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魔法と剣の運命  作者: 長谷部香樹
すべての出会いを「始まり」と読む
3/56

3話

ちなみにこの話は前回と

日にちが変わっていませんので

よろしくです

「はぅぁ~~~」


 本日の1-2の教室の休み時間。


 少数の女子同士でドラマの話やら俳優・アイドルの話で盛り上がるところもあれば、大人数の集団で男子がゲームの話で盛り上がっているところもあるいたって普通の光景。


 そこから少し離れてうめき声に近い妙な声を発している少年は、何時かの友人と同じように机にとっ伏していた。


「だいじょぶ~、レイジ~?」


 その机の上に座っている亜希は相変わらずといった調子で行動不能ひんし状態の森村の様子をうかがうように訊く。


「・・・・・・・・・」


 すると森村から呼吸をしている様子と生気が抜けているように動きがぴたりと止まる。


「え、あれ?れ、玲次?大丈夫!?」


 いきなり動きが止まった森村を亜希が慌ててしきりに揺さぶってみたが、ピクリとも動かない森村の様子を見てさらに慌てて揺さぶる。


「ありゃぁ・・・・・・これやばいんじゃないか?」


 その様子を見て、亜希の隣にいた少年・都築がのんきな口調で口を開く。


「いやいやいやいや。これやばいんじゃないか、で済む状態じゃないんじゃないの!?・・・・・・ってか玲次、ほとんど息してないじゃん!!」


 森村の異変を見てさらに慌てる亜希に「まぁまぁ、落ち着けって」と、都築が珍しく冷静になだめる。すると都築の隣で壁に寄り掛かっていた赤松が、気になったことを口に出す。


「にしても、なんで都築はそんなに冷静なんだ?結構やばいとおもうんだが・・・・・・」

「あ、確かにシドにしては珍しいかも。なんか隠してんの?」

「なんだよ『俺にしては』って・・・・・・・・・」


 2人の質問にたいして引っかかるような発言に「やれやれ」といった感じで肩をすくめると、得意げな表情に切り替える。


「フッ、玲次がこんなことになるのは既に計算済みだ。伊達に3年間玲次と亜希(ガキども)と一緒にはいないんだよ」


 都築の発言に対して「フンッ、『ガキども』で悪かったですね!」と、ムスッとした表情で亜希がふてくされた様に言い返す。そんな亜希の発言に目もくれずに続ける。


「で、こういうときの対処法の一つとして・・・・・・亜希、お前の力が必要なんだ」

「え、ウソ!」


 さっきのふてくされた態度から一変、期待に思いをはせることが一目でうかがえるように目をキラキラと輝かせる。そんな様子の亜希を見て赤松は「単純なのに大変そうなやつ」と、わずかに口を微笑ませる。


「で、シド、その呪文とは!?」


 この時点ですでにファンタジーが紛れ込んでいるのに気づかず、餌に釣られた猫のような状態の亜希に都築が説明する。というか指示を出す。


「いや、お前がやるっつったらアレしかないだろ?ア・レ!」

「アレ・・・・・・ってまさか、アレのこと?」

「うん、完全に僕は部外者扱いだな?この状態を見ると」


 亜希と都築が「アレ、アレ」と暗号を語っているような常態下、赤松はさりげなく話の輪から離されているような孤独感ロンリネスを味わっていた。

 そして二人の意見がようやくまとまったのか、「よしっ」と気合を入れた亜希が力尽きた森村の前に立つ。


 そして大きく深呼吸をして両手を合わせた。この4人を囲む空気が少々冷やかに、そして重く感じられたようになると、亜希の「アレ」が発動する。



 亜希ハ、呪文「お経」ヲ使用シタ。



「・・・・・・・・・・・・は?」


 赤松の間の抜けた反応を完全に無視して亜希が呪文を唱えた。


魔訶まか般若はんにゃー波羅はーらー蜜多心経みったーじんぎょうー・・・・・・」


「いやなんでお経なんだよ!しかも何で般若心経なんだよ!」

「うるさいぞ赤松。今、発動中なんだから」


 早口で読破している亜希に思いっきりツッコみまくっている赤松を都築がとがめている間も亜希の呪文は続く。


照見しょうけん五蘊ごーうん皆空かいくう・・・・・・」


「ってか、お経とかやったら森村死ぬんじゃないのか?」

「え?そうなのか?」

「バカヤロウォー!『そうなのか?』じゃねぇー!お経なんだから当然だろ!」

「お、おい、バカ!声でけぇぞ。亜希の集中途切れたら失敗だぞ!」

「いや、集中しなくていいぞ!まず成功したら逆効果だろ!そしてお前はまず人の話器用にスルーするな!」


 記憶を頼りに早口で唱えている亜希の横で言い争ってる2名を置いといて、森村の様子がみるみるうちに変化していく。


「ほらみろシド!森村がどんどん白くなっていくぞ!このままだとガチでやばいぞ!」

「おいテメェ、こら!人の許可なく『シド』呼ばわりすんじゃねぇ!」


 論点をずらして言い争っている2名を後に、森村の後頭部から何かが出てきた。

 それが出てきた瞬間、亜希は呪文の詠唱を、都築と赤松は口喧嘩をやめて「ん?」と、その正体を確かめるためによーく観察した。


 するとさっきまでちょっと出てきたその白い半透明の「何か」は、にゅー、という言葉が似合うように森村から出てきた。


「こ・・・・・・これは・・・・・・」

「あ、あぁ・・・・・・間違いない」

「・・・・・・ま、まさか・・・・・・」


 その半透明の物体は、まるで丸みを帯びた棒人間と化し、その頭部らしきところから金色の光る輪っかが――――――



「「「出すなーーーーーー!!!」」」



 ――――――出そうなところで3人がが力ずくで森村の頭にねじ込んだ。

 すると、さっきまで全身真っ白だった森村に血の気が帯び始めた。 その様子を見て3人は大きくため息をついてその場にへたり込む。


「・・・・・・な、なんでそんなのおぼてるんだ・・・・・・・・・?」


 力が抜けてまともに声も出せない赤松は、ごもっともと言えるような質問を亜希に投げかける。


「えっと、小学生の時に面白そうだから暗記してみた」

「ど、どんな脳細胞してるんだ・・・・・・」

「・・・・・・俺も初めて見たとき驚いた」


 亜希が物覚えが悪いのはこれが原因なんだと思う、と赤松はこの一件で亜希がバカな理由を解明した。


 そんな明らかに奇妙な会話をしていると、森村がむくりと起き上った。


「・・・・・・おぉ、森村よ。ようやく起きたか」

「ふぁ~~・・・・・・あ、うん。おはよう――――――って、みんな何やってんの?」


 何事もなかったのかといった雰囲気で大あくびしている森村が、早速異変に気づいた。


「・・・・・・いや、何でもない。気にしないでくれ・・・・・・・・・」

「???」


 げっそりと疲れた様子の3人を見て、素でハテナマークを浮かべた森村は、


「あのさ、寝ている間に何か抜けたような気がしたんだけど、あれなんだろ・・・・・・?」


 自身が寝ている間に起きたことをぼそりとつぶやいたことに対して、3人は体をピクッとわずかに反応した。




          ☆




 1,2時間目終了後、ようやく眠気もおさまった森村は、早速3人に例の現象の正体について話した。


 その現象は「花森礼」という1年生の女子生徒によるもの。その人の存在に気付かなかったのは、彼女のシャイな性格によるもの(というか、影が薄いだけなのだが)などなど。その報告に対して納得がいったように3人は頷いた。


 ちなみに。森村は花森と友達になったことは伏せてあった。


 その報告に対していちばん最初に口を開いたのが例によって赤松――――――なのだが、話している最中に「図書室少女キター!」とか「お友達確定イベントキター!」などと暴走してたため、亜希によって調査前日のような状態にされてしまった。なので、実質一番はじめに感想を言ったのは都築であった。


「・・・・・・なんか赤松じゃないんだけどさ、ゲームっぽいよな」


 都築の意見に対して、森村は「ゲームっぽい、か」と小さく繰り返すようにつぶやく。それが聞こえていたのか、都築が頷く。


「確かに都築の言うとおり、運命的な伏線フラグを感じる」


 その言葉に、いつの間に復活した赤松が眼鏡を人差し指で直しながら割って入るようにして言う。


「・・・・・・赤松の言ってることはよくわかんねぇけど、まぁそんな感じだ」


 赤松に軽く引いたような視線を送った都築だが、言っていることは間違いないと賛同した。

 その後の彼らの話を無言で聞きながら、森村は頭の中で整理した。


 彼らの言っていることはつまり、自分たちの生活から見ると彼女との遭遇は現実離れしたような感覚だということ。まるで彼女と出会うのは既に決められた予定あらすじであったかのように・・・・・・


 ほかの人には見つけられなかったから「現象」と呼ばれた花森。そのなかで奇遇にも森村と、しかも入っていきなりのところで出会ったのは何かあるんじゃないかと彼らは思っているようだ。


「・・・・・・玲次?」


 深く考える森村が珍しいのか、亜希が不安そうに森村の顔を覗き込むようにして呼ぶ。それに気づくとは「何でもないよ、大丈夫」と言って笑顔を向けた。

 しかしそれを見て安心した亜希が顔をそらすと、また森村は少し考え込んだ表情をした。


 ゲームっぽい、運命的なフラグ、か・・・・・・



 その後の授業中、森村は窓の外を眺めながら話していた時に出た言葉ワードを頭の中で転がして今回の話とは全く別のことを考えた。


(ゲームみたいか・・・・・・何か昔もそんなこと考えたっけなぁ。ドラゴンに乗ってみたいとか魔法やら剣やら使って旅してみたいとか考えたなぁ)


 誰でも1度は考えたことのある異世界。剣や魔法が交差する世界に行ってみたいと思ったことは誰でも1回はあるだろう。

 そんな幼い考え、などと言っててもさりげなく思ったりしていた人が現代でも多々いるはずだ(だが赤松のような人種の場合は、信じて疑ってないようだが)。


 もし今回のことが現実離れしていると言えるのなら、ちょっと味気ないな、と森村は思った。

 


 しかし、もしそれができる代わ(・・・・・・・・・・)りに何かを犠牲にしな(・・・・・・・・・・)ければならなかったら(・・・・・・・・・・)・・・・・・?



 そのことが森村の頭の隅からよぎってきたと同時に、何かが頭の中で浮かび上がってきた。



 それは、とある女の姿。

 見覚えのある、そして自分に一番近しい人。

 亜希や都築、その2人と会う前から一緒だった人間よりも親しく、家族のようだったはずの人。



 その人のうしろ姿が見えた瞬間、森村ははっとして我に帰った。



(なんで、そんなことが今さら・・・・・・)



 普段、みんなに無愛想と思われた目をわずかに細めて窓に向けていた。


「じゃあ、森村!21ページ目の問5の問題を答えてもらおうかな?」


 いきなり数学の先生が自分に振ってきたことで、一瞬「へ?」と声に出しそうなところを何とか抑え、いつもの表情で「はい」と言って黒板に向かって行った。



 帰り道、森村の隣にはいつもどおり亜希と都築が談笑していた。

 森村は2人にまた心配をかけないように話に入り込みながら考えていたことを忘れようとした。


「――――――じゃあ、俺はこっちだから」

「うん、また明日」

「じゃあね~」


 途中で都築と別れて亜希と森村の2人だけになった。

 といっても、都築の家は森村達とはそこまで離れていないので、そのまま家に入って行ったようなものだった。


 亜希はいつもどおりの上機嫌で「ふっふふ~ん♪」と鼻歌を口ずさむ。


「今日はやけに元気だな」

「・・・・・・ん?そういう君はどうなの?」


 鼻歌交じりの亜希の質問に森村は笑顔で「さぁて、ね」と言って視線を亜希から逸らす。


 そう、彼らにとって、これが『ふつう』であった。

 そしてこれからも自分たちは日常ふつうを過ごすのだろうな、と森村はふと夕暮の空を見上げ、


「・・・・・・でも、仮想ゲームの世界もいいな」


「え?なんか言った?」


 思わず口にしてしまったことに反応した亜希に森村は慌ててごまかし、また夕暮れの空を仰いで歩いた。



 ――――――翌日――――――




「はぁ~~」


 朝の桜はやっぱいいなぁ、と上を見ながら歩く都築の横で、亜希が大きなため息をつきながら下を向いて歩く。


「・・・・・・お前、一体何があったんだ?」

「気にしないで。ちょっと言いずらい・・・・・・」


 彼女のため息のせいでしみじみとした気分を削がれた都築はいぶかしげに聞いた彼の問いに対して、昨日とは一転してローテンションの亜希が答える。


(あいつ、昨日よりやけにテンション低いけど、何かあったのか)

(さぁ・・・・・・でも一緒に帰ってた時は明るかったから、多分おれと別れた後に何かあったんだと思う)


 この会話が聞こえたのか、亜希はピクっと反応して「そこは尚聞かないで・・・・・・」とさっきより低い声で答えた。


 あまりの暗いムードに都築は軽くたじろいで「そ、そうか」とこれ以上聞くのはよした。


 すると桜の木々をぬけた瞬間何かを察したらしく、都築は歩いていた足を止めてまわりをきょろきょろと見回す。


「・・・・・・ん、なにかあったのシド?」


 日頃明るい性格だから慣れないせいなのか、一層暗く感じるようなテンションの亜希も立ち止まって都築の方を見る。それにならって森村も足を止める。


「いや・・・・・・なんか誰かに見られているような気が・・・・・・」

「え?まっさかぁ。ここにはあたし達しかいないよ・・・・・・・・・?」


 そんなことを言いつつ亜希も警戒しながら見渡してみたが、人の気配すらしなかった。

 怪しいところと言えば桜の木々とか、



その根元で動いてる人(・・・・・・・・・・)とか――――――


「にゃーーーーーー!!!!」

 亜希が何かを見つけたらしく、妙な叫び声をあげながら森村の後ろに回り込む。


「んだよ。いきなり元気出してうっせえなぁ」


 なんかあったのかと森村は訊いてみたが、心の中では「まず『にゃー』ってなに?」と聞きたかった様子でいた。


 体を恐怖心によって震撼させる亜希が指差すところには人らしき影があった。


「・・・・・・ねぇシド、あれって身を隠してるつもりなんだろうね?」

「そう、みたいだけど・・・・・・隠してるっていうかアレ?」

「う~ん・・・・・・」


 あからさまに木から見え隠れしているその人影はどうやら都築達から隠れているつもりなのだろうが、わかりやすいくらいにバレバレだった。


 仕方がなく、森村が怖がる亜希を都築に預けて確認のために向かっていった。


 すると森村の存在に気づいたのか、ヒュン!と木に吸い込まれるようにして消えた。恐らく3人の立ち位置から見えないような位置に入ったのだろうと思いつつ「なんで最初からあの位置にいなかったかな・・・・・・」と、あきれ半分で木に近づく。


 森村は怪しいと思われる木をぐるりと一周して、軽く驚いた表情をしながら手を頭に乗せる。その様子は「あれ、おかしいな・・・・・・?」と言いたげな動作そのものであった。


 その様子を不審に思ったのか、震えた声で「ど、どうかしたの?」と聞いた亜希の方を向いて森村は、


「なんでだろう?ここいたはずなのにどこにも――――――」



 ――――――いないよ、と言う寸前で森村の姿が消えた(・・・・・・・・)


「なっ・・・・・・!」

「え、ウソ!?」


 いきなり跡形もなく姿を消した森村に流石の都築と亜希の2人も驚きの色を隠せなかったらしく、声を上げてしばらくその場でボーっと唖然としていた。


「・・・・・・はっ!そ、そうだ、玲次!」


 ようやく我に帰った都築は森村のいた木に慌てて走って行った。するとその付近にあった草の塊の方から、


「平気、大丈夫!ちょっとそこで待ってて!」


 と、比較的に落ち着いた森村の声が聞こえた。


「えっ、れ、玲次、無事なの?」


 都築とは少し遅れて現実に引き戻された亜希が、また驚いた顔で声をかけてみた。すると声のあった草の塊から森村のと思われる手が出てきて、親指を立てて無事だということをアピールした。

 その様子を見て胸をなでおろした2人は、そのまま彼が出てくるのを待った。


 しばらくすると、草の塊の中から森村がさばさばとした様子で出てきた。


「「玲次!」」


 安心した2人が思わず走り寄ったて来たところを笑顔で応える。


「お、お前・・・・・・何もなかったのか?」

「うん。ちょっとあの草の方まで引っ張られただけ」


 心配した都築に対して頭に乗った葉っぱを払い落しながら森村が答えた。

 その様子を見て「心配したよ、もー!」と言って心配して損したと言わんばかりに亜希は森村に向かって軽く怒りを表す。


「で、玲次・・・・・・」


 何があったんだ、と聞こうとした都築に森村が制して逆に聞き返す。


「ねぇシド。昨日の朝の話、覚えてる?」

「え?えっと確か・・・・・・」


 いきなり突拍子もない森村の質問に動揺した都築だが、聞かれた質問にまじめに考えて答えようとするが、覚えてたと答えようとした都築に「あー、覚えてるならいいや」といってまた森村は言葉を遮り、また別な質問を投げかける。


「それで、さ。2人には新しい友達ができたから紹介しときたいんだけど・・・・・・いい?」

「え、今?」


 答えずらそうに頷く森村に亜希は都築と顔を見合わせた後、森村に向かって別にかまわない、と答えた。


(でも・・・・・・あれ?昨日の話から友達の紹介って?)


 答えた後に何かに引っかかった様子の亜希に気づかぬまま、1歩だけ横にずれて半身になった森村の後ろから人がそろ~、と出てきた。


 森村の後ろにいたことに気づかず「い、いつのまに!?」とビックリした2人にビクッと体を震わせたその人は、背中にかかるまでの長い髪の途中あたりで何の意味になるのか、ヘアピンを挟んでいた小動物のような眼をした女子生徒だった。


「紹介するよ。1年4組の花森礼さん」


 森村の紹介で小さくお辞儀をする女子生徒に、


「「へ~~・・・・・・って、ふぇーーーーーー!!??」」

 

 森村のさりげない自己紹介に呆けた顔で頷いた亜希と都築の声が、絶叫に変わった。

だいぶ長くなったので次回にします(汗)

そろそろファンタジックな場面が出てくるので

お楽しみに

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