表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヨロズブ  作者: 有氏ゆず
第十話 ツンデレってレベルじゃないんだが
78/251

10-10





「……なあ、直樹」

「ふえっ!?な、何!?」


暫く黙っていた俺が急に声を出したものだから驚いたのだろう。直樹は変な声で返事をしてくれた。


「そのノートで人の心を操ったとして、本当に犬飼は幸せになれるって思ってるのか?」

「それは……」


結局、本人の意思とは関係なく自分の思うがままに人を操るようなものだ。

でも、犬飼は恐らく鮫島と仲直りをしたがっている。その点では直樹と願い事が一致しているじゃないか。コイツらが手を組んで有翔を狙っている可能性だってあるんじゃないか……?






だけどこの2人には絶対に有翔を殺せないような場面が何度かあった。


あれはどう説明する?それとも全員が共犯……?






「ち、ちょっと!神凪先輩!」

「……あ?」


どうやら俺は相当ヤバい顔をしていたらしい。直樹の声によって泥沼に入りそうだった思考回路がぴたりと止まる。


「別に僕は本気でノートが存在するなんて思ってないし!ただ都市伝説にすらも縋りたくなっちゃうよねってだけ!」


慌てて直樹が言い訳するがそれは本心か?

だってさっきまで有翔のことをあれだけ気にしていたじゃないか。




「ほら!サボってるって思われちゃ嫌だし!さっさと作業しよ!」


……駄目だ。悪い風にしか考えられなくなっているな。一旦落ち着かないと。







でも、これだけ容疑者が有翔の近くに……それどころか同じ部活に集められて。


それを単なる偶然で片付けてしまってもいいのか?




なあ、会長。


俺達が集められたのは本当に偶然か?




それとも、アンタはこれすらも狙っていたのか……?




第十一話に続く……





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ