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欠陥学園  作者: 伊藤櫂二
3/8

ワンウィーク

         03子守唄


   「ガンッ!!」

と鈍い音と共に前に倒れた、だが無駄に体が丈夫な俺はすぐに後ろを向いて俺を殴った犯人を探す……あれ?誰も居ない、おかしい後ろから殴られた筈なのに…。もしかして目の前にいる奴が殴ったのか?そう俺の目の前には天パの少し背の小さい奴が居た、その天パは見るからに動きが怪しかった。

判断材料は少ないが聞くだけ聞くか

「なあ、俺殴ったの君?もしそうなら謝罪の言葉くらい欲しいな」

優しめに聞いてみた、こういう変な奴には優しく聞くのがいいだろう(よくわかんない)

あれ?返答来ないぞ?ん?震えてる?あ、ヤベェ奴だボッチの俺でも分かるレベルのヤバい奴、質問されて震えるか?ど、どうしよう何言えばいいの?コミュ力ゼロに近い俺は混乱状態いや俺じゃなくても混乱するな、うん。

「あ、あの…」不安になり声をかけると

「クキッ!!」

は?クキ?何こいつ完全に頭おかしい、話通じない、クキって人?えー俺どうすんの?クキッ!!とか言ってる天パどうしようかと悩んでいると天パの後ろからぱっと見普通の男が話しかけて来た。

「ww、コイツに襲われた?でしょうねコイツ頭おかしいもん、まあいいや俺は飛動よろしく」

「よ、よろしく」

「名前は?」

「あ、えーと、か、影山黒斗です」

テンパり&噛むの&フルネーム、敬語という完全なるボッチさを教室中に見せつけた、死にたい…

「あーボッチだったパターンか、まあいいや、君が言う通り君を殴ったのはコイツで、コイツの名前は羅々田梅男こと、ララヴァイだ、おk?」

「は、はい」

えーーー?突っ込むとこしかないんですが…ララヴァイ?直訳で子守唄だけど…、後ボッチバレてるし、死にたい…

「あ、あのララヴァイはどうやって俺を殴ったの」

「あーこれはねえララヴァイの能力さ」

「の、能力ですか?」

「そ、能力、まあ説明は教師から聞いた方がいい、後自分の席に座った方がいいよ」

そう言って飛動は座った。

この学園はおかしい&面白そうだ

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