閑話 父親の苦悩
シルビアの父親の閑話です。
11 鑑定の儀 前日の裏話的な感じ
……何故かシルビア視点の時は筆記が進むんですが
別の視点だとあまり進まないんですよね
全然設定考えてないせいだと思いますが
とある日の真夜中
◇
私はハルト・ローストルフィ、公爵家現当主だ
突然だが私には二人の子供がいる
息子のマルクスと娘のシルビアだ
そして息子のマルクスは母親が居ないからか
荒れているようだ……
母親、つまり私の妻は諸事情により今は居ない
……たまに姿を現してるが
まぁそのせいでたまにシルビアに当たっているそうだ
母親が居ないストレスをシルビアにぶつけているの
だろう、あの子もあの子で妻に似ており
透き通るかのような綺麗な金髪に
宝石のようにキラキラした紅い瞳
シルクのような白く綺麗な肌
聴くもの全てを魅了する美声
これで、顔も整っているのだ
おまけに無表情なせいでまるで人形か天使のように
感じてしまう
まるで鏡写しのようになっており
妻を幼少期の姿にしたみたいなのだ
私に似ている所は感情の起伏が薄いくらいだな
……多少贔屓してもしかたなかろう
娘が可愛すぎるのだ
……まぁそのせいで悩んでいるのもあるが
娘は可愛いそれは周知の事実だ
社交会などにはまだ早いと思いまだ出してないが
さらに色んなことに才能を持っている
賢者……ルシエルからも何故か習ってもいないのに
魔力察知と魔力操作を覚えており
しかも普通では難しい応用技まで出来たそうだ
普通、貴族の娘は、他の貴族との繋がりを深める為に
嫁がせるのが一般的だ
だがどんなものにも例外はあり
政略結婚などをさせずに補佐として残す貴族もいるそうだ
だから私は娘の好きなようにさせることにした
私は私のように辛い思いをさせたく無いし
学園に行かせて卒業したらあの子に何がしたいか
聞いてみるとしよう
場合によっては公爵家を出るかも知れんからな
私の都合で娘の人生を振り回すのは良く無いだろう
……娘が自由に伸び伸びと育っていくことを
神に祈るとしよう
どうか何者にも邪魔されず自分の人生を歩めるように
と祈るとどこからか
"貴方の願いは聞き届けました"
という優しく綺麗な声が聞こえた気がしたが
……仕事の疲れか、それとも暇な神の戯れか
まぁどっちにしても叶うとうれしいものだ
そんなことを考えている内に夜が明けてしまった
明日が娘の鑑定の儀か、
娘のことだからすごい結果を残すのだろうな
実に楽しみだ
……流石に寝ないとダメそうだ
このまま、起きてたら執事のロベルトに無理矢理に
でも寝かせられそうだしな
◇
おまけ
【シルビアの父親について】
このシルビアの父親はシルビアからは
常に怖い顔をしているとのことだが
別に本人が怒ってる訳ではなく
ただ単に表情の起伏が薄いだけなのだ
その点で言えばシルビアと似ていると言える
そのせいで冷徹公爵と呼ばれてたとか
ちなみに容姿は
月の光のような銀髪に
見るもの全てを凍えさせる冷徹の碧眼に
常に感情の薄い香り
まぁこれがかっこいいのだがな
by冷徹の妻




