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枕の下に 希望の上に(9)

ナーバスな散歩

かくれんぼの日

決めて掛かる

元気な子供達

短絡的でありながら

決めた上で行動する

それは一定値の合理的な形

事柄が大きくなると

それが出来なくなる

いや

しなくなるのかもしれない




じゃんけんという確率問題を

全く気にせずに

鬼を決めて

子供達は散らばった

もういいかい

まぁだだよ

やり取りをするけれど

もういいよ

それだけは

叫ばない方が良い

案の定

一番近くに居た男の子が

一番早く見つかった

どっちの気持ちなのだろう

見つかった後の顔を

何と無く

見ながら思う

鬼になった子は

女の子だったから




犬の散歩をさせていた

近くに住むおばさんに

軽く挨拶をして

時計を見て

少し早歩きになる

見たいテレビ番組がある訳でも

何かをしたい訳でも無い

少し早歩きをする為の

理由を作っているだけだ

外側に対して

雰囲気を纏えば

そうしても構わないと

人間社会では

勝手に考えてくれる

そうなのだ

勝手に考えてくれるのだ

余計な事までも


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