馬車牢の中で
ブリューネ王国宰相
ドカドカドカ「ここか」ドン
「朝早くからなんだここをどこだと持っておる」
「宰相のサクーネ殿ですね」
「ワシを見て誰だかわからぬか無礼者め」
「確かめただけです」
「お前はメルキーナ近衛隊長、何しにここに来た第3近衛部隊は城外の警備のはずだが警備はどうした」
「王命によりあなたを拘束します 捕らえよ」
「何をするやめぬか ワシを誰だと思っておる こんなことしてタダですむと思うなよ」
「王城へ連行しろ」
「ここにソマリ王がいるのか」
「は 昨夜に訪問して確認しております」
コンコン
ガチャ「どなた様ですか」
「私は近衛第3隊長メルキーナと申します、急なことで申し訳ないがソマリ王に謁見させてもらえないだろうか これは身分証です」
剣の鍔の部分にある紋章を見せる
「確かにブリューネ王国の紋章ですね中に入りそこの椅子に座りお待ちください お連れ様もどうぞ」
この椅子かなり沈むな力が入らない トラップか何かか
「全員立ってお待ちしろ座ると急な動作に支障をきたす」
「謁見の用意が出来ましたどうぞこちらにおいでください」
「良くぞ参ったメルキーナ殿朝からなにやら騒ぎがあったようだがその報告か」
「おはようございますソマリ国王様」
「面を上げよ」
「いえこのままお話させてもらいます まことに申し上げにくいことですが会談において宰相が交渉するはずでしたがゴタゴタがありまして交渉人が変更することになりました この会談にふさわしい方がこられるまでゆっくりしてください」
「国を長期にわたり空けるのは問題なのだが」
「明日には来られますので1日会談を延期させてもらいたいのです」
「なら待とう 街の兵はどうするのだ」
「今から引き上げます 会談の延期ありがとうございます」
ゴトゴト馬車牢に入れられて宰相は連れて行かれる。
最初こそ喚いていたが今では少し落ち着きを取り戻した。
どういうことか話してもらえるかメルキーナよ
あなたがサイエントーラに攻撃したことで証文(契約)違反があり商会、教会が連名で取引中止の書面を送られて大口取引が出来ない状態になりました。
その後サイエン卿に刺客を差し向けて殺そうとしたことで商会組合全員が王国での取引全面中止、教会も配給を中止されて王都民が生活できなくなってしまった。
小麦もパンも商会が全取引中止したことで誰も買うことが出来なくなった
王城の食料庫を開放して支給しているが商会員が動かないから食料が減る一方でこのままでは一週間もしないうちに食料庫が空になり1ヵ月後には死者が、いつ反乱が起きてもおかしくない状態です
近衛や騎士も関係なく各穀倉地帯に食料確保に向かっていますが領主の備蓄がどれだけあるか
穀倉地帯の商会も営業中止しているはずだから
キシラはソマリ王がいるため商会も動いていますがその他の所は商会、教会全て停止しています
すべて宰相貴方のせいです
ソマリ王国が許さない限り我が王国は近日中に滅びます
緊急の決断が必要のため公爵である剣聖様が会談を引き継がれます




