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新たな芽吹き②

ビットコインが気になっているコーフィー・ブラウンです。


どうか楽しんでください。

「ここか・・。」 オルト率いるA班は暗いダンジョンを十分に長い距離進む。

ズボッ 「うわっ!?」 「きゃっ!?」

石畳の上に水溜りが多くなってきたと思えば、

「沼だ。足元に気を付けろ。」

その時、先頭を歩いていたハルヒの前に、カエルの口が現れた。

「・・っ!離れろ!(ハルヒ)」 「ハルヒ!」

バックン 「な・・・。」 カエルに飲み込まれたものが、のどの辺りで動いているのが分かるが、すぐに

 さらに奥の方まで行ってしまったのか、カエルは次の獲物を探すように彼らを見る。

「グアアアアッ」 鳴き声で我を思い出したオルト、「スキャリーフロッグだ!とりあえず沼から出ろ!」


ザッザッザッ 森の中を進んでいく一同。

黄緑と橙色が特徴の旗が揺れ動く。

「ん?ここか・・・?」 「この付近のはずですが・・。」

「もしや・・。」 馬に乗った、いい感じに年を重ねた騎士が森に手を当てて、光(魔力)を流す。

すると、森の景色がまるでパズルのようにどんどんはがれていき、

ダンジョンの入り口が見えてくる。

しかし、その前に。

「通り過ぎればよかったものを。(レジン)」

「けっこーいるな!(アテリー)」

「僕一人で十分だよ。(イパル)」

「ってか何も言われてなくない?ブラック過ぎ!(ミリア)」

「今日は汚す気無かったんだけどなー。(ルピン)」

「さあ、生徒たちに負けておれんぞ!」 「はっ!」


すこしおろたえる騎士たち。

彼らを案内したと思われる冒険者たちは急いで騎士の方へ逃げ込んだ。

「案ずるな!同胞たちよ!我らが進展なる国、ミシン帝国の開拓精神を、あの者どもに刻み込め!」

うおーッ! 

五人の魔人と、総勢1140人の人間の争いが始まった。


フェンリルに乗って急ぐ二人。

前に乗せた焦るリクを見たヨシル。

「大丈夫だ。リク。私たちは負けないよ。」


一方、教場。

将棋のようなものをしている。

「おお、メシア。中々良い手を打つな。」

「ダトン、少し気が散っているぞ?」 ははははっ 楽しそうで何より。


フン!ズバアッ キイン!フン!グシャアッ

最年長とは思えぬ剣裁きをするレジン。


「ファイヤーアロー!」(イパル)500ぐらいの魔法陣から一斉に放たれる火の矢。


「サンダーパニッシュ!」何やら電気をまとうブーツを履き、騎士たちの鎧を粉々にするほど強いキック。


キイン! ズバッ ズバッ ググググッ・・ズバアン

五人を一気に両断するルピン。


本陣を前に、アテリー。

「おまえが大将だな。」

「いかにも、一騎打ちは辞退させてもらうが、かかれ!」

キイン!キイン! 応戦させられるアテリー。


「おいおい、ライユさん。何も言わずに始めないで下さいよ。」

「お前さんらはあの前の獣の遊び相手になっといてやれ。

その間に他を片付ける。」

「へーい。」


「くっそ!ハルヒを!返せー!」 オズが雷を拳にまとって攻撃するが、効いてない様子。

逆に水中に沈んだと思えば、驚きの速さで横から飛び出てくる。

「危ない!」ソナがオズにぶつかって避ける。

「皆!気を抜くな!やつらの弱点は頭頂だ!」オルトが声をかける。

「だからってどうするの!こっちが跳んだら食べられるだけよ!(クナナ)」

「・・・奴の姿勢を低くする!メルタル!ヨシル!奴の注意を引いてくれ!」 「うん!」

二人が左右から壁を駆けながら近づいていく。

「ソナ!オズ!奴の足元の床を壊せ!」 「了解!」

ドカアアン! カエルの前足が床の穴に落ち、上半身が完全に低くなった。

「今だ!クナナ!」 「上級魔法、ダークネスローズ。」 

ズシュアアアアッ 黒いバラがカエルの登頂に突き刺さって咲き誇る。

「よっしゃ!」 喜ぶオルト達。しかし奥からまだグアグア・・。と聞こえてくる。

「今のうちにハルヒを引っ張り出すぞ!」


バチッバチチッ 「うぐッ・・。」 首をつかまれるミリア。

他の教官も大接戦で助けにいけない。

「ミリア・・。」 集団を相手にしているレジンがその隙間から剣で刺されそうになるところを見る。

とその時、ズドオオン! レジンの周りの騎士が全員吹き飛んだ。

「やっとか・・。豪将。」 ガチギレのヨシル。

敵の大将のような男が、「避けろ!レイス!」

ズバッ ミリアを掴んでいた腕が切り離される。

「な・・・。」 一体何が・・。


すまない。皆、これは全部私の失態だ。

ー高級魔法 サンダーストームー

ゴゴゴゴゴゴッ ゴゴゴゴゴゴッ 「えっ。嘘・・・。(リク)」

一帯に雲が現れたかと思えば、それらが魔法陣の形をなしている。


「レシオンの娘よ。奴だけは敵に回すなよ。あんなのに勝てる気なんかせん。」 「えっ」


バリリリッ 白く紫がかった雷が光って魔法陣が一瞬見えた瞬間、

ズドーン! ズドーン! ズドーン! ズドーン! ズドーン! ズドーン!

「退け!退け!はやく!」腕を切られた騎士も持ち去られていく。

ズドーン! ズドーン・・・。


そしてそこに残っているのは私たち教官とあの人の腕、そして黒焦げになった死体の数々。


「リク、今ここら一帯の地面には強化魔法がかけられている。

さっきの雷に負けない魔法がな。地形を守るためでもあるが、おそらく地下のダンジョンにいる生徒を思ってのことだろう。」フェンリルはそう言って座り込んだ。

「・・・さすがは第六天よ。」

「ヨシルさん・・。」


「そんな無理に突っ込むな!距離をと・・」食べられそうになるオルト。

「アイスバーグ!(中級)」「メイナード!」 「オルト・・状況は?」

「スキャリーフロッグが5匹。ハルヒがあのカエルに食べられた。」

「ファイヤースピア!」(上級)ビシュン!

カエルが一匹倒れる。

「そっちはサナンがいていいな。(オルト)」

「あんなじゃじゃ馬の相手なんて大変すぎんだよ。(メイナード)」


一匹のカエルがテクタとセレンを襲う。

「プラントブレーク!」 木の壁が守る。「二人とも!あと十歩下がって!(ミノリ)」


翼を広げて空を飛ぶモルキー。「ん?」 トスレの背後にカエルが忍び寄るのが見えた。

ガバッ 「グアッ!」 モルキーが肉壁になって守る。

「やれ!トスレ!」「モルキー!そんな!」

グアッ そのカエルはあきらめるように沼に逃げようとする。

「逃がすな!トスレ!」 「うん!ウインドスマッシュ!」(中級)

グエエ!そこに、「トスレ!やるじゃない!(クナナ)」剣で頭を突き刺す。


オズがカエルの中からハルヒを救い出してくる。

しかしそこに二匹のカエル。

左をメルタル、右をサナン。ズドーン!

「やっぱり強いな。あの世代は。(メイナード)」


そこで教官たちがやってきて、食べられた中級生は全員助かった。


オズが「ソナ!」一人で夕陽を眺めていたソナは振り返って、「ん?」

「・・ありがとな。あの時。」 赤らめながら向き合う二人。

「・・・うん。」 涙ぐむソナ。 その後ろから、

「あなたたちってそんなによそよそしかったっけ?(ミノリ)」

ビクッとなるオズ。 「お、お前がいなくなったからだろ!」

「ん~。じゃあ!」 二人の肩を組むミノリ。

「もう一度、やり直すか!」


三人の背中を見るヨシルとリク。

「ありがとう。リク。やっぱり、これが一番だよ。」

「私、やっぱり・・。」 「おい!」 振り向くとフェンリル。

「名は何だ?」 「リク・レシオンです。」

「リク、お主の先の世に、幸、多からんことを。」 パアアアッ

「良いのですか?」 「ふん。あの時から決めていたことだ。それに、血は争わん。」



本作品を読んで頂きありがとうございます。


純粋な友情っていいですね(オジサン感想)。


これからも応援お願いします。

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