表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/25

死亡、虫食いの記憶

「はあ・・・。」

つまらないなあ。本当につまらない。

「何で俺死んでんだよ・・・。」

思い返せばなかなかにいい人生だった。良き友人と、尊敬できる親に囲まれていた。まあ俺の性格は、壊滅的だったけどなかなかにいい人生だった。 だがしかし一つだけ欠点を上げるとすれば・・・・・。


「俺いつ死んだんだ?」


少なくとも俺は、普通に学校行って飯食って勉強してって生活してたはず。なら一体いつ?


〘こんにちは。瓊坂(たまさか)。〙


「うやっ!」


だだだだ誰だ?急に後ろに現れやがった。


「フフフフフ。可愛いですね。まさか、()()()()()をやらかした人とは、おもえませんねー。」


急に出てきたホンワカ系の金髪碧眼巨乳美女さんは、笑いながら気になること言った。


「あんなことって何ですか?」


〘さあ?なんでしょうねぇ?〙


「できれば答えてほしいのですが。」


〘だーめ。答えれませーん。〙


ニコニコして全く取り合ってくれないし、別の質問をするか。

とゆうか、笑顔怖いし。

俺の長所はあきらめの良いところ!


〘笑顔恐いって失礼ですよー。〙


心を読まれたのか!神様って・・・・。

や、神かどうかはわからないけど。

しかしほんとに何にもないな、お茶の一つでも出してほしいなー。

チラッチラッ。


〘恐いって、私からしたらあなたの方がヤバい人ですよ。あとお茶は出しませよー。〙


マジかほんとに何やらかしたんだ俺?


〘というかほんとに覚えてないようですねー。〙


うん?神様にとっても不測の事態なのか?

全くどうなってんだよ?

意味が分からないのは殺人鬼とヤンデレの心情だけでいいのに。


〘何と言うか、あなたが言うと何とも冗談になりませんねー。〙


およ?

別に私は殺人鬼でもヤンデレでもありませんよ?


〘当たり前ですー。あなたみたいなのに追いかけられたら相手の方がかわいそうですー。〙


まったくもってひどい言いようだ・・・・。

私への高感度が底辺をついている女神(仮)との最初の接触(ファーストコンタクト)は無機質な部屋の中でゆったりと始まったのであった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 話の流れがしっかりしている [一言] この先の話をとても楽しみに待っています!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ