前日
明日になれば、戦闘が始まる。
悪魔と戦うのは、初めてではないが甘く見れば殺されるのはこちらだ。
俺は、ルシファーを殺すまで死ねない。
そのために剣豪になったんだ。
相手がどいつでも負ける気がしない。
だが、相手が上級悪魔なら?
「あーもう!!考えても仕方がないな」
俺は、エミのために俺が使っているベットを貸してやり、俺はソファーで寝ることにした。
「~♪」
エミは、長旅で疲れも溜まっていたため先に風呂に入ることにした。
風呂場から鼻歌がきこえてくる。
『覗かないのか?』
「覗かねーよ!!!!」
『そうなのか?俺の前の主は、女性が風呂に行くとなれば覗きに行くぞ?』
「何て変態なんだ・・・なあ、ちょっと聞いていいか?」
『何だ?』
「お前は、何者なんだ?」
少し疑問に思っていた。何故、魔剣が話すのか。何故、親っさんに拾われたのか。
『前にも言っただろう?我は、魔剣ルーク。そして、マーリンが作った最高傑作だ。』
「何で剣が喋るんだよ?」
『それは・・・』
ルークが喋らなくなり、沈黙のみになる。
『我が、元々人間だからだ。』
「何?!」
『今話せるのはこれだけだ。』
「何で?」
『我もそれしか記憶がない。』
「そうなのか・・・じゃあ、何で親っさんに拾われたんだ?」
『それは、前の主が置いていった。』
「何だよ、それ・・・」
『仕方がない。不気味がっていたんだろ、喋る剣など・・・』
「そうかなー。最初は、確かに不気味だったけど面白いじゃないか。」
『面白いだと?我がか?』
「そうだよ。だって、暇にならないじゃん。ずっと人と会話ができるじゃないか!!」
『ハハハハハハッ!!!我を人間として話すだと?ククク、今までで貴様は、最高だ!!!』
「そんなに笑うことないだろ?」
『これから貴様を試させてもらおう。貴様は、今までの主より期待度しているぞ・・・』
「ああ、期待は裏切らないさ」
『フフフ・・・・・・』
「?。どうしたんだ?おい?」
『ぐぅZzz・・』
「眠る剣って・・・」
コイツは、楽しませてくれるよ。
元々人間とか信じるなんて思ってんのかよ。
信頼しすぎだろ・・・。だけど、冗談に聞こえなかった。俺は、・・・・・信じてやりたい。
「シルバさーん、タオルケットって、どこにあるんですかー?」
「あーごめんごめん、出すの忘れてたっ!!」
「いえいえ構いませんよー」
ルークを壁に掛け、風呂場の方へ向かう。
すると、、、。
「あ」
「あ」
エミリアは、素っ裸だった。
「ご、ごめ」
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
悲鳴、そして
バチーーーーン!!!!
俺は、完全ノックアウトだった。
「ごめんなさい!!依頼を受けてもらった上、家に泊まらせてもらうのに・・・グスッ。」
数分間、俺は、気絶していたらしい。
ビンタで気絶なんて・・・みっともないな。
「こっちこそごめん。裸見た俺が悪いんだし」
「もうお嫁にいけない・・・」
「それなら俺が貰ってやるよ」
決まった。この台詞ならどんな女でもイチコロだぜ。したことないけど。
「うぇぇぇぇぇぇぇん!!!」
「ごめんなさい冗談です!!!!」
エミは、泣き虫のようだ。
「ぐすっ、シルバさんは、ヒドイです。」
「うっ、本当にごめん」
「フフッ、冗談ですよ」
この娘、なかなかやるな!!
「エミは、何でここまで来たんだ?」
「え?」
「だって、近くに剣豪ぐらいいたはずだろ?1つの国に1人いるんだから。」
剣豪というのは、1つの国に1人の配属が決まっている。よほどの理由が無いかぎり変更は、ない。
「それが・・・・私の国の剣豪様は、殺されました。」
「何だって?!!」
「はい。驚くのは、無理はありません。」
驚くに決まっている。




