馬車にて
「レン様こちらにおられます」
朝になって兵士達が俺を探していたそうだ
「こちらにお越しください」
兵に連行されて部屋に入るとセトの執事にまた着替えを強要された
なにが起こったかも分からない内に成すがままにされて馬車に乗せられる
「こんな朝早くから何のようだ」
馬車に乗り合わせたセトと国王に文句を言う
「昨日は帰ってこないから心配したよ 今からブリューネ王国との会談」
「会談前なのに国王疲れてない?」
「襲撃があったからね 誰かさんと違って寝付けなかったそうだ」
「大丈夫だ」
大丈夫そうに見えないのでスタミナポーションを口の中に突っ込んだ
「ゴホゴホ何をする」
「なに飲ませたの」
「スタミナポーション 最高級品だぞ」
「渡すだけでいいから 大丈夫ですかジャミール王」
なぜ怒られる親切心でやったのに
「そんなにひどい顔をしていたかね」ジャミール
「精神攻撃を食らった様な顔をしていたぞ」レン
「精神攻撃か確かに息子に命を狙われるとは精神的にこれほどキツイとはな」ジャミール
「心中お察ししますジャミール王」セト
「まだ息子がやったとは限らないぞ、ブリューネ王国かもしれないからな 皇太子達は親和派なのだろう国王が死ねば息子たちが引き継ぐはずだからな 国王が死んで会議も形式的に直ぐ終わり葬儀をしなきゃいけなくなる」レン
「その可能性は低いよ 昨日夜に入ってきた馬車には公爵家の紋章が付いていたそうだから 剣聖自ら会議に出向いてきたらしい 剣聖が動いたら今頃僕たちは死んでいただろうからね」セト
馬車が停まる
話をしている内に会議場についてしまった




