表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

私の大好きなお兄ちゃんとの会話(仮)

作者: とびうお

私には大好きなお兄ちゃんがいます。

本当だよ!

あ~!もしかして二次元の男だろって思ってるでしょ!

違うもん。ちゃんと実在してるもん。

私のお兄ちゃんは私に優しくて家に帰ってきたらすぐに私に会いに来てくれるんだ~。

そらたまにはおかしなことをいったりもするけどそれは本当にたまにで私との会話に飽きてきたらそうゆう言葉を選ぶんだ~。

おかしなお兄ちゃんだよね。

だけど最近は私に会いに来てくれなくて別の女の人の所に行くことが多くなってきたの。あたしちょっと寂しくなってきちゃった。でね。あたしが話しかけてみてもまるで聞いてくれなくなってきたの。私、お兄ちゃんに嫌われたのかな?

それでお隣の朱美ちゃんに聞いてみたらあたしも前から話を聞いてもらえなくなってきたって言うからびっくり。

お兄ちゃん何か悩み事でもしてるのかな?

昔は朱美ちゃんや私や咲ちゃんにプレゼントとして花をくれてたのに最近は全然かまってくれない。お兄ちゃんは鬱になったのかな。心配だよお兄ちゃん‥‥。


それから数日が経ちお兄ちゃんは突然姿を消しました。

朱美ちゃんや咲ちゃんに聞いても知らないとしか言いません。

もちろん、必死に探しました。でもお兄ちゃんは探し出せず私は1人悲しみにうちひしがれました。でも他の人はお兄ちゃんがいなくなったことを気にしていないようでした。絶対に何かがおかしい。みんながお兄ちゃんを気にかけない訳がない。これは絶対なにかがあるに決まってる、そう思ったけれど私には何も出来ませんでした。いろいろしました。警察に言いにいったりもう一度自分で探してみたり。でも警察の人は私の話に見向きもしない。もう私には何も出来ません。だからお兄ちゃん‥‥私はここで待ってるから帰ってきて‥‥


お兄ちゃん「ようやく、いままで溜めてた積みゲーが終わったよ。ふぅ、疲れたー。ん?あれはなんだ」


俺が終わらした積みゲーを入れた段ポール箱を見るとひとつだけ明らかに存在感を放つゲームがあった。


お兄ちゃん「ラブラブ生活恋が暴走妹の愛か‥‥。こんなゲーム俺、持ってたっけ?まぁ全部終わらしたことだし少しだけでもやってみるか」


お兄ちゃんがいなくなってから1208日後

私は久しぶりにお兄ちゃんに合うことができた。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ