第1章メインキャラ表
『アルフ・ユールゲン』
ユールゲン王国第一王子 18歳
8歳の頃より帝国に留学していたユールゲン王国第一王子。
もっともお金になる行動を第一に掲げている。
王国に帰ってきた際は思わず絶望し、帝国に帰ることすら考えていたが、この国を立て直すことが、一番金になると踏んで立て直しに乗り出す。
まだユールゲン王国にそういった店はないが、実は甘いものが好物で帝国で過ごしていたときは甘いものを食べながら書物を読む生活を送っていた。
『シャロ・ティルラー』
魔王の娘→冒険者ギルドマスター 16歳(魔族基準)
白銀の長い髪、薄い青の瞳、小柄な背丈。
ボロボロのマントに身を包んでいた魔族の少女。
魔族特有の角がないために魔法を上手く操ることが出来ない。
魔族領では魔王が見ていないところで迫害されていた。
家事全般は得意で、その料理は魔王が『シャロの料理を食べないとやる気が出ない』と言い切るほどだった。
アルフに冒険者のギルドマスターをするように言われてから、毎日必死に働いている。
本人はまだまだだと思っているが、冒険者達はシャロのことを慕っており、誰一人彼女を裏切ろうとするものはいない。
あと、冒険者達からは「実は力を隠しているだけで、最強の能力を持っている」と思われている。その証拠として、魔王を手玉に取っていることを上げることが多い。
『魔王』
魔王 102歳(魔族基準)
人間を恐怖に落としている魔族の長。
その力は軍に匹敵し、彼を倒す専門の人間を勇者として送り出しているとか……。
しかし、今まで一度も負けたことはない。
ただし、シャロ以外には……。
彼女が料理を作らないといってしまってはこの世の終わりのような表情をする(実際に行動にも移す)
『ジャグラ』
魔族→農業担当→見習い冒険者→農業担当 48歳(魔族基準)
燃えるような真っ赤な髪と漆黒の角、そして、かなりガタイの良い体形をしている。
魔族の中でもかなりの戦闘力を誇っているのだが、なぜかそれ以上に農業について詳しい。
本人は戦闘力を更に上げたいと思っている。
しかし、困った人はどの種族であれ見過ごせない難儀な性格をしている。
実は子供が好きだが、近づくと怖がられるのでなるべく離れている。
『イグナーツ』
騎士団長 31歳
かなりの巨体な男。
元はポポルと共に騎士を率いていた。
ただし、本人は筋肉こそ全て。己の肉体で壊してこその美学と考えている。
服装は筋肉の隆起ですぐに破いてしまうので、着てても脱いでいてもそこまで気にしない。
マリナスとは相性が悪く、何度やっても勝てないのでライバル視している。
人の中だとかなり上位の強さを誇り、ユールゲン王国が弱小だけど滅ぼされなかった理由の一つに彼が騎士団を率いていたことがある。
『ポポル・ミュッカ』
参謀長→ドジャーノ領主 28歳
黒のローブで身を包んだ、ボサボサの茶髪の平均身長の半分の背丈しかない少女。
ハーフリングという種族で決して幼いわけではない。
子供扱いされるのは嫌いなので、イグナーツ以外がすると怒ってくる。
イグナーツとマリナスを側に置いた場合の策の組み方は他の追随を許さない。
ただし、人心の掌握は少し苦手。
からいものや苦いものを食べようとするが、本人としては甘いものの方が好き。
『マリナス(マリー)』
賢者→見習い冒険者 30歳
赤みがかった長い癖のある髪、黒のマントを羽織ってはいるものの、その下の服は露骨に胸の谷間を見せつけるワンピース。といった男を誘惑する姿をしているが大の男嫌い。
好きなものは可愛い少女。
圧倒的な魔法の力から賢者と呼ばれる。
ただ、その魔法の力は能力強化と回復魔法に特化しているために、他の魔法はほとんど使えない。
全能力を解放した場合、魔王にすらダメージを与えるほどになる。
少女を守るためならば、自身が傷つくこともいとわない。
明日から数日は間話になります。
考えている間話は
『帝国の様子』
『魔族国の様子』
『ブライト領の様子』
の三つになります。
どうぞお楽しみにください。