第一章②~異世界生活~
読みにきて頂いたこと、誠に感謝します。
「どこだここは?」
まったく見覚えのない場所だった。
さっきまでの少し年季の入っている会社の天井とは違い、ヨーロッパにありそうな西洋風の天井。
無論、自分の家でもなかった。
「本当にどうなっているんだ?とりあえず周りを確認しないと」
俺は頭を上げてここがどこであり何が起きているのかを調べようとした。
「……え?」
頭が上がらない、決して何かに抑えられているわけでもないし頭がぶっとんでなくなっているわけでもない。
力が足りないのだ、自分の頭一つを持ち上げる力……が
「一体どうなっているんだ?」
何がなんだかわからない、今俺は一体どこでどうなっているのだろうか?
そんな疑問を抱いていた俺は次の瞬間、常識をぶち壊されることとなる。
「はぁ…なんだよこれ…」
独り言をつぶやき寝返りをうつとそこには大きな鏡があった。
そこで俺が目にしたのは自分の体、そう、全長60cm程しかないであろう自分の体である。
ムッチムチの手足、握り潰せてしまいそうな指、とても温かい体
まさしく「赤ん坊」の完成形だった・・
「っ!あっあっあーーーーあっああーーーーーー!あーーーーーーーーーーーーー!!!」
一体どうなっているんだ?なんで26歳、身長177cmの俺がこんな赤ん坊の姿になっているのだ?
そして、その時にさっきから自分の声が「あー」としか言えてないことにも気づいた。
本当に俺はどうなってしまったのだ?
タチの悪い夢でも見ているのか?そうだ、そうに違いない。
なんだ驚かせやがって……
そんなことを思っていても一向にこの夢がさめる気配はせず、刻一刻と時間が過ぎていくだけであった……
こんなこと本当にあり得るのか?「異世界転生」など空想の話で実際にはあり得ない出来事ではないのか?何が 何が 何が自分の身に起きてしまっているのだ?
「ただいまーシュン、ちゃんといい子にしてましたか?」
……誰だ?
今、誰が俺の名前を呼んだ?
「あーシュン、よしよし、いい子ですねー」
その女性は気が付くと自分の前にいて俺に抱き着いてきた。
身長は160cmといったところだろうか?
その女性は綺麗な茶色い髪腰ほどの高さまでおろして、そのに顔は日本人のような容姿で切れ目、それに高い鼻が付いていた。
いわゆる「美人」というやつだ。
だが、少し俺とは変わった雰囲気の生物だった、特に突出して変わったところはないが、本能的にこの人が地球人でない事が分かる。
そんな人か人じゃないかがわからないような生物をを俺が知っているはずもない。だが、確実に彼女は俺に「シュン」とそう呼んでいる・・
……考えにくいが、今の俺はこのようになってしまったのだろう
「何らかの方法によって俺は異世界に飛ばされ、それも同名の赤ん坊に移り変わってしまった……か」
こんなに飲み込みが急に早くなったのは、どんな人類でもこのような考察にしかならないような状況だからだろう。
それにしても……
「この人いい匂いだな・・」
としっかりと考えることはしっかりと26歳、成人男性のままであった。
そんなことを考えていると、さっき起きたばっかりなのにいきなりどこかしらか睡魔が襲ってきた。赤ん坊の体質なのだからしょうがないのだろう。
意外と俺ら地球人と似ているところもあるんだな。
そのまま俺は元いたベッドに体を預けた。
(頼むぞ、この国、いや、この世界を救ってくれ)
誰か喋ったか?そう感じながら自分の心身は深い夢の中へ落ちていった。
これが人類最強を目指していく異世界生活の始まりとなったのを、まだ俺は知る由もない……
おはこんばんにちは!白崎冬と申します!更新が遅れてしまってすみません!自分は午前には起きれない人なので!(言い訳)
お読み頂きありがとうございました!!
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それではまた次の話で!!




