表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

深夜、『黄金の月』をひとり口ずさみながら…

作者: 毛利秋王





深夜に突然目覚め、自然と口ずさんでいる歌がある。








スガシカオさんの『黄金の月』




















10代後半からずっと洋楽を中心に聴いてきたため、もう邦楽を聴くことはほとんどなくなったのだが、なぜか今になってこの『黄金の月』という曲を口ずさんでいる自分がいるのだから、なんとも不思議なものだ。


























洋楽を聴くようになってからも僕は何度か邦楽に戻ったりしていて、






それは






“日本人なんだから、やっぱり日本人ミュージシャンが歌う日本の曲も聴かなきゃ”






なんていう、それもまた変な固定観念めいた考えが出てきたせいだ。












J-POPといわれるジャンルだけでなく、美空ひばりや橋幸夫をはじめとする演歌や歌謡曲も聴いたりしていたので、






言ってしまえば






“なんでもあり”






で聴いていた。


























それでも、しばらくするとまた洋楽に戻ってしまう。






たぶん、自分の感性が洋楽と合っているのだろう。
























そんな中でも特別ハマった邦楽ミュージシャンが何人かいて、そのうちのひとりがスガシカオさんだ。






どれくらいハマったかというと、ファンクラブに入会していたほどだから、当時はそうとうハマっていた、ということになる(笑)。






個人的な意見だけど、僕の中ではスガシカオさんの歌声やいくつかの楽曲は洋楽を聴いているときとあまり違和感が無いのだと思う。








ファンキーなノリを中心にやっているバンドでは他にスクーピー・ドゥーも大好きで、聴いていて単純に






“気持ちいい”






“心地良い”






という感覚が真っ先にでる。






















後追いではあったがスガさんのファンになった僕は、彼が発表したアルバムを1枚目から順番に購入し、聴いていったのである。








その中でもやはりファーストインパクトのせいか、デビューアルバムの『CLOVER(クローヴァー)』が特に思い入れが強かったかもしれない。




(※他にも好きなアルバムはいくつかあります)










『CLOVER』の最後に収録されている『黄金の月』はスガさんの代表曲のひとつで、この曲が好きという方がたくさんいるのは知っているのだが、個人的には1曲目『前人未到のハイジャンプ』が一番好きだった。










…というか、








むしろ、聴いていた当時は『黄金の月』が特別好き!というわけでもなかった。


























それなのに、








スガさんの曲をまともに聴かなくなって何年も経っているのに、








深夜、目が覚めたら、消え入りそうなほどの小さな声で、この曲を歌っているときがある。




















無意識のうちに『黄金の月』を口ずさんでいて、






ハッと我に返る。


















そんなことが何度か続くうちに、自然と口ずさんでいるうちに、この曲が特別好きになっていた。












歌いながら、この曲の歌詞とメロディーが身体中に浸透していく。そんな感じがした。
















『黄金の月』という楽曲には何かしらのヒーリング効果があるのかもしれない。




























もしかすると、








“無意識下で僕は、当時から『黄金の月』が好きだったんじゃないかな”








今になって、そう思うようになった。















(※この記事はアメブロ、Ameba Owned、小説家になろう他にも掲載します)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ