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出合、死者蘇生って命の価値を軽くしてしまう原因だと思います。

少しまた多めにしてみました。

 はあ、結局のところただからかわれた気がするな・・・・・。

「よし、気を取り直していくぞ。!」

『おー。が~んば~るぞ~?』

 うわっ。まだいたのか、これどうやって接続切ればいいんだ?

 ま、まあこれについては後でどうにかしよう。

『これってひどいにゃー。』

 ん。そういや名前無かったな・・・・・。

『早々に、名前が欲しいりゃー?』

 語尾が安定することが無い・・・・。ま、いいよ名前あげるよ。

『にゃ-い(わーい)?』

 ・・・・・・良し。私の名前は鴛宮 瓊坂だから。君の名前は鴛宮 魂羅だ!

『魂羅、魂羅!うん。だーいじにするよー。』

 喜んでいただいたようで、何よりだよ・・・・・。

『後スキルへの干渉権限ちょうーだい?』

 別にいいが・・・・なんかする時はちゃんと報告しろよ?

『にゃーい(はーい)』

 さてやるぞ。使い方は、っとどうするんかな?

『それにゃらぁ『無限(インフィニテット)計画書(プログラム)』に載ってたよ?』

 えっ本当?

『いえーす。ほいこらさっさ。』

 そう魂羅が言ったと同時に頭の中に魂羅が調べたであろう『無限計画書』のページの情報が流れ込んできた。

 おお、これいいな!

『れしょうー?(でしょうー?)』

 すごいすごい!と言いながら流れ込んできた情報を見ているとそこには

 ふむふむ。げ、詠唱がいるのか・・・・。

 中二病患者の人が唱えそうな詠唱が記されているではないか。

 これを見た瓊坂は、

「うーん。これを唱えるの嫌だな。」

 と、しばらく悩み挙句の果てに魂羅に頼ったりしたが

『わーい!難しいー文だー?』

 といった、アホッポイ感じの発言の為に、泣く泣く任せるのをあきらめたのであった。

 そしてさらに、五分間悩み続けようやく詠唱を始めだそうとしたのだが・・・・・。

「よし今度こそやるぞ!」

 これで俺の中二病が再発症したら彩愛銀を恨んでやるー。

『どうでもいいけど、そろそろ魂羅ちゃーん裸でさむーい。』

「あ。」

 完全に忘れてた!えっと服、服どどどどこにやったんだっけ?

『『収納庫(アイテムホール)』に入っているにゃー?』

 そ、そうだった。

「『収納庫』オープン!」

 あ、あったあった。わわわ和服の着方がわからない・・・・!。

『どうでもいいから、道着と同じ着方でいいーんじゃにゃーいー?』

 そそそ、そうだな。ととと、取り敢えずそうしようか。

『ハイハイぎゃんばってにゃー。(がんばってねー)』

 えっと・・・・・袖に腕を通して、帯を締めてと。

 和服ってか着物でいいかな、いや和服かな?

 んー。浴衣と着物って確かそんなに違いなかった気がするし今はどうでもいいか。

『間違っても手遅れになる前に蘇生することをお勧めしゅりゅよー。(お勧めするよ)』

 はっ、そうだった!

『勿論・・・忘れて無かったよね?』

 ハハハハハ。わわわ、忘れるわけないでしょう。

『ハイハイ、じゃあ頑張ってねー。』

 う、噓じゃないからね! 


 ――――――――――――――――♢ ♢ ♢ ♢ ♢――――――――――――――――


 よし今度こそやるぞ!

『ごめん最後に一個だけ良い?』

 ん。さっきよりなんだか少し真面目っぽい感じだけどなに?

『にゃー。そんなにーつんつんしたーこえださないでほしいにゃー?』

 で、なんですか?

『えっとね、鎌とか仮面も出して装備しておいてほしいにゃーて・・・ダメ?』

 んー。理由だけでも教えてほしい。納得できない。

『か、完全に赤の他人と接している感じになってしまってる・・・!』

 で、どうなんですか?

『【九骸天秤】の時に見たと思うけど神様がきゅれた(くれた)物って結構高い補正

 が、かるんだにゃー。』

 つまり、補正力で底上げして成功率をできるだけ上げようということですか?

『そ、そうゆうことだにゃー。』

 少しだけ魂羅が焦ったところが伝わってきましたがさてどうしましょうか。

 これ以上ふざけられると困りますが、まあ、ましな助言を出しましたし許しますか・・・。

「はあ。あまりふざけるなよ。」

『はい、かしこまりましたにゃー!』

 まだふざけてるし・・・・・。

「やるか。」

 あ、そうだ急いでちょっと検索かけてみようっと。

「『無限(インフィニテット)計画書(プログラム)』起動、検索開始。」

 検索対象:変身・早着替え

 《検索結果を提示します。》

 よしよし、あったあった。

「製作『装備交換』スタート。獲得するよ!」

 《製作を開始します   成功しました。スキル『装備交換』を獲得しました》

 よし発動。

 《交換する装備品を登録してください。》

 うへー。登録する必要があったんだ·····。

 えっと、取り敢えず『収納庫』の中のもの全部登録って事でいいかな?

『出来てるから早くしてほしいにゃー。』

 よし!もう一回『装備交換』発動!

 おお!今度はちゃんと全部装備されてる!

『じゃあ、今度こそ手遅れになる前にやって下しゃいねー・・・?。』

 よっしゃー!やるぞー!

『では、りょうぞー。』

 そう言われるのと同時に俺は、少女のに向かって天秤を向けてそよ風が吹き、小鳥がさえずる森の中で

 詠唱を開始した。

「今こそ地獄の門を叩こう。」

 そう唱え始めると同時に、【九骸天秤】の周りに魔法陣が展開された。

 更に、急に周りの生き物たちがいなくなったかのように静かになった。

「悲しむものがいるならば躊躇する必要などあるまい。

 この手より零れし一つの命どうか救い上げさせてほしい。私は、犠牲をいとわない。」

 自分の魔力が、ガリガリ削られていってるのが良くわかる。まだ【九骸天秤】に吸い込まれていってくれているからいいものの、一人でこれを制御しろとか言われたら間違いなく暴走さしてしまうであろう量だ。

「今宵、九つの犠牲をもって一つの命を救い上げん『九骸蘇生(ナインサクリファイス)』!」

 そう言い終わると同時に【九骸天秤】に込められた魔力が魔法陣を通して一人の少女の中に流れ込んでいき始めた。

「・・・・・ッ!・・・・ッッッ!!」

 入れ終わると同時に、案内役ちゃんの体がAEDを使われた人と同じように何回かおもいっきり撥ねたのでかなり驚いてしまった。

 そんな俺、を気にするわけでもなく、案内役ちゃんが勢いよく飛び起き

「きゃあ―――――!]

 と叫んだ後に暫く周りを見渡してっ、あっ死体を見て顔を青ざめてる。よく見たら結構美人っていうか

 委員長系の雰囲気の子だな。あ、こっち見たどうしたんだろう?

 ってあああ!そうだ、さっき魂羅が殺戮したばっかだから顔とかに飛び血が付いてる!

 そう、考えると自分が少し間抜けに思えて急いで服でごしごししていると。

 彼女は、少し笑いながらこう尋ねてきた。

「はじめまして。お名前をうかがってもよろしいですか?」

 後からだから言えることかもしれんが私は、この出合いに感謝する事になる····かどうかは神のみぞ知るって事今はでいいかな?

魔力の使い過ぎかな?何だか眠たくなってき···た····し···。

「おやすみなさい。」

「えっ!?ちょっと待ってください!」

なんか言っているけど、私にとって今は惰眠を貪ることが最優先なのだ。てなわけで、

「後よろしく〜。」

「ふえー!?」

そんなやり取りをしながら俺は、夢の世界に旅立ったのだった。

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