私の大好きなお兄ちゃんとの会話(仮)
私には大好きなお兄ちゃんがいます。
本当だよ!
あ~!もしかして二次元の男だろって思ってるでしょ!
違うもん。ちゃんと実在してるもん。
私のお兄ちゃんは私に優しくて家に帰ってきたらすぐに私に会いに来てくれるんだ~。
そらたまにはおかしなことをいったりもするけどそれは本当にたまにで私との会話に飽きてきたらそうゆう言葉を選ぶんだ~。
おかしなお兄ちゃんだよね。
だけど最近は私に会いに来てくれなくて別の女の人の所に行くことが多くなってきたの。あたしちょっと寂しくなってきちゃった。でね。あたしが話しかけてみてもまるで聞いてくれなくなってきたの。私、お兄ちゃんに嫌われたのかな?
それでお隣の朱美ちゃんに聞いてみたらあたしも前から話を聞いてもらえなくなってきたって言うからびっくり。
お兄ちゃん何か悩み事でもしてるのかな?
昔は朱美ちゃんや私や咲ちゃんにプレゼントとして花をくれてたのに最近は全然かまってくれない。お兄ちゃんは鬱になったのかな。心配だよお兄ちゃん‥‥。
それから数日が経ちお兄ちゃんは突然姿を消しました。
朱美ちゃんや咲ちゃんに聞いても知らないとしか言いません。
もちろん、必死に探しました。でもお兄ちゃんは探し出せず私は1人悲しみにうちひしがれました。でも他の人はお兄ちゃんがいなくなったことを気にしていないようでした。絶対に何かがおかしい。みんながお兄ちゃんを気にかけない訳がない。これは絶対なにかがあるに決まってる、そう思ったけれど私には何も出来ませんでした。いろいろしました。警察に言いにいったりもう一度自分で探してみたり。でも警察の人は私の話に見向きもしない。もう私には何も出来ません。だからお兄ちゃん‥‥私はここで待ってるから帰ってきて‥‥
お兄ちゃん「ようやく、いままで溜めてた積みゲーが終わったよ。ふぅ、疲れたー。ん?あれはなんだ」
俺が終わらした積みゲーを入れた段ポール箱を見るとひとつだけ明らかに存在感を放つゲームがあった。
お兄ちゃん「ラブラブ生活恋が暴走妹の愛か‥‥。こんなゲーム俺、持ってたっけ?まぁ全部終わらしたことだし少しだけでもやってみるか」
お兄ちゃんがいなくなってから1208日後
私は久しぶりにお兄ちゃんに合うことができた。