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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

私と彼女、先生と生徒。ちょっと重いけど許してね、せんせい♥

作者: ヤンデレっ娘、可愛くね?

初心者っす。百合好きです。BLも片方が男の娘ならok。百合なら大体いけます。


この作者は少し腐っています

 


 電気が消え、カーテンの閉まった暗い部屋。その部屋の喘ぐ声に、悶える声、何かを我慢するような呻く声。




『ちゅっ』


 小さな音、



「「はぁ、んっ、んっんっんはぁ!」」


 激しい息づかい、



「もっろ、しへ?」

 呂律の回っていない口、涎が垂れ、服ははだけて胸が見える。私の上に乗っている彼女は私の跳ねた髪を撫でる。


 そして髪を撫でる彼女の手が頬に滑り、唇を優しく擦る、少しくすぐったい。

「!?んっ、んぇっ、ずぅっ!んちゅ、ぇ~」

 唇を撫でる手が、指が私の口に入り、舌を撫でる、それに反射的に吸い付き、指で舌を捕まれた。そのまま私の舌は外に引きずり出され


「ぴちゅ、くちゅ、ンッンッんあっ!」

 彼女の口に食べられた。甘い、大好きなチョコケーキより甘いっ。キスをしていると彼女の肌、体温、私に垂れる長い黒髪、そして私を感じる為に目を閉じ、集中してくれてる。それが嬉しく、目を閉じることに怒りを覚える!


 ガリッ!


「い、痛い!?」

「 ...あなたが、キスの時に目を瞑るからよ」

「ご、ごめんなさい」

「まぁいいわ。この時は他を考えないで、私だけを見てね」

 怯える顔はかわいいわね。けど、もっと快楽に喘ぐ声を!悦楽に浸る顔をもっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっと見たいの。


 昂ってきたわ、想像すれば下半身が熱くなる。早くと脳が急かす様だ。

「さあ、攻守逆転よ」


 今度は私がご主人様。気持ちよくしてあげる。




「え、ええっ」

 彼女は緊張してるのか、興奮しているのか、少し早口な返事。



 そしてまた体を重ねる。





 ■



 その子に出会ったのは偶然で、家庭教師として彼女の家に訪れた時でした。

 初めて会った時は外国のお姫様かと思った程です。フリルの付いたドレスを着て、同性とはいえ見ず知らずの人に警戒せず、整った小さな顔に笑顔を浮かべ、私の手を取って、早く勉強を教えて、と走り出す程には元気で勤勉なお姫様だと思いました。



 ■


 初めて彼女を見たとき時間が止まった。そう感じる程に彼女は美しかった。最低限の手入れしかされていない長い黒髪。黒渕の眼鏡を掛け、少しツリ目、撫で肩、少し猫背、170程の身長、何処を見ているのか彼女は学校鞄を片手にぶら下げ、ふらふらと歩いている。


 何故か分からないがその姿に一目惚れをしていた。


 毎日、通学路で彼女を見かけ、校内でも彼女を探した。そして名前を知り、住所を知り、彼女の好物も知った。そして彼女は金欠になった時、家庭教師のバイトをするらしい。これを聞いた時、彼女の生徒に鳴れば彼女に近付けると思い立った。


 家庭教師として彼女の評判は中々。勉強もできる方。運動神経は良いが、運動オンチ。好きな物はバームクーヘン。好きな音楽はアップテンポな感じ。友だちはそこそこ居る、性格はのんびり屋、好きな動物は猫。両親は共働き。


 けれど彼女の情報を探していると嫌な噂が耳に入った。それは彼女が社会人の彼氏が居るという噂。これを聞いた時初めて焦りが沸いた。


 そして時がきた。お母さんに頼み込んで彼女を家庭教師にしてもらい、彼女の好きな色のふわふわとしたドレスを着て、彼女にとっての第一印象を勤勉な少女という姿を見せ付ける。



 さぁ、ここから私の努力が実を結ぶか、泡に帰るか、私次第だ!



 ◆



 最近の日課となったお嬢様な生徒の家庭教師。今日も何時も通り。のはずだったんだけど....


「ねぇ、先生。こんどのテストが終わったらちょっと付き合ってくれない?先生にしか言えない話なんだっ!」


 .....


「先生?」


 ....ハッ!

「は、はい!」

「それでさっきの話なんだけど、さ。」

「あ、あの~、それって恋、のそ、相談?ってて、やつかな~なんて。」

「似たような感じ?」

 綺麗な髪をツインテにした生徒はツインテを指でクルクルと回し、頬は少し赤い。

 最近の後輩はマセテルナーアハハー。なんか負けた様な感じだー


「あ、ハイ。いいですよ。」



 .

 .

 .

 .

 .

 .

 .

 .

 .

 .

 .



 そしてテストが終わり、遂に来てしまった彼女の相談の日。どうしようか恋すら、というか一目惚れすらしたことの無い私がどうして恋愛相談ができよう。


「 ...生、先生?せーんせーい!」

「ハイィ?」

「なに、変な声だしてんの?」

「す、すみません、びっく『ジャラ』り、して?」


「ジャラ?」

「あ、やっと気付いた!」


 私の利き腕と彼女の左腕が手錠で繋がれていた。

  ...ナニコレ

「ナニコレ?」


「どお、先生?これで逃げられないよ?」



 ◎〓◎



「どお、先生?これで逃げられないよ?」


 都合よく先生が考え込んだ隙を狙い、頑丈な手錠を掛けた。

 椅子に座る先生の膝に乗っかる

「重いかもだけど、許してね?」


 先生の顔が近い、顔が熱い、心臓うるさい、多分人生で一番緊張してる。テストよりも初めて料理した時よりも。

 けれどそれらを無視し、先生に少しでもドキドキしてもらう為に、まずは先生の頬に手のひらを合わせ、顔を近付ける。


 そして

「「んっ!」」

 幸せ、大好きが止まらないっ!


 未だ呆然とする先生の脚に自分の大事なとこを擦り付ける。

「ちょっ!ちょっンッ!」 

「ンッ!ンチュッ!んへぁ、先生大好き!愛してる愛してる愛してる愛してる愛してるぅ~!」

 気持ちいい、ベロ柔らかい、今までで一番の気持ちいいだよっ!先生の机や、座った椅子、口に入れた食器、先生の体操着よりも一番だよっ。



「先生、愛してる」



 耳元で囁いた。





如何でしたでしょうか。処女作。初心者なんで至らない点が多いかとおもいますがご容赦を。


百合に乾杯!

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