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ガチャ転生 〜ボクっ娘は異世界を謳歌する〜  作者: むに
第四章 夏と精霊とボクっ娘と
47/59

30 新たな力


ステータス表示と権能獲得回です

あと今回のおまけガチャ転生劇場です。







授業の次の日、ボクは魔力最適化を会得するために

杖に流れる魔力をジッと見つめていた。


「むむむ………」


ボクは杖を置き、魔力操作で魔力最適化を再現する


「むぐぐぐ…………」


だが出来ないのだ、少しも変わる予兆を見せない

もしかしたらボクには魔法の才能が無いのかもしれないと思うほどである。


「ハァ……またダメだ」


(何十回試しても無理でしたね、まぁこの技術は

本来もっと経験を積んだ魔法使いが使えるものですし仕方無いですよ)


そうこの魔力最適化というのは熟練の魔法使いでやっと使用可能になるものでボクみたいな未熟者には到底手が届かないのだ


「分かってるよ……けどルシエルが出した課題だし出来ると思うんだけどな」


ルシエルが出した課題は、無理難題に思えてもやって見れば大抵は出来たのだ、それだけに何度も挑戦したが結果は変わらない


(……でしたら、気分転換に権能(システム)を獲得しますか?)


「え?もう二個目が手に入るの?聴いてないんだけど」


(集中を乱してはいけないと秘匿してました。)


「……まぁそれなら仕方ないか、それでどうすれば良いの?」


(はい、私に言えばランダムで権能が獲得できます。)


「え、ランダムなの?」


(ええ、何故かランダムです。能力はピーキーなものから万能としか言いようのないものまでさまざまです。早速抽選してみますか?)


「もちろん」


(では、抽選開始します。)


気のせいか何処からかドラム音が聴こえてくる

そして出てきた権能は


権能(システム)ビューティフル(超絶美人)を獲得しました。並びにステージ2へ昇格し、ステータス情報が更新されました。さらに熟練度の最大値が20から30へ更新しました。権能・天の声に機能が追加されました。)


怒涛の情報量が頭の中で響き渡り少し混乱しつつも

重要なものを拾い上げる


「ふぇ?………なぁにこれ?ビューティフル(超絶美人)?ふぇ?ふぇぇぇ!?」


え?え?え?え?訳が分からないよ!?ナニコレ?

よーし一旦落ち着こう、深呼吸深呼吸、すぅーふぅー

……で蒼月コレなに?


(……添付されていた情報によると『この者に世界一の美貌を与えありとあらゆるものを魅了させる』とのことです。)


「つまり、ボクをとびっきりの美人にするってことだよね、自分で言うのも何だけどボクってば元々かなりの美人だよ!?それに乗算されるんだよ?絶対ヤバイって」


ボクは何となく嫌な予感がしつつも部屋に置いてある

鏡を覗き込む、するとそこにはとんでもない美人が居た

正直自分で自分に惚れ込みそうなくらいであり

同時にそりぁこの美貌ならあの説明も納得だよと思った。


「…………」


(シルビア?シルビア!!)


「ハッ、ボクに見惚れてたみたい」


(……この権能危険ですね、精神耐性があるシルビアですら魅了されかけましたしこれで外に出たらどうなることやら)


「……この顔で外に出たら」


想像する自分がこの顔で外に出て行く姿を

……どう考えても嫌な想像しか出てこない

具体的に言うとアレだ、有名人を出待ちするファンみたいになる確信できる絶対なる


「うへぇ、これもし社交会とかに出ちゃったら面倒なことになりそう」


(ええ、そうですねところでステータス情報が更新されたのですが見ますか?)


「ああうん見る」


正直逃避気味に呟く



––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

【ステータス】《ステージ:2》

名前:シルビア・ローストルフィ(12)

種族:ヒューマン

評価:厨二病令嬢

状態変化:最大魔力量消費・影ノ領域シャドウディメンション

加護:自然と豊穣の女神・混沌の聖霊

称号:転生者、神の加護を受ける者、魔法狂(まほうきょう)、聖霊と契約する者、世界に認められし者


レベル:40 ↑6UP

魔力量:2300/2378



【スキル一覧】


権能(システム)

 ├ インフォメーション(天の声)+1

  ├解析時間短縮+1

  └解析能力強化+1

 └ ビューティフル(超絶美人)+0


特殊(ユニーク)

├《隠者:10/30》   ↑3UP

 ├存在感操作:17/30 ↑3UP

 ├成長促進 :2/5    

 ├音無効化 :4/5   

 └体臭無効化:4/5   


├《無表情:17/30》  ↑4UP

 ├感情看破:7/10   ↑1UP

 └常時冷静:13/30  ↑3UP


└《記憶継続:12/30》 ↑2UP

 ├完全記憶:MAX     ↑1UP

 ├精神耐性:22/50  ↑2UP

 ├記憶削除不可:MAX

 └記憶封印不可:MAX


└《混沌》

 └ 因子(ファクター):MAX


└《黒魔法:9/30》   ↑3UP

 ├基本魔法:MAX     ↑1UP

 └影魔法 :7/10   ↑1UP

 

 


通常(コモン)


-武術-


└《糸術:10/30》   ↑1UP

 ├切断力付与:1/50

 └粘着力付与:1/50


-生産-


└《裁縫:12/30》   ↑2UP

 └ 精密作業:7/50


-魔法-


└《魔力操作:19/30》 ↑1UP

 ├魔力隠蔽 :17/50 ↑1UP

 ├魔力物質化:19/50 ↑3UP

 ├魔力効率化:18/50 ↑3UP

 └精密操作 :16/50 ↑4UP

 

└《魔力察知:17/30》 ↑2UP

 └魔力感知:21/50  ↑4UP


└《身体強化:19/30》 ↑2UP

 ├全身強化:24/50  ↑4UP

 └部分強化:17/30  ↑3UP



––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––


えぇとまず増えたのは魔力量かな?

どうやら現在の魔力を数値化してくれるらしい

あと蒼月(天の声)の欄に何か追加されている


解析関係のものが強化されている

特に解析時間短縮が嬉しいね

……この+1ってなに?前の熟練度表記みたいだけど


(それはどれだけ強化されているかを表す数値で

1の状態だと全体の一割強化されるようです。

ちなみに限界値は10です。)


へぇー、どうやったら増えるの?


(どうやらこの強化値は普通に使っているだけでは上昇せず特殊な方法新たな権能などの獲得により上がるようです。)


それは頑張らなくちゃね、でもまずは魔力最適化をなんとかしないとなぁ


……間に合うかな、間に合うと良いなぁ







おまけ


【ガチャ転生劇場④】


シ「第四回目だー!シルビアさんと」

蒼「蒼月です。」


シ「いやー随分と期間が空いたね」

蒼「作者がテンション乗らなかったのもありますがね」

シ「結局はモチベだからね、ほぼノリで書いてる作者にとってモチベが無いとツライんだよね」


シ「まぁそれはそうと今回は新たな権能

 【ビューティフル(超絶美人)】とか言うの

  手に入れたんだけど………作者は何故こんなの

  にしたんだろうね」

蒼「あぁ確か新しい権能出すときに

 "シルビアってかなりの美人って設定だけど

 さらに足したらいいか"とか言う浅はかな思いで

 書いたらしいですからね」

シ「そのせいでボクが大変な目に遭うんだけどね」


蒼「ところで最近作者が百合の好きな男性を意味する言葉、『姫男子』とか言うのを知ったらしいのですが」

シ「あぁ『百合豚』しか知らなかったし

 基本そんなの調べないのと調べるんだったら

 百合を見るからね」


シ「あと作者、最近何に影響されたのか

 ボイストレーニングをし始めたんだよね」

蒼「何故ですか?」

シ「どうやらコロナのせいで暇だったので

 動画サイトの音楽動画を再生して歌ってたの

 そして気分がノってきて自分の声って

 意外と高いんじゃね?と思い至り自分の声を

 録音してみたらめっちゃ低くて絶望したみたい」

蒼「あぁ、自分の声を録音して聞くと

 気持ち悪いですし自分にとっては高い声でも

 他人から聞くと低い声なんてよくありますし」

シ「で、なんでそう聞こえるのか調べたところ

 自分の声というのは自分が発した音を

 自分の耳で聞いて認識した音と

 ノドを震わせて出た音が骨を伝って脳内に響いて

 認識した音が混ざったものらしく

 歌手さんでも気持ち悪いと

 感じることがあるみたい」

蒼「そうだったのですか、あと関係無いですが

 作者はどんな歌を歌ってたのですか?」

シ「えぇとねボカロ系だね、天ノ弱とか」

蒼「それって結構音高かった気がするのですが」

シ「……うん、高いよでも自己満で頑張ってた」

蒼「……………」


シ「と、と言うことで次回予告!」

蒼「さざめく波、潮の香りが乗った風、シルビアは

  起きるとなぜか海に居た!?」

シ「その日はルシエルの授業、ルシエルの仕業かと

  思ったのだが………」

蒼「次回!『31 さざめく波と……』」


シ「じゃあ、最後に暇だったら感想か、下にある

評価の【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にしてくれると、このコーナーが番外編として出てくるかもしれないのでよろしく!」


シ・蒼「「では次回もお楽しみに!」」


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