プロローグ1
処女作なので打ち間違いがあるかもしれません。
「今日もやっと終わった帰りになにか食べて帰ろ」
グレー企業のサービス残業が終わり23時静かな店で食事して帰ろうと扉を開けると
いきなり人が当たってきて胸の辺りが熱くなった。
何か刺さっている。
店員や、客が騒ぎ出し自分の意識は暗闇に閉ざされた。
『ようやく見つけた』
「・・・」
『早くしろ長くは持たない』別の声が聞こえる
『お前を転生させよう』
「・・・」
『早くしろ見つかるぞ』
『無言は了承とする』
「・・・」
光に包まれた。
目覚めると緑に光る洞窟のような場所にいた。
ここはどこだ周りを見ても淡く緑に光る岩天井、周りは森、
そして泉、泉には光が差しこんでいる。
泉を覗き込むと知らない子供が写っている。
誰だこれ、
すると泉の光が収束されて2つの影が映し出された。
『成功したようだな』
『ああ』
「あのだれですか?どこか出会いましたっけ」
これでも商社マン、関係者の顔と名前は1度で覚えられるように
叩き込まれている。
誰だこのボディービルダーと、ローブのおっさんは
『ああ悪かったわしは無手の武神ザイヤ、こちらは魔法神』
『ヒサイです』
あれ考えを読まれた?
「ああ私は何でしたっけ」
あれ名前が思い出せない、
『名前はあとで自分で決めてください』
読まれているよね。
『簡単に言うとお前の魂をわれ等が作った素体に入れて転生させた、その時1部の
記憶を消去せざる得なかった、すまない。』
「て・ん・せ・い え~私平凡な人間ですよ」
『その点は安心してくれ、優秀な素体に入っているし不老だから』
ぜんぜん安心できない。
『悪いが話を区切らせてもらうぞ、転生させたのは君にお願いがあるからだ』
『おおそうだった、悪いがここで修行して弟の武神の使徒2人を倒してほしい』
はい嫌です
『まあそう言うな』
はい考え読まれてました確定
『餞別もくれてやるぞ ほれ』
足元を指されてみるといつの間にか黒と赤のスライムがいた。
『詳しい話はそいつらに聞け』
スライムかよもっと強いドラゴンとかください。
というかスライムって話できるの
『いつも面倒事を途中で投げ出すな、
名前をつけると素体のテイマー能力でスライムと会話ができる』
『まずスライムの名前をつけて世界の情勢や願いの意味を汲んでほしい』
『修行に励めよ』
光が収束していき2柱は消えてしまった。
どうすりゃいいんだ。
プロローグから本編へと進むので読んでもらえれば光栄です