少し肌寒くなる頃は
掲載日:2022/01/05
いや、とくに当時なんかあったわけじゃないですけど。
少し肌寒くなる頃は 癖のある黒髪が蘇る
三年越しの追憶は 愛しくも戸惑うばかりさ
別れはまるで雨のように
いずれ二人に降りそそぐ見込みだった
遅かれ早かれではかるのも違う
未練と呼ぶにはあまりに穏やかすぎる この胸の内を
想い出の虜になるほど馬鹿げたことはないね
想い出の枷を千切るほど愚かなこともないね
想い出のドアを叩くほどみじめなことはないね
想い出の窓を塞ぐほどあきれたこともないね
少し肌寒くなる頃は 棘のある唇が恋しくて
新しい出逢い重ねれば 埋もれてしまうはずなのに
紅く染まる夕日のように
闇にのまれていくこともわかってたよ
少しでも永く そう望んでいた
昔話にはあまりに鮮烈すぎる 在りし日の僕は
想い出の檻に籠るほど馬鹿げたことはないね
想い出の鍵を失くすほど愚かなこともないね
想い出の墓を荒らすほどみじめなことはないね
想い出の声を殺すほどあきれたこともないね
なんかあったのかな?ってかんじの詩ですね(笑)
ほんと、寂しいくらいなんもないんですが。




