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どうせなら異世界で最強目指します  作者: DAX
第九章【王国】
252/318

天地と英雄




「どうしたクウマ……いや、天使ウリエル……お前の強さはその程度か?」

 息を切らし体はボロボロで上半身は裸のエンマ……だが表情は不敵に笑っていた。



「くっ、この死に損ないが……!」

 ウリエルは歯軋りする。

 目の前の取るに足らないと思っていた人間の英雄……


 だが立ち上がってきてから徐々にだが致命傷を与えれなくなっていた。

 寧ろ強くなっている様だった……



「ま、まさか……ランクの壁を?」

 ウリエルはハッと気づく。


「力が……溢れる……今なら……誰にも負けはせん!!」

「っ!?」


 エンマは駆け出した。

 その手に【高天原】と【宝雷】を握りしめて……



「クラフト流剣術、クロスブレイズ!!」

「ぐっ!!」


 エンマは十字に剣を振るった。

 ウリエルはなんとかそれを受け止める。

 本来なら余裕で受け止められる筈が、エンマの勢いに圧倒される。



「どうした、四神器クロノスは使わないのか?」

「くっ……」


 斬り結びながらエンマはウリエルを挑発した。

 二人は知っている。

 確かにクロノスの能力【即死】は驚異であった。斬った相手を死に至らしめる能力。

 だがそれは遥か格下にだけ有効な能力であった。


 ランクZEROのウリエルが使っても、Sランクの者にはその効果が発揮されなかった。

 それは、かつて何度もアリスの体を斬り刻んで証明されている。



「図に乗るなああああっ!! 人間風情が!!」

 ウリエルは力を込めて剣を振るった。

 エンマは飛び退きそれを躱した。


俺様(・・)は【天地のウリエル】!! 天と地を司る四大天使が一柱!! お前ごとき人間が敵う相手じゃねーんだよ!!」

 どこか丁寧だったウリエルの口調が乱暴になる。


 そして転移の神器でエンマの後ろに一瞬で転移する。

 【薔薇のゼータ】を超える転移のスペシャリスト……それがウリエルだった。

 スキル【天羅】は空間把握の最上位スキル……

 スキル【天動】は大地に立つモノを把握するスキル……


 天地のウリエルと呼ぶに相応しいスキルだった。



「死ね、糞がっ!!」

 ウリエルは本気の一撃を繰り出す。

 乱暴な剣技だが、速さだけは一級品。

 反応できる者など限られていた。


 だが……



「バ、バカな……!」

「…………この程度か?」


 エンマはそれを【宝雷】で受け止める。

 うっすらだが宝雷の刃に光が纏われていた。



「バカな!? 宝雷は【光属性】!! エンマ、貴様に光属性のスキルはなかった筈だ!!」

 ウリエルは焦るように激昂する。


「さあな、そんなこと俺が知るか!!」

 エンマは力強く剣を振るい、ウリエルを薙ぎ払う。



 今、エンマは限界を超えた。

 Sランクの壁を超え、ミロクに次いでSSランクへと至る。

 同時に後天スキルに【属性<光>】が目覚める。


 王国中から集まる無数の小さな光……それが今、宝雷の刃へと集まる。



「クラフト流剣術秘技・次元殺界!!」

 エンマの握る刀、高天原の刃が伸びる。

 竜斗と戦った時と同じ様に、その刃は空間を行き来し、剣の牢獄と呼ぶべき剣技で、ウリエルを閉じ込める。



「舐めるな! アルカ様より授かりしスキル【天羅】は空間を支配する力だ!! 俺にそんな技が効くか!!」

 刃を難なく躱すウリエルは、最後に高天原の刃を手で掴むと、粉々にへし折る。



「だろうな」

「!?」


 エンマはそれすらも計算に入れ、僅かに出来たウリエルの隙を突く。

 もう片方の手には【宝雷】が光輝いていた。



「クラフト流剣術秘技・宝雷剣!!」

 エンマは片手逆袈裟斬りで宝雷の光を放つ。


「天盾メドゥーサ!」

「む!」


 ウリエルは宝雷を受け止めた。

 エンマ自身まだ上手く扱えていない事と、ランクの強さもあり、宝雷は簡単に受け止められてしまった。



「ふはは、そのまま石化しろ!!」

 天盾の能力で、盾が一瞬妖しく光ると、エンマの体が石化し出す。

 だが……

 エンマの体をほんの僅か石化すると、途中で止まり粉々に砕け散った。



「なっ!?」

「忘れたか? 俺に状態異常は効かん!」



 ウリエルは僅かによろけた。

 まさか思ってもいなかった……

 取るに足らないと思っていた人間に圧倒されるなんて……


 ゆっくりと歩み寄るエンマ。

 これが英雄……

 窮地にこそ、その真価を発揮し、人々の希望となる光……


 ウリエルの額に汗がつたう……



 恐怖?



 その2文字がウリエルの脳裏を(よぎ)った瞬間だった……

 どこか散漫だったウリエルは、ただ真っ直ぐとエンマを鋭く睨み付けた。



「いいでしょう……貴方は私が殺します……最早、貴方の事は人間とは思いません……私達の宿敵と思う事にします」


 口調が冷静なウリエルに戻る。

 研ぎ澄まされた刃の様な魔力が、エンマを突き刺す。


 今度はエンマの額から汗が噴き出す。

 ウリエルが間違いなく自分を敵と認識した。

 今までの遊びとは違う……ランクZEROの天使の本気の攻撃が来る……


 エンマもかつてない程、神経を研ぎ澄まさせた……

 その時だった……




「退くぞウリエル!!」

 

「「!?」」


 メタトロンの叫びが聞こえた。

 2人は黙ったまま対峙する。



「どうやらここまでのようですね……覚えておいて下さい、エンマ・H・クラフト……次に戦う(やる)時は、最初(はな)から殺すつもりでいきます」


 ウリエルは一瞬にしてその場から姿を消した。




「……ぷはぁぁっ!!」

 エンマは大きく息を吐き出すと、その場で地面に膝をつけた。


「あれが……天使か……」

 エンマはカタカタと震える自分の手を見つめた。


「ギリギリ、だったな……あのままやっていたら、間違いなく敗けていた……」

 エンマは心底安堵した。

 だが直ぐに気持ちを切り替えた。


「急がねば! 随分と離れてしまった!」


 エンマとウリエルが戦っていた場所は、最初に戦っていた所よりも離れていた。

 エンマは大広場目指してフラフラになりながらも駆け出した。




◆◆



 燃え盛る王都……

 空は黒雲に覆われ始め、雨粒がポツポツと降りだしてきた。




「遅くなって申し訳ありませんメタトロン様」

 メタトロン、ラファエルの傍に転移するウリエル。


「いや、充分だ……」

 メタトロンは竜斗を見つめたままウリエルと話す。


「これは!?」

 直ぐにメタトロンの腕の中で傷を癒すラファエルを見つめる。

 そして鋭く竜斗を睨み付ける。


「やはり、七大悪魔王共より厄介な存在か……っ!!」

 ウリエルは歯軋りする。


「ラファエルもまだ万全ではない、ここは退くぞ」

「わかりました」

「すまない、我が友よ……」



「逃がすと思ってんのか?」

 竜斗は居合いの構えで三人を見つめる。


 その言葉にウリエルの額から汗がつたう。

 ウリエルはその場から動けなくなった。



「どうしたウリエル? 早く転移を……」

「黙ってて下さい!!」



 メタトロンが転移するよう促すが、ウリエルは珍しく激昂する。

 今、竜斗とウリエルの間で見えない攻防が繰り広げられていた。


 斬ろうとすれば、転移される……

 転移しようとすれば、斬られる……


 先に動いた方が敗ける……

 そんなギリギリの状態だった。


 それに気づいたレイナとメタトロンも迂闊に動けなくなった。

 静寂が大広場を包み込む。




「む、何だ!?」

 そんな中、メタトロンは何かを察知した。


 突如、彼らの目の前にある人物達が現れた。

 彼女らは天使三人を取り囲んだ。



「ナンバーズ!?」

 彼女らの登場にレイナは驚いた。


「レイナ、大丈夫か?」

「ミロクさん!? 一体これは……?」


 レイナの傍に駆け寄るミロク。


「訳は後で話す」

 レイナの隣に立つとミロクは天使を鋭く見つめた。



「奴らが天使か……意外だな、もっと異形の姿をしているかと思ったぞ」

 少し遅れてゆっくりと歩み寄る者がいた。


「ジオ……王……?」

「久しいな女、苦戦しているようだな」


 ジオはニヤリと微笑む。



「何故貴方がっ!?」

「話は後だ、今は目の前の敵に集中しろ」


 ジオも鋭く天使を見つめると、レイナも釣られるように天使を見つめた。



「どうして貴方が……投獄、されていたのでは?」

「なに、余の国で好き勝手暴れる馬鹿者がいると聞いてな……黙って見過ごせなかっただけだ」


 天使を警戒しつつもレイナは気になって仕方なかった。

 そんなレイナに小さく微笑みながら簡単に説明するジオ。



「ジオ……」

「久しいな小僧……」


 竜斗はウリエルに警戒しながら小さく呟いた。

 ジオは竜斗とレイナの間に割って入るように並び立った。



「なんで……」

「それはさっきそこの女に説明した……それより戦況は?」


「……あいつら逃げる気だ、なんとか阻止したい」

「了解だ……なら彼女達を仕掛けさせる、そこを突け」


 竜斗は小さく頷いた。



「竜斗様!?」

 レイナは妙に納得している竜斗に納得出来なかった。


「なんだ? 今回は小僧の方が冷静だな……余の事が憎いのは分かるが、今は共闘するべきだ」

「なっ!?」


「レイナ、ジオ王を解放させたのは私だ……責めるなら後で私を責めてくれ」

「ミロクさんが…………わ、分かりました」


 レイナはグッと堪えた。

 込み上げてくる怒りを抑えるように。



 居合いの構えを崩さない竜斗。

 腕を組んだまま佇むジオ王。

 天使を取り囲み、ジオの指示を待つナンバーズ10名。

 そして、構え直すレイナとミロク。


 メタトロン、ウリエル、ラファエルに逃げ場はなかった。

 だが……



「な、なんと穢らわしい……!!」

 メタトロンの体が震える。


「信じられん……この世にこれほど醜いモノが存在しているとは!!」

 メタトロンは激昂する。


「【天智(アーカイブ)】よ、アレラはなんだ!?」

 メタトロンはスキルを発動させた。



『解……スキル【合成】ニヨリ造ラレタ存在……素材ハ全テ魔族カラ出来テイマス』



「「!?」」


 メタトロンの発動させたスキルの声に驚く竜斗達。

 反対にメタトロン達は、天智の答えに驚いていた。




「お前達、それは神にのみ許された行為だ……」

「なら余は神に許されたという事だな」


 メタトロンがワナワナと小さく体を震わす中、間髪入れずジオ王は淡々と答えた。



「人間が……神を模倣するなど……」

「神に造られた人だ……なら人が神を真似するのは道理だな」


「愚物が……貴様の所業は許されざる行為だ!」

 メタトロンは転生して初めて怒りを顕にした。


「神が人を造ったのなら逆もまた然り……スキル【合成】がこの世に存在しているなら、それは神が許したことになるな」



「はは……」

 竜斗は頼もしく感じてしまった。


 あの天使さえも怒らせるジオの言葉に……

 喧嘩はこうやって売るんだと改めて感じてしまった。



「ジオ王……私室に籠って何かしているのは知っていましたが、よもやこの様な……」

「ふん、クウマか……お前も天使だったとはな……いや、今思えば兆候はあったな……」


「ウリエル、あの様な所業を見過ごしていたのか!?」

「い、いえ私も存じ上げておらず……魔族の数が減っているのは事実でしたので、それで……」


 メタトロンの激怒する様を見て、ウリエルは僅かに萎縮した。



「退くのは止めだ……あいつらはここで消す! あの様な醜いモノは存在してはならん!」

 メタトロンは鋭い眼差しでナンバーズを見回す。


「彼女達は生きています、それを醜いだなんて!」

 メタトロンの言葉にレイナは怒りを覚えた。


「生きている、だと? もはや天眼ですら視えないモノを生きているか……よもやお前からその様な言葉が聞けるとはな魔神王」

 メタトロンは鼻で笑うように失笑した。




「なら、我も……」

 すると、ようやく治癒が終わったのかラファエルも立ち上がってきた。


「天原竜斗、お前との決着はまた今度だ……今は……」

 ラファエルは目線だけを動かす。

 視線の先は当然ナンバーズ……

 今にも襲いかかりそうだった。



「させるか!!」

「いけ! お前達、やつらの逃亡を阻止しろ!!」


 竜斗が叫ぶのと同時だった。

 先手必勝……とまではいかないが、どうせ狙われるならとジオ王の指示でナンバーズは一斉に天使達に襲い掛かった。



「天撃!!」

 メタトロンが手を翳すとナンバーズは吹き飛ばされた。


「魔神拳っ!!」

 吹き飛ばされるナンバーズを掻い潜るようにレイナがメタトロンに接近する。


「お前の相手は我だ!!」

 レイナの前にラファエルが立ちはだかった。


「目を覚ませカルラ!!」

 そんなラファエルをミロクが殴り飛ばした。


「ちっ! 天風!!」

 ラファエルが腕を振るうと、旋風が皆を襲った。


「なっ!?」

「きゃっ!?」


 至近距離にいたミロクとレイナが吹き飛ばされる。



「今度こそっ……くっ!?」

 追撃しようとしたラファエルであったが、三人からなるナンバーズはラファエルを押し倒すように突進した。


「穢らわしい!! 四神器クロノス!!」

 ウリエルは鎌の神器を発動させて、ラファエルを押し倒すナンバーズを薙ぎ払った。


「「ぁ、う、が……っ!!」」

 更に別のナンバーズが数人、ウリエルへ覆い被さろうとした。


「天光剣・散閃!」

 メタトロンの剣閃が、覆い被さろうとしたナンバーズを斬り刻む。


「お前達っ!! すまぬ……っ!!」

 ジオ王は斬られたナンバーズを見て、歯軋りしながらも耐えた。

 それでも指示を出すことを止めなかった。それこそナンバーズをあっさりと殺させてしまう事になると気づいていたからだ。



 激しい攻防が繰り広げられた。


 数で勝っていた竜斗達であったが、徐々にナンバーズの数は減ってゆき、遂にナンバーズは2人となった。

 だが、ランクがZEROの天使達も疲労から息を切らし始めた。



「はぁ、はぁ、はぁ、塵共がっ!!」

 メタトロンは剣を地面へ突き刺し、膝を折っていた。


「メタトロン様……ここは、やはり退きましょう」

 ウリエルはメタトロンに具申する。


「うっ……まだ馴染まぬか……」

 無尽蔵の体力を誇る筈のラファエルも転生後だからか、まだ思う様に力を発揮できていなかった。


「仕方ない、か……だが覚えておけ! お前達は魔族共より先に消し去ってくれる!」


 ウリエルの転移で、メタトロンとラファエルはその場を後にしようとした。



「今だ!! 極みの位 天終っ!!」



 一瞬だった。



「が、はっ……!!」

 ウリエルは無数の剣閃に斬り刻まれた。


「ウリエル!?」

「ウリエル!?」


 転移により姿が消えかけていた3人は、その場に姿を現した。



「やっ、た……」

 竜斗は膝を折った。


 皆が戦う中、1人だけその場で構えを崩さず静観していたが、ウリエルが転移する時を見逃さなかった。

 かつてない集中力を要した一撃は、竜斗を一気に疲弊させた。


 だがその一撃は戦況を一変させるのに充分であった。


 ウリエルが傷つき倒れた事により、天使達に瞬時に転移する術はなかった。

 天使達は逃走手段を失った。



「くっ、おのれ……」

「ウリエル、スキル【天体】っ!!」


 歯軋りするメタトロンに、急いで治癒に入るラファエル。

 そこへ追い討ちをかける者がいた。



「させんぞっ!」


 エンマも駆け付け、皆を飛び越える様に跳躍すると、天使達目掛けて光輝く宝剣を振り翳していた。



 誰もが勝ったと勝利を確信した。

 勿論、クウマやカルラの事があるから殺すつもりはない。

 が、その場から逃がさないよう倒す事は出来る。



「「いけーーっ!!」」

「うおおぉぉぉおおおっっ、宝雷剣っ!!」


 皆の声援を受け、英雄が止めの一撃を振り下ろした。



「なっ!?」

 エンマは驚愕した。

 最高の一撃を受け止められたからだ。



「全く……いくら待っても来ないので、もしやと思いましたが……案の定でしたか……」


 突如、桃色の髪を束ね、着物を着た女性が現れた。

 彼女の手には雷を放電させた大剣が握られており、それを片手で軽々と持ち上げ、エンマの攻撃を受け止めていた。



「馬鹿な!? お前は、セツナ!!」

 エンマは驚愕した。

 いや、彼女を知るミロクもだった。



「まさかあなた方が苦戦しているとは思いませんでしたよ」

 セツナは2人を無視し、天使達と話す。


「あれは光属性の攻撃だ……どうせ我には効かん……」

 メタトロンは小さく呟いた。


「ふふ、それは言い訳ですよメタトロン御姉様……苦戦していたのは事実でしょう?」

 セツナは微笑する。


「「!?」」

 誰もが驚いた。

 今彼女は、メタトロンを御姉様と呼んだ……



「セツナ、お前は一体……!?」


「ふふ、お久しぶりですねエンマさん……ギルド会談以来ですか?」


 セツナは他愛の無い会話をしようとした。

 誰もが、訳が分からずその場から動けずにいた。

 そんな中、竜斗だけがセツナの正体に気付いていた。



「天使……サンダルフォン……」



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