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どうせなら異世界で最強目指します  作者: DAX
第十章【帝国】
279/318

盗食と初恋




ーガサガサッー


ーハムッー


ーングングー


ーガッー


ーモグモグー


ーゴクンー




 ある日、私の職場にそんな不可解な音が聞こえた。



 私の名前はターニャ・【割愛】・ハイメナス。


 【あのハイメナス一族】の分家の分家の末端。

 正確には【あのハイメナス一族】、と言うのは本家の事を指す。なので、私自身は一般市民と然程変わり無い。

 歳は17の小娘。

 戦闘に関しては本家と比べるべくもなく才能はなし。

 一応これでも若くしてお城でメイドを勤めさせて貰っているが、その程度だ。


 因みに名前に【割愛】と表記したが、正確には物凄く長い名前が用意されているので割愛させてもらった。

 ハイメナス家は特殊な家柄で、血統的に本家に近ければ近いほど名前が短いのだ。

 つまり……そういうことである。


 そして私は極小の貴族でありながら、三女と言う立場だ。もう意味は分かるかな?

 そう、私はどこかの家に嫁入りするしか道はないのだ。

 大姉様の旦那様が婿入りし、(一応)ハイメナスの家を継ぐため、私は家を出るしか道がない。


 そんなわけで……お父様が私の相手を見繕ってくれる間、私はお城にご奉仕という形で勤めさせて貰っている。

 私の人生は何の楽しみもない、ありふれた、普通の貴族の人生……




 そんなある日、お城の食糧庫から食糧が無くなる事件が発生した。


 最近色々あって城に出入りしてる者が多いが、最高の警備と細心の注意を払っているにも関わらず、食糧庫が荒らされたのだ。

 小さな動物すら侵入を許さないお城なのに有り得ない。

 同僚の子達も不安がっている。

 おまけに昼間なんか国産最高級のパンまでヤられた……


 そんな私に白羽の矢がたった。

 これでもお城の第10メイド隊のリーダーを任されてる私だ。

 私が何とかしなければ。

 当然の責務と言われればそれまでだけど……



 大戦が終結してから今我が国には各国の重鎮が滞在している。

 粗相なんてあろうものなら即刻死罪だ。

 取り分け、御出しするお食事に何かあったなんて陛下にしられたら……

 そう……これは同僚だけではない、私の為でもある。


 私、ターニャ・割愛・ハイメナスとその仲間達による……ありふれた私の人生に起きた小さな難事件に挑む物語だ。




 なんて頭の中で大層なモノローグが流れているが、実際は地味なただの張り込み。

 食糧庫の空き樽に身を潜めているだけ。



「うう、暗いし狭い……」


 本当なら今頃、豪華な食事をお出しした後、シェフの作ってくれる賄い料理を食べていた筈なのに。

 おまけに今日の私の仕事は、【ある部屋】の掃除を済ませたら終わりだった……



「あの人、まだ寝てるのかな……?」


 不意に思い出す。

 その、ある部屋では最重要人物が今も眠りについている。

 黒髪の綺麗な顔立ちの男性。

 眠っているのにどこか気品があって、見ているだけでドキドキしてくる。

 他の子達もその部屋の掃除当番だとやけに張り切り出す。



「まぁ恋人がいるみたいだけどね……」


 彼の傍にはいつも、女の私から見ても凄く綺麗な魔人族の女性の姿があった。

 心配そうに彼を見つめる瞳が潤んでいて、こっちまで切なくなる。



「…………私も恋愛したかったなぁ~……」


 なんて、ため息混じりに呟いた時だった。



ーギィイイ……ー



「!?」


 食糧庫の扉がゆっくりと開かれた。

 既に各国の方々へのお食事の時間は済んでいる。

 今のこの時間に食糧庫を開ける者なんていない筈だ。

 心臓が高鳴る。



「…………お、上手そうな肉」



「!?」


 犯人だ!

 間違いない!

 食糧庫にあるSランクのお肉を見つけたんだ!


 それにしても……まだ若い男の子の声だ。

 わ、私に捕まえられるかな……

 小動物が犯人だと淡い期待を抱いていたけど……

 ううぅ……

 でも……や、やるしかないよね?



「うまっ! なんだこのベーコン、柔らかくて旨いな。昼間食べたまん丸のパンも旨かったし、挟んで食べたら無敵だな……モグモグ」



 絶対、間違いない!

 昼間の最高級パンもこいつの仕業だ!

 絶対、許さないんだから!!



「ングッ! 喉、にっ……み、水……」



 しめた!

 奴め、喉に肉を詰まらせたな!

 今が絶好のチャンスだ!!



「み、見つけたわよ犯人!! お城の食糧を……きゃっ!?」

「んべっ!!」


 いった~……

 勢いよく樽から飛び出たら、相手の顎に頭をぶつけてしまった。

 まさか私の入ってた樽の傍にいたなんて……



「いってぇ……ま、まぁお陰で喉に詰まったの飲み込めたから結果オーライか……」



 し、しまった……

 まさか最大のチャンスを最大のピンチに変えてしまうなんて……

 おまけに顎へのダメージもそんなだし……

 でも、今更後には退けない……



「お、お城の食糧を漁るなんて……わ、私が許さないわよ……そ、それに衛兵を呼んだら……す、直ぐに駆けつけてくるんだから!」


 い、言えたわ!

 怖いけど、私はハッキリと堂々と言えたわ!



「あちゃ~見つかったか。て、君の方こそ何してたの? まさか摘み食い?」

「し、失礼ね! 私はお城の食糧庫を漁る犯人を待ち伏せていたの! つ、摘み食いなんて今はしてないし!!」


 何よ、こいつ……

 暗くてよくは見えないけど、絶対にヘラヘラと笑ってるわ。

 おまけに摘み食いなんて……女性に対して失礼すぎる。



「今はって……以前はやってたの?」

「なっ! なんであんたがそれを……リーダーになってからはやってないのに……あなた天才なの?」


「…………マジか、天然って初めて見たわ」

「?」


 彼は呆れて?いた。



「にしても、ここの肉って滅茶旨いな……モグモグ」



 信じらんない。

 この状況でまた食べるなんて。


「また食べっ……! ああっ!!」

「どした!?」


「あ、貴方それ……明日陛下に御出しする予定の……ランクZEROの超超最高級のアーク豚のお肉……」

「そうなんだモグ……超うまいモグ……ベーコンみたいなのに、しっかりしてて、おまけに舌でとろけるし、神秘の味だなモグ」


「食べながら感想言わないでよ! 私だって年に一回くらいしか食べれないのに!」

「…………一口食べる?」


「え、嘘、いいの?」

「モグモグ」



 彼は口の中で頬張りながら、持ってるお肉の欠片を差し出してきた。

 ゴクリ……

 違った……

 ジュルリ……

 まだ食べていないのに唾液が涎になる。



「い、頂くわ……」


 私はお肉に噛みついた。



「頂くんだ……」

「? モグモグ……」


 よく聞こえなかった。

 てか、やっぱ美味しい!

 まだ調理してないのにこの味!

 幸せ~

 もう死んでもいいやぁ……




「なっ、誰が食糧庫を開けた!!」


 突然、食糧庫の外から衛兵さんの怒鳴り声が聞こえる。

 何をそんなに慌ててるのだろう?



「おい、中に誰かいるのか!!」


「は~い」

「ちょ、バカかっ!?」


 思わず返事をした。

 だって口の中が幸せ過ぎて、この幸せを分けてあげたくなったんだもん。




ーピイイイイイイイイィィィィィィー




 お城に警笛が響き渡る。



「………………しま…っ!」


 顔が青ざめる。

 こんな時間に食糧庫に入る人がいない事は、このお城に勤めていたら嫌でも知ってる。

 つまり……それは食糧泥棒だ。


 私がここにいるのは樽に隠れて犯人を捕まえる為だと、衛兵さんも知ってる筈だ。

 でも……

 私は一緒に食べてしまった……

 犯人からの卑劣な誘惑に負け、共犯にさせられてしまった。


 そしていくら弁明して、皆が私を庇ってくれても、陛下はこんな事を知らない。

 こんな下らない事が陛下のお耳に入ったら……

 私は問答無用で死罪だ……

 うう……



「終わった……」


 膝から崩れ落ちる。

 まだ恋人……じゃなくて嫁入り先も決まっていないのに。

 こんな若くて可愛い私が、お肉をたった一切れ食べて死刑だなんて……



「逃げるぞ」

「えっ……?」


 犯人からの意外な提案だった。

 暗いがなんとなく判る……彼はニヤリと笑ってる。

 まさか……楽しんでるの?



「きゃっ!?」


 犯人は私を軽々と抱き抱えた。

 そう、荷物を脇で抱える様に……



「む、無理よ! ここには最強の警備を誇る最高の騎士達が沢山いるのよ! 逃げたって……」


 そう、いつかは捕まる……

 ただでさえ死罪確定なのに、これ以上罪なんか重ねたら……私は来世でも不幸な美少女確定だ。



「しっかり……捕まって、ろ!」

「きゃっ!?」


「がはっ……」


 彼は私を抱き抱えたまま、入り口外にいた衛兵さんの顔に蹴りをお見舞いした。

 衛兵さんはそのまま廊下に倒れ込んだ。



「嘘……神器もないのに……」


 彼は素足で、ランクBはあるであろう衛兵さんを事も無げに倒した。

 我が目を疑った。



「よし、逃げるか」

「…………」


 ここにきて漸く彼の顔がまともに見えた。

 凄く整った顔立ち。

 そしてそんな顔が屈託ない笑顔を私に向けている。


ードキッー


 心臓が高鳴る。

 もしかして……これが恋?




 その後の私と彼による逃走劇は敢えて語るまい。


 簡単に言うなら彼は凄まじかった。

 神器もないのに……正確には神器は持っているみたいだが一回も発動させず、彼はワラワラと這い出る黒い虫のようにエンカウントする兵士達を軽くあしらった。

 片手で私を抱き抱えたまま……


 だが私と彼の逃走劇も暫くして終わりを迎えた。


 天城の一階、中央広間……2階へと続く階段と、反対側には外に通じる巨大な扉が見える。

 でも私達は……ついに無数の兵士達に取り囲まれた。

 万事休す、だ。



「すっげぇ数」


 それでも彼の態度は変わらない。

 ケラケラと楽しそうに屈託なく笑ってる。

 ただ、その顔には逃走劇の途中で手に入れた布を顔に巻きつけて素顔を隠しているけど。



「…………です」

「ん?」


「もういいです……私は、もういいです…………」

「…………諦めるんだ?」


「へ?」

「確かに俺達は罪を犯した、普通ならきちんと罪を償うべきだ」


 あ、ちゃんと分かってたんだ。



「でも俺は君みたいに諦める事だけは絶対にしない。ちゃんと罪に対しての正当な償いをするまでは、俺は絶対に諦めない」

「犯人さん……」


 ?

 なんかカッコいいけど、言ってる事はよく分からない。



「つまり……君は死を覚悟してるみたいだけど、摘み食い程度で殺されるのは間違ってるって事」

「!?」


 ああ、この人は凄い。

 全部、お見通しなんだ。

 なんて、なんて、真っ直ぐな人なのだろう……

 私は、この犯人さんが好きだ。

 真っ直ぐな瞳で私を見つめる、その目が好きだ。



「わ、分かりました……こ、これでも第10メイド隊のメイドリーダーの1人……わ、私も、私も最後まで……諦めません! 死ぬ、その時まで、生にしがみついてやります!」

「…………へぇ、俺結構君の事好きかも」


 なっ!?

 なぁぁぁぁああああっっっっ!!!?

 な、何言っちゃってんの、この人は!?

 出会って間もないのに、もう告白されてしまった!

 これが噂のモテ期なの!?

 そ、そりゃ……私も、す、す、す、好きだけど……




「そこまでで御座るよ」


「「!?」」


 無数の兵士達の中から1人の男性が現れた。

 嘘……

 この人が、こんな案件に……



「ゼロマル、様……」


 アーク帝国最強の六花仙が一人、牡丹のゼロマル。

 特殊スキル邪眼で隠してる為、誰も本名を知らない謎の人。

 ダメだ……いくら犯人さんが強くても、この人に敵う筈がない。



「ゼロマル? でもステータスにはフウ……」

「ちょ、ま、待つで御座る! 何故、某の真名を!?」


 あれ?

 あんな慌てふためくゼロマル様は初めて見た。

 なんだろう、この雰囲気。

 ピリピリと張り詰めていた空気が、霧散していく感じ。



「栄えある天城に忍び込んだ、不届き者め……某が成敗するで御座る」

「いや、忍はお前だろ?」


「そ、そんな忍だなんて……て、照れるで御座るな」

「…………」

「…………」

「「…………」」


 ゼロマル様は照れているのか体をモジモジさせている。

 犯人さんも、私も、この場にいた兵士達も呆れ返った。



「と、兎に角……天城に忍び込んだだけでも万死に値するのに、かような淑女を人質に取るとは、男の風上にも置けぬ! 某が引導を渡すで御座るよ!」


 ゼロマル様は短刀の神器を発動させ構える。



「へぇ面白そうだ。この女を人質に逃げ出すつもりだったけど、あんたと戦うのは面白そうだ」

「!?」


 何言ってるの、犯人さん?

 だって、それじゃあ……



「もういいや」

「? きゃっ!?」


 犯人さんは私を放り投げた。

 私は近くにいた兵士さんに抱き止められる。



「ほう……男の風上にも置けぬと言った発言は取り消すで御座るよ」

「そりゃ、どうも」


 犯人さんは言いながら、どこからか木の刀を取り出した。



「大丈夫でしたか? お怪我は?」

「ち、違……違うの……」


 私を抱き止めた兵士さんに尋ねられるが、耳に入ってこない。



「もう大丈夫ですよ。ゼロマル様がいますし、我々もいます。安心して下さい」

「彼は……彼は……」


 兵士さんがドヤってくるが、気持ち悪い。

 本当は私も摘み食いした。

 なのにこれじゃあ、彼1人だけが犯人になってしまう。

 私も、私も……



「ダメーー!!」


 私はありったけの声で叫んだ。




「いくで御座るよ!」

「こい、忍者野郎!」


 彼らは駆け出す。

 一瞬にして互いに間合いを詰めると、彼らは相手に斬りかかった。

 刀と刀がぶつかるが犯人さんは押し負けた。



「……能力【不壊】で御座るか?」

「へぇ判るんだ」


「これでもSランクで御座る。ランクによる差か、神器の能力で押し勝ったかの違いくらい判るで御座るよ」

「そりゃ大したもんだ」


「……殺すには惜しい強さで御座る。ちゃんと罪を償えば、某が陛下に六花仙へ推薦するで御座るよ」

「そりゃ光栄だ」


 凄い。

 あのゼロマル様にあそこまで言わせるなんて。

 それもたったの一度で。

 それに、これなら二人とも助かるかも……

 お願い犯人さん、もう諦めて。



「……でも、悪いけど俺はあんたと戦う方が面白い」



 そんな……



「残念で御座るよ」


 ゼロマル様は本当に残念そうだった。



「それに……」

「!?」


「もう勝った気でいるのか?」

「いつの間に!?」


 へ?

 気づいたら犯人さんは一瞬にしてゼロマル様の背後に回っていた。



「八双・無の位 ただの袈裟斬り!」


 犯人さんはゼロマル様を斬り飛ばす。



「がっ!」

「おら、どうした! 忍者ってその程度か!!」


「な、舐めるな!! で御座る!」



 それからゼロマル様と犯人さんの一進一退の攻防が繰り広げられた。

 え、説明不足?

 だって速すぎて見えないんだもん!

 周りにいる兵士さん達でさえ、キョロキョロと見回わしているが、全く二人の速さについていけていない。

 そんなの私に見える筈がないじゃない!





「はぁ、はぁ、はぁ……ぐっ、強すぎるで、御座る……」

「あんたもまぁまぁだったよ」



 数分に渡る攻防は終わりを迎えた。

 誰が予想出来ただろう。

 まさか、帝国最強の一人が膝をつけてるなんて……

 しかも犯人さんは木刀一本……

 犯人さん、貴方は一体……




「竜斗様っ!!」


 すると2階から階段で降りてくる女性が叫んだ。

 いつも【あの部屋】で憂いた眼をする女性。

 今、このアーク帝国に滞在する重要人物の一人だ。

 て、竜斗様?



「よお、レイナ! 久しぶり!! 久しぶり? 久しぶり、なのか?」


 犯人さんは顔を覆う布を剥ぎ取って、レイナ様へ元気よく挨拶する。

 しかし犯人さんは段々と首を傾げた。



 犯人さん……いや、彼の名は天原竜斗。

 あの部屋で眠っていた最重要人物。

 天真戦争の英雄。

 噂では、ホウライ王国三大行事・闘王祭の天王にて、ギルドを闘王へと導いた立役者。

 二つ名は、天剣。

 四傑、六花仙、七極聖よりも強く、魔族の救世主。

 ランクZERO。


 この世界、最強の人間。




 私の淡い初恋は、衝撃の事実と共にあっさりと終わりを迎えた……

 そうこれは、難事件に挑む物語でも、ましてや愛の逃走劇でもない……

 ただの、初恋と失恋のお話……




執筆所要時間、三時間!


こういう話書くの大好きです。

何も考えなくていいし、勢いだけで書けるお話。

設定も今後の展開も気にしなくていいだけの閑話?的、お話。


というより、ここ最近までのお話を書くのがほんの少し苦痛でした。

この後から最終話までの展開を繋げるのを考えるだけでヤル気が削がれていたのを実感する日々でした。

仕事が忙しかったという、体のいい言い訳を自分にしながら休憩してました。


その反動が今回のお話。

超楽しかったです!


と、いうわけで……今までも今後も不定期更新になるとは思いますが、よろしくお願いいたします(なるべく短いスパンで更新するようには努めます!)。

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