地上 え夕方かよ
「そろそろここを卒業する時だな」
クロが提案してアカが上下にゆれて
「そうね」という。
「行く前に準備をしないといけないわね」
「そこらへんに生えている水晶たくさん持って来い」といわれ
数十本持っていくとクロが飛びついて食べてしまった。
「あとは泉の水だな」
クロが泉に浮かぶと水面が少し下がっていった。
「そろそろ行きましょう両手を出して」
するとアカとクロが手首に巻き付きリングのようになった。
ポカンとしていると「行くぞ」といわれ洞窟を出ようとするが
出口が分からない。
「壁伝いに歩け」と言われる。
「ここよ」と言われるが同じ壁のように見える手を突くと
アカリングが伸びて天井付近にある岩を押すと入り口が開いた。
「ここからはクロの地図を見ていきましょう」
地図はマップの上位互換で行っていない場所でも表示でき、
罠なども表示可能しかしモンスターなどは表示されない
そうすると視界の左端にマップが表示される。
アカが「ボス部屋から地上に転移しましょう」と言うが、
クロは「多く実践したほうがこいつの為になる」と徒歩での
移動を薦める
ちなみにボスを倒すと奥のクリスタルから次の階に進むか
地上に戻るか選択肢が出るらしい
走って行き、来たモンスターだけ倒して行こうと提案すると
了承してくれた。
地図を確認して走って進んでいくモンスターもゴブリン、
コボルト、スライム、骸骨などが出てくるがすべて
倒していった。
気功の身体強化しかしてないのに
ダンジョンのモンスターは倒すとアカに収納してもらい解体をしてもらう。
5階に上がると突然狼が噛み付いてきたが腹に発勁を入れると動かなくなった。
「中ボスだ」「中ボスね」とハモって言われた。
階を上げって行くとモンスターの数も少なくなってダンジョンも簡単なものに
なって、罠もなくなっていた。
「地上だー」
普通アニメだと太陽が燦々と照らしてくれているが現実は夕方で太陽が沈み
かかっている。
こんなものだ。
町でご飯食べたかったなーと思いアカに預けていた銅貨一枚をまわして空腹を
紛らわせる。
町まで行きたかったのですが長くなりそうなのでここで終了します。