表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
導かれる者  作者: タコヤキ
第十章:遺跡
100/145

第百話:計画

第十章は奇数日の十二時に投稿します。

区切りの百話です。ブックマークや高評価、毎回の「いいね」など、皆さんのご支援のお陰です。ありがとうございました。

『亜竜のレッサードラゴンであれ、竜種を単独で狩れたのですね』

 儚げな少女が確認した。


『一年が経って漸く、第一段階へ到達したのです』

 安堵はしても、まだまだ気を引き締める。


『もう一度、あのような災難に巻き込まれても、自力で脱け出せる身体能力を与えることにしました』

 彼女は周囲の妖精達へ囁く。


『五年の準備期間を経て、成長期を迎えた成果です』

 はにかむ姿は女神のように美しい。


『紋白蝶も赦してもらえました』

 その身体を取り戻せたのだ。


『残りの四年間で、順調に育ってくださいな』

 手鏡には厳つい少年が映っている。


『ちゃんと導きます』

 少女は改めて計画を思い出した。


 いつの日か、また少年と並んで眠れることを楽しみにしながら、独りでハンモックへ横になる。


 穏やかな表情で微睡んだ。



◇◇◇



『レッサーでもドラゴンのお肉デスネ』

『色々と強烈だわー』

『薫りまで旨いでござる』

 カークは仲間と、暢気に食事を楽しむ。




続く

第十一章も奇数日の十二時に投稿する予定です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 100話更新 おめでとうございます。 カークの成長が楽しみです 作者様に感謝です
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ