部』とは〜政府文部科学省の〜え〜と〜、確か〜、キャッツハンズ課?だった様な気がします〜」


「はい、あってますよ姫宮先輩。この、あからさまな名前の課が私達猫部の、本部です」


「さてさて、大方語ったかな?」


「はい〜大体は〜」


「あぁ、あと一つ補足をしておきますと、この猫部には、入部テスト的なものがあり、入部届けを出したあと、後日各学校にて政府職員を招いて面接と、適性テストを行い、そこで受かった者のみが入部することを許されます。ちなみにこのテストや面接は当日いきなり行われるので、入部希望者は当日までテストや面接がある事を知りません、そのため、軽い気持ちで入部してきた多くの学生が、このテストと面接によって落とされています。まぁ、軽ぅい気持ちで入部して、受かってしまったゲテ者もいますが………」


「うっ!何故か横から攻撃を受けたぞ………まぁ正論だから言い返せないけど………」


「まぁまぁ〜、確か〜入部希望の権利は〜一人一回でしたよね〜」


「はい、この入部試験によって、部員が大量に増えるという事態は防がれました」


「防がれたって………」


「凛さんは〜あまり大人数になるのが〜好きじゃないですからね〜」


「ではそろそろ本題を」


「ああ、うん、じゃ本題をば。えと確か普通クエストでは、危険性のあるものは、発注出来ないって言ったと思うけど、実は例外がある。普通のクエストはCRankQuest、通称Cクエスト、BRankQuest、通称Bクエスト、ARankQuest、通称Aクエスト、SrankQuest、通称Sクエストがある。しかし、それとは別にDクエストなるものがある。」


「Dクエスト………正式名称は〜『DangerQuest』でしたよね〜」


「はい、Dangerの頭文字Dをとり、一般的にDクエストと呼ばれています。まぁどこが『一般的』なのかは、知りませんが」


「そして、このDangerの名の通り、Dクエストとは、表沙汰にならない、危険性のあるクエストだ。個人的なDクエストも発注出来るが、本部を通さなきゃいけないし、表沙汰にならないから、Dクエストの存在自体あまり知られてない。」


「この〜Dクエストは〜猫部の中でも〜知っている人が少なくて〜受注出来る人も〜限られているんですよ〜」


「Dクエストを受注するには、Pライセンス−−ProfessionalLicense(プロフェッショナルライセンス)が必要となります。まぁ危険が伴う仕事ですので」


「このDクエストは政府からの援助が少なく、ほぼ事後処理のみだけで、完全自己責任になる場合が大きい。報酬もそれに比例して相当な額になるけど、リスクもでかい、まぁ依頼主とよく相談して、自分の身の丈にあったクエストを選ぶのが得策だろう。」


「Dクエストは~、かなりシビアですしね~」


「怪我をしても、命を落としても、政府からの援助は、一切ありません」


「まぁ、そんな内容だから個人の依頼ならない事もなかったけど、本部からってのは初めてだ」


「本部からと言う事は~強制ですからね~」


「まぁ、それ程二人の腕が買われているということでしょう」


「まぁな………」


「ちなみに~神栄猫部で~Pライセンスを持っている人は~恋歌ちゃん以外全員なんですよ~」


「これは、非常に珍しい事です。そう遺憾ながら斬愛先輩も………」


「何故そこまで………そんなに俺が嫌いか(泣)」


「そんな事ありません。………すきだからこそ………ですよ」


「ん?何か言ったか?」


「いいえ、何も?」


「あ、そう」


「あらら~青春ですね~♪」


「やめて下さい姫宮先輩///」


「うふふ~」


「???まぁ、いいや。んじゃ今日はこの辺で--」


「お相手はメインパーソナリティ斬愛黒兎と」


「これからも副部長さんをよろしくお願いします~姫宮百合と~」


「巫剣凛でした」


「「「さようならー♪」」」








「誰が俺をいじって………」


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