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欠陥学園  作者: 伊藤櫂二
2/8

ワンウィーク

         02クラス


俺、影山黒斗は『国立異陥学園』に入学した。はっきり言っておくがこの学校は普通じゃない、まず国立高校なのだが入学許可証が家に送られて入学式をせず学校が始まる。確か一昨日くらいに送られてきた。学園は自宅登校では無く寮に入って生活するのだが…昨日から寮にいるが人に合わないし自室はやたらめったら広い。自分の部屋より広い……豪華だな。ボッチの俺には勿体ない気がして落ち着かない。

そして学園に入学したという事になっているのに授業がない。学園のオリエンテーションも無い、正直学校に入学したと言う実感が無い、まあある訳が無いか。

俺がこの学園を本気で疑い始めた今日の夜、一通のメールが来た。

「明日の朝8時30までに自分のクラスに入って待機せよ。

クラスは下のURLから見てくれ」

俺は恐る恐るメールを下の方読んでいくと本当にURLがあった。まじかよ……。初めての学園側の指示なのでURLを開き確認してみた。どうやら俺は

      『GーaZ』

というクラス?らしい。あれ?これ本当にクラスですか?正直俺はハテナだらけだったが考えても拉致があかないので早めに寝ることにした。健康的だ。


翌日

俺は学園内を徘徊していた。マジで俺徘徊ジャーかよ…。実祭学園がやたら広いし教室らしき部屋が多い、後教室前にある

『3年2組』

的なプレートがあるのだが………昨日のURLから飛んだ変な英語みたいな物しか無い。

「誰か人居ねーかな?あ、俺会話できないじゃん」あーボッチだなー一人ノリツッコミって……ヤバい泣けてきた。死にたい。自分で自分の傷をえぐって歩いていると、目的の教室に着いたので取り敢えず確認する

プレート 『GーaZ』

メール 『GーaZ』

うん、あってる入りたく無い、古来からボッチは目立ってはいけないのだ、はっきり言おう、このタイミングだと100%目立ってしまう、目立つの怖えー。そんなボッチの葛藤を10分続けたのち、俺は諦めて教室に入る事にした、顔から火が出そうなのを我慢し、ソローっとドアを開け一歩目を踏み出した時俺は殴られた。

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