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私とカノビョ  作者: zem
7/11

7.帰宅

しばらく走ってから、やっと冷静になってきた私は、鈴桜に何も言わず、その場に置いてきてしまったことに気づいた。


「ヤバっ、鈴桜に連絡しないと…ってこんな時なんて連絡すればいいんだろう」


しかし悩んでいても仕方がない。

私は 今日はごめん とだけ連絡を入れた。


「あ、もう既読付いてる。大丈夫、か…」


(この【大丈夫】はどの大丈夫なんだろう)


そうして考えている内に私はいつの間にか家に着いていた。


「今日はすぐに寝よう。」


私は家に帰ってからすぐに寝ようと決め、カバンから鍵を取り出し、家に入った。


「ただいま…」


「ニャーン」


私が暗い気持ちで家へ帰ると玄関の前で愛猫の猫子が座って私のことを待っていてくれていた。

そんな猫子を見た私は思わず涙腺が緩んでしまった。


「猫子ぉ゛ぉおー」


猫子は帰ってきたばかりで涙でぐしゃぐしゃな私に抱きつかれえても嫌がらずにいてくれていた。

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