隣の席
こんにちわ。青春ものを書いてみました。
高校3年生春。あなたと初めて話した日。
今でも明確に覚えています。ずっと、一目惚れだったあなたと話せたんだから。
私の名前は増田ゆり、中村健人君を好きになってもうすぐ3年経ちます。おかしいよね、話したことも無い人にバレーボールをやってる姿見て一目惚れとか。でも、あなたは私が思ってた通りとても優しかった。あなたが誰よりも遅く学校を出てることも知ってる……。誰よりも努力してることも知ってる……でも、あなたは私の事何も知らないんだよね。
そんな時神様は、私の味方をしてくれた。あの人と初めて同じクラスそして私の隣の席……話しかけようかな。
「ども!どっかで見たことある!俺中村健人よろしく!
君はなんて言うの?」
「わっ私は、増田ゆりです。中村くんの事は学校でもバレーボールが強い事で有名なので知ってます!」
「まじ!?俺全然強くないよ(笑)でも、なんか嬉し。」
「中村君誰よりも努力してるじゃん!強くないなんてそんなことないっ!あっ、すごく偉そうに言っちゃった…」
「あっはっは(笑)面白いね君!ありがと!そんなこと言ってくれた人初めてだよ。なんか初めて話した人とは、思えない感じする、これからもっと話したいな。よろしくね!
まっすー!」
「うん!よろしく!」
まっすーって初めて呼ばれた……
中村君は、学年1人気者なのに釣り合うなんて無理なのに。