愉快、本題はまだ?
感想、ありがとうございます。頑張ります!
〘でわ、話を切り替えて本題に入りましょうー!〙
俺としてはさっきの話の方が今は、きになるんだけどな。
私がやらかした何かって実際何よ?
〘まあまあ、そう思わず聞いてくださいよー〙
「じゃあ、本題って何ですか?」
そう聞くと女の人は機嫌よく答えてくれた。それもさっきの話とおんなじくらいに重要なことを。
〘じゃあ、ちょっと長くなるけどまあゆっくりと聞いてねー〙
長い話か。嫌だなー。
私にとって、今状況は早く簡潔に理解したいんだけどな。
〘まあまあ、そう露骨に嫌がっている顔をしないでよ〙
そりゃあ、誰だって長い話は苦手意識をい抱いてしまうものでしょう。
〘ハイハイ。それじゃその話はまた今度ねー。
〘さてさて、この世界には文字通り才能を持つ人と持たない人に分かれていますねー。〙
うんうん、確かにそうだな。世の中には、時々努力じゃどうにもならないようなレベルの人達がいるな。
ところで、あなたは神ですか?
〘はい、その通りです。あなた達のことばでいえば私達は、神に分類されますよー。〙
マジかよ。だけど、これは喜ばしいことでもあるな。
「フフフフフフフフフフフフフ。」
やっと神様ってやつに会えた。うんうん、この事実だけで俺は十分楽しい。
こういった頂上的な事象の象徴は、会おうと思っても会えるものでもないしな。
〘おやおや、急に笑い出すから死んだことをショックに、ついに気が狂ったかと思いましたよー。〙
失礼な。折角神様ってのに会えたんだ、これで後百年は生きていけるくらいだよ。
〘ま、もう死んでいますがねー。〙
分かってますよ。ちょっと言葉の綾ってもんです。
〘そんなに神に会いたかったんですかー?〙
うーん。何と言いますかね。
「そう!私は、奇跡や神、他にはそうですねUFOやUMAなんてものもそういった意味では、この世のものではないような未知を見てみたかったのです。」
つまり俺は、ぜいたくな望みだが日常を飛び出した非日常に憧れたのだ。
そうは言っても、そういうのは全部、偶然に期待していたんだけどな。
〘ふんふん。日常故に非日常に憧れるですか。人間は、いつまでたっても非合理の塊ですねー。〙
「ほっといてください。」
暇だと少したのしくなるような楽しくなるような変化が欲しくなってしまうもんなんですよ。
思わず暇すぎて死のうかと思っていしまったくらいなんですから。
〘では本題に入りましょう。〙
「楽しい話を期待します。飛び切り笑える痛快無比なお話を、ね?」
〘それは、あなたの考え方次第です。〙
「了解しました。」
私にとって、死人である私にとって、時間はありふれているんですからいくらでも話を聞いてやろうじゃないですか。