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第102話 断罪

※総合pvが10万を超えました。これからも頑張ります。


前回のあらすじ

べオルフを倒したユーマ達は、べオルフを最低限の治療をして身柄を拘束する。

その直後に暁の大地と合流し、ユーマはクレイル達に王子のヘラルが一連の事件の真の黒幕だという事を話す。

クレイルからも黒の獣によって誘拐された人達の従魔が皆殺しにされた事を聞かされ、ヘラルに対して一同は怒りを燃やす。

ヘラルとべオルフを然るべき場所で裁く為、ユーマ達はヘラルとべオルフ、生き残っていた黒の獣を纏め、コレットと攫われた人々と合流して王都へ帰還した。

 ここは王都にある王城の玉座の間だ。

 本来は国王に謁見したりする時とかに入るのだが、今回は違う。

 玉座に座っているアベルクス国王が見下ろしているのは、両手を魔封じの枷で拘束され座らされている、第1王子のヘラルだ。

 その後ろには、数人の貴族が同じく魔封じの枷を着けられて座らされている。


 国王の傍ではヴィクトリア王妃、第2王子のルドルフ王子、その双子の妹の第1王女のアンリエッタ王女が、冷たい視線を送っている。

 それはまるで見たくもない物を見ている様な眼だ。


 僕達銀月の翼、暁の大地、赤黒の魔竜も玉座の間の端で事を見守っている。


「ヘラル、この度の事件、一体どういうつもりだ?」


 国王が静かに、かつ低い声で問うた。


 その声に反応し、ヘラルや後ろの貴族達はビクッと体を震わせる。


「犯罪組織、黒の獣に街の人々を誘拐する様に依頼し、この国に甚大な恐怖と被害をもたらした事、どういうつもりだ?」


「父上、それは冤罪です。私はそのような依頼は出しておりません」


 それに対し、ヘラルは堂々と自分はやっていないと発言した。

 この期に及んでその発言か。

 ここまで来ると、寧ろ感心したくなるな。


 だがそんな言葉を信じる程、国王は甘くはない。


「嘘をつくな。お前に依頼されて事件を起こしたと、黒の獣のリーダー、『黒牙』のべオルフからしっかりと証言が取れている。言い逃れは許さんぞ」


 あのゼルギウスの滝の洞窟の戦いの後、僕達はヘラルとべオルフ、まだ生きていた黒の獣数人を引き連れて王都へ帰還した。


 その後すぐギルドへ向かい、ギルドと騎士団の両方に経緯を話した。


 最初はギルドマスターも騎士団長も、王子がこの事件の黒幕だという事に若干半信半疑だったが、いち早く意識が戻ったべオルフの尋問で、ヘラルからの依頼で動いたと全てを吐いた。


 べオルフは意識を取り戻して状況確認して、自分が捕まりもう逃げ場がないと悟った為、自分がヘラルの依頼で事件を起こした事、ヘラルから前金で破格の報酬を貰っていた事、事件をヘラルが解決した後身分を変えて爵位を貰う筈だった事、その約束を反故にされ斬りかかってきたヘラルを返り討ちにし、従魔のフレイムタイガーを殺した事、僕達が対峙した時に語った事を全て話した。


 一応嘘を言っている可能性も考慮し、アインの自白の鱗粉を吸わせてもう1度喋らせてみたが、やはり同じ事を話した事から、ギルドマスター達は確信を得て正式にヘラルを捕らえたのだ。


 そしてその事は国王にも報告が届いていた為、ヘラルの言い逃れの嘘は通用しなかった。


「そしてその嘘が通用しない理由はもう1つある。ヘラルよ、お前は何故あの洞窟にいた?」


「ど……どういう意味でしょうか?」


「あのゼルギウスの滝の裏に洞窟があり、そこが黒の獣のアジトだという事を知っていたのは、先日その一員を捕らえ、聞き出したそこの暁の大地、銀月の翼、赤黒の魔竜の者達とその場にいた騎士達、そして王都のギルドマスター、ブルーザ殿と、私のみだ。私の場合は城に報告に来たギルドの使いが渡した、ブルーザ殿からの手紙で黒の獣のアジトの事を知った。そして、私はゼルギウスの滝の裏のアジトがあるとはヴィクトリア達にすら言っていない。誰かが情報操作している可能性があった為、迂闊に周りには言えなかったからな。つまり、この城では私しかアジトの事は知らないという事だ。よって、お前は()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()という事だ」


「そ……それは……」


 ヘラルはその指摘を聞き、顔色が真っ青になった。


「それにあの日、謹慎中だったお前が姿を消した事は、多くの者が知っている。そして、その脱走を手引きしたのが、そこにいるシハンス財務大臣を始めとする過激派の者達だという事も調べがついている」


 そう、ヘラルの後ろに拘束されている貴族は、全て過激派の残りの貴族達だ。


「シハンス大臣達の行いは、そこにいるコレット殿の従魔、ティターニアのアイン殿によって自白済みだ。そいつらが黒の獣についての情報操作をして、捜査を撹乱させていた事もな」


 国王はそう言いながら、皆の視線をコレットとアインに集めさせた。


 実は僕達がギルドで報告した後、そのまま騎士団によってお城に来た僕達は国王とルドルフ殿下に頼まれ、あの貴族達の尋問を頼まれたのだ。


 最初は話が追い付かなかったけど、あの貴族達がヴィダールの率いていた過激派の残りだという事を知り、僕達は「じゃあ遠慮はいらないかな」という感じで尋問した。

 僕も個人的には過激派にはいい印象を抱いていなかったからね。


 その結果、シハンス大臣が筆頭になって過激派の貴族が黒の獣の起こした誘拐事件の情報操作を行い、ギルドや騎士が手掛かりを得られない様にしたり、ヘラルに事件の経過を報告していたという事が分かった。

 因みに僕達がエルネスタの街で捕らえた黒の獣も、こいつらが情報操作して潜入させたとの事だ。

 他にもヘラルの今回の計画に賛同したのも、彼を次期王にする為にしたという証言も取れた。


「これ程の証拠、証言があり、お前はそれでも自分はやっていないと言い張るのか?」


「そ……それは……」


 ヘラルは到頭何も言い返す事が出来なくなり、顔色が真っ青になったり真っ白になったりした。


 本当はこの場でアインの鱗粉で自白させる事も出来るのだが、国王が自分の身内が起こした事は自分がカタを着けると言ったので、僕達は事を見守る方針を貫いた。


 暫くこの場の沈黙が続いたが、それを破ったのはその空気に堪え切れなくなったヘラルの方だった。


 彼は全てを自白した。


 自分は国王や王妃から全く信用されていない事を自覚し、更に弟と妹のルドルフ王子とアンリエッタ王女が次々と結果を出し、自分の評価が皆無だという事に焦りを感じた事。

 それなら王位継承権を得る為に最高の功績を積もうと画策した事。

 シハンス大臣に黒の獣のアジトの情報を集めさせ、自らべオルフの所に赴きこの誘拐事件を起こさせる依頼を出した事。

 その際の前金の報酬は城から国家予算を持ち出した物だという事が分かった。

 攫った人達を自分達の好きな様にしてもいいといった事。

 更に誘拐した人達の従魔は、殺して自分達の財産にしてもいいと言った事。

 国中の街から行方不明者を出し、全ての街から行方不明者が出たら自分が黒の獣のアジトに乗り込み、べオルフを含む黒の獣を全て討伐して誘拐された人達を救出し、証拠となる者は全て死んでいる為、自分は国を脅かした犯罪組織を討伐し攫われた人々を救った英雄になり、その功績で王位継承権を得ようとした事。

 そしてその権限で、鉱山奴隷となったヴィダールを始めとする過激派の者達を解放して再び貴族にしようとした事。


 ヘラルが語り終えた頃には、国王、王妃、ルドルフ王子、アンリエッタ王女のヘラルを見る目は、既に人を見る者の目ではなかった。

 僕達はというと、その計画の非人道さに言葉が出なかった。


「お前という奴は……なんという事をしてくれたのだ。お前のくだらない野望の為に、多くの若者や子供の人生が台無しになったのだぞ。それに従魔を殺すとは、お前は自分のした事が分かっているのか」


 国王の怒りは尤もだ。


 誘拐された人達は僕達に保護された後、現在はルドルフ王子とアンリエッタ王女が創設した福祉施設で療養されているが、彼らの受けた心の傷は余りにも深い。

 中には半年間監禁されていた者もいるが、その中にはまだ幼い子供までいるのだから。

 特に女性は黒の獣の奴らの慰み者にもされていて、その被害は幼い子供にまで及んでいる。


 しかも、誘拐された者の中にはまだ従魔契約していない者もいたが、その大半は既に従魔契約をしていた為、その人達は全て従魔を殺されている。


 その心の傷は、従魔を殺された事だけでなく、奴隷にされた事も大きい。

 奴隷にされた者は、後から解放されてもその経歴に奴隷堕ちになったという記録が一生残ってしまう。

 そうなると、今後まともな仕事に就くのが難しくなり、経歴問わずになれる冒険者か、それこそ表には言えない様な裏の仕事の2つの選択肢になってしまう。

 例え違法奴隷だったとしても、1度でも奴隷になっているとその人を雇って大丈夫なのかという疑念が生まれ、中々冒険者以外の仕事でやっていく事が難しいからだ。


 従魔はその人の生涯のパートナーで、掛け替えのない存在というのがこの世界での認識だ。

 人の中には、その従魔の特徴を生かして冒険者だけでなく、薬師や解体業、商人や運び屋などを選ぶ人もいる。

 例えば最弱の魔物のスライムは、そのジェル状の体を分泌させて、軟膏などの塗り薬の原料にする事が出来、人々の生活を縁の下で支えている。

 たかがスライムと言われても、基本的に仕事に役に立たない従魔という物は存在しない。

 だがその従魔がいなければ、志望していた仕事が出来なくなったり、その希望が無くなってしまい、やはり前途の2つの選択肢になってしまう。


 だが冒険者になっても僕達みたいに必ず成功する訳ではないので、ヘラルによって奴隷に堕とされ、従魔を殺された人達の殆どは、その人生の未来を奪われてしまったのだ。


「それに何より、お前のした事は、お前だけではなく、このアルビラ王家の信用も大きく落としてしまったのだ。お前だけの信用が無くなるだけならまだしも、王家その物の信用が無くなってしまうと、国が崩壊したり他国からの糾弾も激しくなってしまう。お前はそれだけの事をしたのだ」


 そう。

 この事実が周りに知られてしまうと、最悪王家を恨む民衆によるクーデターが起こったり、王族の責任問題として他国から激しい糾弾の嵐に襲われてしまう。


 ヘラルがやった事は、ただ人々を苦しめただけでなく、このアルビラ王国その物の未来を闇に引き込んでしまう程の物だ。


「今まではお前がその傲慢な性格を直し、1人の王族としてやり直してくれる事を願っていたが、こうなっては仕方がない。私は1人の父親として、国王として、その責務を全うする」


「父上?」


 国王は一瞬間を開けてヘラルに告げた。


「ヘラルよ、たった今この時を持って、お前を王位継承権の剥奪、王家から追放、更に国外追放として鉱山奴隷の終身刑を言い渡す! その奴隷先となる鉱山は、デスペラード帝国の領内にあるタイグレスト鉱山だ。お前はそこで鉱山奴隷をしつつ己の犯した罪を償うのだ!」


「なっ……!?」


 ヘラルは目を見開き、口を限界まで開きながら驚愕していた。


 本来これ程の事件を起こしたならば、死罪で斬首刑となってもおかしくはないが、それでは例え公開処刑にしても国民の罵声がその時しか聞けず死も一瞬で訪れてそれで終わってしまう為、殆ど苦しむ事も出来ない。

 そこで国王は敢えて死罪にせずに、生き地獄を味わさせる事にした様だ。


 鉱山奴隷は犯罪を犯した者が辿る終着点の様なもので、鉱山でトンネルを掘ったりする作業を食事と寝る時間以外で延々と行われる。

 しかしその食事も硬いパン1個と、寝る時間も僅かという過酷な環境な為、それが終身刑である以上、ヘラルは死ぬその時までその生活を強いられる事になるのだ。


 また奴隷先となる鉱山は所謂巨大な監獄である為、そこに看守や獄卒みたいな役割の人もいる。

 その人達によって、奴隷となった者はトンネル堀で肉体的に、その人達に肉体的にだけでなく精神的にも痛めつけられる事がある。

 特に貴族や商会の会頭のような権力を持った者が鉱山奴隷になった場合、徹底的にマークされて可愛がられる傾向がある。

 ましてや元王族のヘラルが行けば、それはとびっきりのカモとなり、壮絶な苦しみを味わう事になるだろう。


 つまり、ヘラルは苦しめられた人達の苦しみや悲しみなどを遥かに濃縮した苦しみを一気に味わうという事だ。

 これ程相応しく重い罰はないだろう。


「待ってください、父上! 私は!」


「詳しい事は追って伝える。それまでは、地下牢で待つがよい。この大罪人を連れていけ」


 国王の命を受けた兵士2人がヘラルの両腕をつかみ、立ち上がらせた。


「放せ、お前達! 母上、助けてください! ルドルフ! アンリエッタ! お前達の兄が大変なのだぞ! 助けたらどうなんだ!?」


 ヘラルは必死に抵抗しながら、王妃とルドルフ王子とアンリエッタ王女に助けを求めた。


 だが、


「お黙りなさい。これはあなたが蒔いた種です。自分の犯した事は、自分で責任を取りなさい」


 王妃は冷たく突き放した。


「兄上、私は何度も言いましたよね。王族として民が誇れる様な人間になってくださいと。だがあなたはそれを怠り、あまつさえこんな事件を起こした。もうあなたには構いきれません。それに……」


「この際ですのではっきり言っておきますが、私とルドルフお兄様は、これまで1度たりとも、あなたの事を兄と思った事はありませんでした」


「何だと!?」


「今までは体裁面の事もありあなたの事を兄上と呼んでいましたが、本当はあなたの事は兄とは思っていませんでした。私の兄妹はこのアンリエッタだけでした」


「私もお兄様はルドルフお兄様だけです」


 その言葉があまりにも衝撃的だったのか、ヘラルは絶句していた。

 でも同情はできない。

 ヘラルが今までルドルフ王子達に迷惑をかけていたのは、僕達や国中の人達全てが知っていた事だ。

 それでいて、こんな事件を起こしたあいつに同情する奴なんて、過激派の貴族を除けばまずいないだろう。


 王子達に止めを刺されたヘラルは、まるで抜け殻の様になり兵士に引き摺られていった。


「そしてシハンス大臣、過激派に属していた者達よ、お前達にも罰を下す。お前達も貴族の身分を剥奪し、国外へ追放、他国へ鉱山奴隷とする!」


 その宣言と共に、過激派の貴族達も兵士に連れられ牢へと連行されていった。


 暫くして、国王は僕達を正面に来させ、向き合う形で国王は口を開いた。


「暁の大地、銀月の翼、赤国の魔竜の者達よ。この度はこの国を脅かしてきた犯罪組織の壊滅、加えてその組織に接触した者の捕縛、攫われた者の救出と保護、それらを行ってくれた事に感謝する」


 国王はそう言いながら深く頭を下げた。


 なんだか僕達、エリアル王国のロンドベル国王と言いアルビラ王国のアベルクス国王と言い、国家元首に頭を下げられる事が多いような気がするけど、いいのかな?


「皆さんには感謝してもしきれない。この度に何か褒美を与えたい処なのだが、1番に爵位が思いつくがどうだろうか?」


「申し訳ありませんが遠慮します」


 お父さんが代表して辞退してくれた。

 爵位はあっても僕達には必要ないし、寧ろあっても困る。

 お父さんが遠慮したら、国王は予想していた様でホッとした様な表情をした。


 どうやらこれは一種の前口上の様なものなのだろう。

 これ程の功績を上げた者には1番に与えられる褒美と言ったら確かに爵位だが、僕達はそれを欲しがっていない。

 それは国王も分かっているが、それでもやっぱり言っておく必要があるのだろう。


「そうか。ではそれ以外の褒美として、まず黒の獣に懸けられていた懸賞金、リーダーの黒牙のべオルフに懸けられていた懸賞金に加え、城からの褒美に白金貨1000枚を授けよう。それならどうだろうか?」


 どうやらこっちの方が本命の様だ。

 お父さんが代表して、僕達は快くその褒美を受け取る事になった。


 その褒美を受け取った後、僕達はヘラル達のその後を聞いた。


 まずヘラルはこの後デスペラード帝国のアイザック皇帝に連絡を取り、その領内のタイグレスト鉱山へ護送される事になった。

 タイグレスト鉱山はこのアスタリスクに数ある鉱山の中でも、帝国だけではなく他国からも重大犯罪者がやってくる世界最大の刑務所でもあり監獄の様な鉱山らしい。

 その規模もとても大きく、この鉱山に入れられたら最後、2度と日の光を浴びる事も出来ないと言われる。

 まさに終身刑を送るに相応しい場所ともいえる。


 次にべオルフだが、奴は2日後に死罪で公開処刑される事になった。

 これまで国内で死罪になった者は少ないそうだが、べオルフの場合はこれまでに犯した罪が大きい為鉱山奴隷では足りないので、処刑される事になった。


 過激派の貴族や残っていた黒の獣は、国外追放で鉱山奴隷となり、ヘラルと同じ末路を辿る事になりそうだ。


 かくして、アルビラ王国を脅かしていた犯罪組織は、たまたま里帰りしていた冒険者とその家族と仲間によって完全に消滅し、国の未来を奪おうとしていた者達は全て排除されたのであった。

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お待ちしております。


次回予告

事件は終息し、ユーマ達は誘拐された人達のその後を知るべく、ルドルフとアンリエッタの案内の許、福祉施設を訪れる。

攫われた人々の今後を聞かされ、ルドルフは今度は自分達が頑張る番だと気合を入れる。

そしてルドルフとアンリエッタは、ユーマ達にあるお願いをする。


次回、友として


次回は18日に更新します。

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