殲滅、口の中になにか入れていると安心しますよね?(皮膚でも鉄でも)
んー『収納庫』の中身を確認するか。多分さっきのステータスを見れたのは
『自己管理』の可能性もあるから一応やってみようそうでなくても効果がが確認できればよしだ。てなわけで『自己管理』・・・ッ!!危なっ!
『自己管理』を発動させようとそんなことしてしてたんだが。
しかし何というか完全に俺は棒立ち状態だった。
当たり前だけどナイフや剣を持った奴らの前でそんなことしていたらどうなるかなんて明白で・・・。
「その結果がこれですか。」
神界の方で見慣れてしまった自分の血液がまた軽肩のあたりから流れ出してしまった。軽く見積もってから刃が当たらない程度に下がってみたんだが、思いのほか葉が落ちてくるまでが早くて肩のあたりにかすってしまったようだ。
「にゅう?」
おっとっと。う~。今グラって来たなー。血を流しすぎたかな。そうだ!!
フフフ。私の場合は法則性とか、歪められるんだった。
「試しに回復魔法を・・・。」
やべっ。途中までは組み立て方は、何故かわかるんだが残り僅かの組み立て方がわからん。
「また油断してんのか!」
「はっ!死に晒せ、ガキ!」
「流石に、まだ死にたくないですよ!」
これでもかといいうくらいに一気襲い掛かられたら流石に避けれんのに、二人ふぁけって。
ううー。頭がくらくらするう。
まあ後ろの奴らは一旦様子見にってするみたいだしいいか。久々だけどいけるかな?
敵は左右の斜め前から刺突しに来ているから・・・。
「なっ!?」
「なに!?」
後は、軽く半身にして軽く振り返りつつ二人の間に割り込み、二人の手を誘導すればいい。
うーん。でも失敗かな?手に持ってるナイフがちゃんともう片方の手に刺さってないしなあ。
あっちゃ!奪ったナイフ(手に刺さったまんまの)があったんだった!まあいいや。
とここまで全部裸・・・・。なんか緊張感出ねーな。あとやる気が出ない。全部が全部めんどくさくて鬱陶しい。ああダメダメ切り替えて気分を明るくしとかないと!あっ。そういや『収納庫』の中になんか入っていたはず。これは、確認しないと!!しかしこの憂鬱感どうにかならんかな。全然気分が上がらんなあ。
まあ殺し合いで気分が上がっても困るけど・・・。
『収納庫』中身チェーック。
『収納庫』5/∞
【罪刃禍月】《神造武器》 :破壊成長
:殺戮成長
:破壊王
:粒子化
【九骸天秤】《神造魔具》 :九骸蘇生
:魂魄回収
:自動修復
:攻撃反射
:粒子化
:自己進化
【潜み見通す仮面シャドウ】 《神造魔具》 :存在偽装
:スキル偽装
:興味喪失
:粒子化
:終末観測
:自動修復
【虚構の衣】 《神造魔具》 :幽霊化
:透明化
:自動修復
:粒子化
【手紙】
内容:力が強化されたから、少し実験も兼ねて色々作って入れておいたよー!実際は暇し
に作ったから最強に強いってわけじゃないからねー!
後、案内役として一人そこに行くように言っておいたからその子を頼ってねー!
それから、わからないことがあったらギフトであげておいた『無限計画書』を見ておいてねー!
じゃ、またねー!
ふーん。じゃあ、そこで倒れているのが案内役ってことか。
ダメじゃねーか。神様。とにかく回復魔法のためにも・・・。
「『無限計画書』起動」
検索条件 回復魔法か身体修復で今の状況にあったやつ。スタート
《検索結果を提示します。》
ふーん。色々あるけど『自己再生』『回復魔法』とかが手軽でいいかな?
お!製作方法も載ってる!使用魔力、製作時消費魔力から見てもどっちも大して変わらんなあ。
今回はせっかく異世界来たってことで、魔法使ってみたいしとりあえず。『理弄り』を使って・・・。
「製作 『回復魔法』スタート!」
《製作を開始します 成功しました。スキル『回復魔法Lv1』を一時的に獲得しました。》
ふむ。使い方は大体理解した。
つまり、レシピさえ分かれば創れると。さらに、謎の声さんのが一時的と言ったところからずっと獲得できる作り方もあるよだな。
最初っから『鎌技』が入ってるってのはありがたいな。そこは、感謝だ。適当に入れとくって言ってたけど、ありがたいな。
じゃ、禍月を出して。
おお。男の浪漫を体現したかのような、心の電源切ってと。ふー。フフフ。フフフフフフフフフフ。
どす黒い大鎌だー。アハハ!ちょっと舐めてみようと。冷たくて鉄っぽい味がするな。うん。
テンション上がってきたー!さあさあ斬るよー!!。
「・・・ッッふ!」
「くっ・・・ぺ?」「・・・・はえ?」
後、八に~ん。
「頂きま~す。」
さあ。きって切って斬りまくろう。
「アハハハッハハハッハハハッ!?」
はっきり言えば、急に形勢逆転したせいで恐慌状態に陥っていた人たちを狩るのは簡単だった。
「一・二・三・四ー以下略~全部勝ったー!」
倒しがいが無かったなあ。
「ニュフフフフフフ。楽しい楽しい結末で―す。」
わーい。
余談だが、ハッキリ言ってバカになった俺が、見逃していた一人がこの状況を見ていて、結構な怪談として
語り継がれたのでした。
・・・・馬鹿みたい。