00 プロローグ
さぁついに連載しちゃったやつ
ノリと勢いで書いた後悔はしたが反省はしない
テンションがおかしい気がするけど
気のせいだよ多分
*一部、短編と違います
追記
・家族を思い出す際に『姉』を追加
・スキルの説明文を改変
・一部の文章を改変
気がつくと何故か白しかない場所にいた。
ただ一つその場所には、歪な物があって……
「なんで!こんな所にカプセルトイがあるんだ!!!」
……そう、何故かカプセルトイ、通称ガチャガチャがあったのだツッコミを入れたボクは悪く無い
さらにその隣に【転生特典三回レバーを引いてね♪】とあからさま過ぎる書いてある看板があって
「……てんせい?ふぇ!転生って死なないと行けないということは、ボクってもしかして死んだ?」
自分の死という疑問に触れた瞬間した途端に、ボクの死んだ時の記憶が蘇る。
「ッ!…………はぁ、そういうことか、ここで待ってても神様とか来なさそうだし転生特典とか言うやつを引いてみるか」
カプセルトイのレバーを三回回す。カプセルが一つ出てきてそれを開けると
・無表情 ランクSSR
・記憶継続 ランクR
・隠密行動 ランクUR
と書かれた紙が出てきた。
「なんだこりゃ?」
そう言うと目の前に
––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––
【ステータス】
名前:名無し
種族:ヒューマン
評価:死者
状態変化:普通
レベル:1
《ユニークスキル》
隠密行動:+0
無表情 :+0
記憶継続:+?
《コモンスキル》
なし
––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––
と書かれた。ゲームのようなポップアップ画面が現れた。
「………いや別に死んでこんな場所に居るんだから、今更だね、うん、にしてもSSRにURって相当ボクって運がいいのかな?」
……いい加減一人で喋ってて虚しくなってきた。と言うか名無しとはなんだ名無しとは、ボクにはちゃんとした名前が、名前が……………………
「…ふぇ?」
思い出せない?どう言うことだ、今までの記憶が完全に思い出せる。ただ一つだけ、名前だけが、他人の名前や自分の名前がただの一つも思い出せない。
ボクの母親、父親、姉、妹、友達、その思い出は、ある、ただ何故か名前だけその思い出にない。
「……無いものは仕方ないか、別に他の記憶が
消えた訳ではないしね。………………そういえば今更だけどステータスって触れるのかな」
早速、触ってみると、
「なるほどね、触ると詳細が分かると」
分かったことは、
ステータス…その人の情報、スキルの確認
種族…現在の種族
評価…他の人からの評価、何か特別な効果はない。
状態変化…体調、毒や麻痺などを表示する。
レベル…魂の格。
ユニークスキル…先天性のスキル、自身に多大な影響を及ぼす。
コモンスキル…後天性のスキル、自身への影響は少ないが努力次第で強くなる
さらに、さっき引いたユニークスキルを触ると
名称:【隠密行動】
熟練度:+0
説明:
存在感を消すことができ、音や臭いも消せる
流石URと言うだけあってかなり強いと思う。
「……熟練度って何だろ」
熟練度…使えば使うほど上がり能力が強力される。限界値は10
「なるほどね、さて次」
名称:【無表情】
熟練度:+0
説明:
常に無表情になり、冷静に物事を判断できるようになる
「もしかしてこれ作った人、無表情の人を冷静で頭いいって思ってるのかな?まぁいいや次」
名称:【記憶継続】
熟練度:+?
説明:
記憶の封印、消去を無効化する、精神耐性を獲得し、さらに完全記憶ができる
「……これ本当にR?このレア度でコレって絶対これミスだよね。」
これでRはないわー、絶対SR以上だよこれ、
「…今更だけどさ、転生って今になったら始まるの?」
さっきからいろいろ確認しているが全然、転生する
素振りを全く見せないのだ。
少し考えている内に目の前のステータス画面が
––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––
転生しますか?
・はい
・いいえ
––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––
と言う表示に変わった。
……なんか凄く選択肢のはいが点滅してるんだよな
この空間にもう少し居ようかなーと考えるとチカッチカッチカッと点滅が早くなって
ずっと居ようかなーと考えるとチカチカチカチカチカと物凄く自己主張を激しくする。これってなんか絶対意識とかありそうだよなー
「なんか、面白いなー、ねぇねぇステータスさんステータスさん君意識とかあるよね。絶対あるやつだよね。」
なんか点滅が遅くなった気がする。
「ねぇもし聞こえてるんなら、一旦点滅やめて
はいの所で一回点滅して」
そう言うと観念したのか、点滅が止まり一回だけ光った。
「へぇーやっぱり意識あるんだ、ねぇこれから質問するからさ、あってるんならはいで点滅、間違ってたらいいえで点滅してくれる。」
"はい"で点滅した。
「ねぇこれってやっぱり異世界転生ってやつ?」
"はい"
「なるほど、じゃあ次、その世界は、魔法などがある世界?」
"はい"
「ふむふむ、じゃあボクが居た世界で時代は、中世ぐらい?」
"はい"
「……見事に異世界テンプレだね。まぁいいや、
最後の質問だよ。君は、神と呼ばれる存在かな?」
少し間が空いて、"はい"と点滅した。
「……うん、答えてくれてありがとね。いやーやっぱりここまでテンプレを貫いてんだから、神様だと
思ってたよ」
そう呟くとステータス画面の表示が変わり
"あなたみたいに勘が鋭くて、ここまで分かったのあなたくらいですよ。本当凄いですね。"
と表示を変えた。
「おや、まさか神様に褒められるとは、光栄だよ」
"……神だと、分かってもあなたは、態度をかえないのですね。"
「そりぁ、神様が望んでないでしょ、どうせ前までは、しっかりと一人一人合っていたけど転生者のセクハラやらチートよこせとか、ちゃんと話したいのに話を聞いてくれなかったから今みたいなのにしたんだよね。まぁボクの勝手な妄想だけどね。」
"いえ、あなたの考えは、当たっています。"
「そっか、神様も大変なんだね。」
"えぇ!そうですよ。ここが死後の世界だと分かると私にセクハラしてきたり、傲慢な態度でチート寄越せとかハレームしたい!とか言ってきたりもう散々なんです……………!すみませんあなたに言うことでは、ありませんでしたね。"
「いや、別に構わないよ、愚痴を聞くくらいなんてことないからね。」
……ありがとうございます。せっかく気づいてくれましたしあなたに加護を与えたいと思います。"
「加護?能力が強くなるとか?」
"確かに、そういうのもありますが、私のは、違います。向こうの世界の常識を知識として与えるのと、少し運が良くなります。"
「へぇーもらっていいの?」
"はい、私の愚痴に付き合ってくれたお礼です。
是非受け取ってください。"
「べつにいいのに、まぁ困るものじゃないし
もらっておくよ」
すると体が水色の光に包まれた。
「これで加護は、貰えたの?」
"はい、それでもう加護は付いています。
詳しい情報は転生後にご覧ください。
そろそろ転生しますか?"
「うん、もうやることなさそうだしね。」
"それでは"
そう画面が変わると体が暖色の光に包まれ、意識が消えて行く、その時に──
「あなたの旅路に祝福がありますように、」
そんな声が聞こえた気がした……………………………
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