甲子園(二百文字小説)
掲載日:2018/08/15
「もしもし、母さん」
「お前かい。どうしたんだい?」
「高校野球を観に行きたいのでお金を振り込んで欲しいんだ」
「そうかい。いくら振り込めばいいんだい?」
母があっさり振込を承知してくれたので、息子は一瞬唖然としたが、
「五万円あれば、大丈夫だと思うよ」
「わかったよ、今日振り込むよ」
翌日、息子は出発の準備をして駅へ向かい、ATMで引き出そうとしたが、入金されていなかった。
「振り込むよ」詐欺誕生の瞬間だった。
「もしもし、母さん」
「お前かい。どうしたんだい?」
「高校野球を観に行きたいのでお金を振り込んで欲しいんだ」
「そうかい。いくら振り込めばいいんだい?」
母があっさり振込を承知してくれたので、息子は一瞬唖然としたが、
「五万円あれば、大丈夫だと思うよ」
「わかったよ、今日振り込むよ」
翌日、息子は出発の準備をして駅へ向かい、ATMで引き出そうとしたが、入金されていなかった。
「振り込むよ」詐欺誕生の瞬間だった。