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俺の女

作者: Riku56410

恋人ができた


彼女と別れたその日に付き合い


そろそろ1年になる


彼女は自由奔放で


自分の都合がいい時に通話をしたいと言い


自分が都合がいい時に会いたいと言う


きっと彼女の中で俺への優先度は限りなく低いのだろう


それでもいい


俺の女としてそばにいてくれるなら


久しぶりに彼女と会う


いつものようにJILLSTUARTの香水を身にまとい


いつものようにペアリングをつけて


いじらしい笑顔を俺に向ける


この笑顔も


この唇も


この体も


この甘えた声も


全部俺のものと考えると衝動的な欲求に駆られる


振り回されるのはいつも俺だけ


「愛してるよ」


愛情表現が足りないと怒られるから伝えた言葉


嘘はない


「知ってる」


満足そうな顔で笑う彼女


他の男からもらった香水を身にまとい


他の男からもらったアクセサリーを身につけながら


今日も俺だけのものにはなってくれない


そんな愛しくて堪らない


俺の女

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