第三話
登場人物
神姫 豊和
住吉 加奈子
加古川 涼太
あれから一週間が立ち模擬戦当日、ルールは相手を殺せるダメージを負わせること。使用武器は銃の場合は自由だが、ナイフの場合はアルミで出来た死なないナイフを使用する。ナイフや体には小型のダメージ算出機械が付いていた。対戦方式は、一組対一組のトーナメント戦。決勝は六回戦、
「はぁ〜一回戦から強い奴だ。」
俺はそう言葉をこぼす。俺と加奈子の一回戦は近接戦闘科一位の加古川 涼太と遠距離戦闘科の人だ、遠距離の人は、VSSを抱えているのでスナイパーか、対戦場所は学校なので見学生徒は校舎から離れた第二体育館でテレビ観戦だ。
「一回戦第一試合、始め!」
その声で試合が始まる俺たちは第一体育館、相手は校舎前のようだ。
まず加奈子が表口から出ていく、俺は走って裏口へ向かい回り道で校舎の壁に隠れる。すぐ隣では加奈子と加古川が対戦していた、俺は校舎の二階を見て
「やっぱりそこか」
二回の教室からはスナイパーがVSSを立てようとしていた。相手はまだきずいていないようなので、相手のVSSに向けて、学校から支給されたグロック17を向けるグロックの射程は五十メートルまでなのでぎりぎりとどく。そして相手がVSSを立てた瞬間
「アップリミッタ発動」
そして俺は相手の銃口が人の顔のサイズになる様に調節して、運動神経も最大にする。
「ファイヤ」
その瞬間みごとVSSの銃口の中にヒットしてVSSは四つに割れる、スナイパーは武器が無くなり隠れる。
「豊和くん次はこっち」
加奈子の声で振り向くと加奈子は加古川に苦戦していた。それをみて加奈子が攻撃魔法を放った瞬間、俺は加古川との距離を詰めてナイフで戦う。加古川は何とか回避したが加奈子の攻撃魔法に当たってしまいアラームがなるはずだがアラームはならない。それは彼の能力が原因だ。
「ダメージ軽減か」
俺は彼の能力を知っていたのでそこまで驚かないが、加奈子は驚きを隠しきれない。加奈子は次の魔法の準備をしてタイミングを見るが俺がグロックを発砲し奴に隙が出来た瞬間、俺は奴の両手を絡めとり思いっきり捻ると相手は痛がり身動きが取れなくなった時、俺は奴のにどんこを入れて離す、奴は動けずに膝をたてる。俺は五十センチの距離で心臓へ向けて発砲する、その瞬間加古川 涼太からアラームが鳴り試合は終了した。
どうもノブユキですこれからもよろしくお願いします