プロローグ
この作品が恐らくこのサイト処女作となります
初めてなので至らぬ点はあると思いますが、
どうぞ気楽に読んでいただけると幸いです
今回はプロローグのためかなり短めになっております。
私の命に価値はあるのか 籠の中で考える
見られるだけで 守られるだけで
命の価値は決まってしまう。
そんな私の価値は恐らく人以下
『 鳥の思想 』
レンゲン・アルマ
~〜〜〜~〜~〜~〜~〜~〜~〜~〜~〜~〜~〜~〜~〜
今日は太陽が眩しかった。
裏路地に差し込む強烈な光に、俺は目を細める。
「……俺達は、自由だ。」
背後から声。寂れ、無理やりひねり出したような声の持ち主に
俺は顔を向ける。
「これが自由だって?」
自分の声に、俺は驚いてしまう。
なんで笑っているのだろう。
なんで笑えるのだろう。
「これが自由だというなら…」
左腕に、ーー剣に付着した義父の血を振り払い、
俺は、吐き出した。
「糞食らえ。」
そうして見上げた空はやはり太陽が眩しかった。
ここまで読んでいただきありがとうございます!
感想評価などあれば是非是非どのようなものでもお願いします!
ほのぼの更新になりますがこれからもよろしくお願いします!!