犯人は、誰?
大きい屋敷、 寝室でシャツを真っ赤に染めている被害者、集められた5人…
探偵「私は、探偵です。 集まっていただいた理由は この中に犯人がいるからです」
ざわざわと、騒めく 5人。
医者「俺は、犯人じゃない!」
フリーター「俺も ちげぇぞ」
メイド「ご主人様を 殺したのは、誰ですか!」
サラリーマン「なんだよ。このパーティー」
料理長「嫌だわ。犯人と同じ空間にいるなんて」
みんなが、思い思いに 言葉を出す。
探偵「静かに。まずは、まとめましょう」
みんな、静かに探偵の方へと 耳を傾ける。
探偵「被害者、この屋敷の主人の 誕生日パーティーということで みなさんは 来ました」
メイド「はい。間違いありません。 ご主人様は、あまり人がお好きでは ないので3人をお呼び致しました。」
フリーター「メイドと料理長は、数えなくていいんだよな」
サラリーマン「だったら、1人呼ばれてねぇじゃん」
医者「誰か、招待状を持ってないはずだ」
探偵「みなさん、招待状を持っていますか?」
みんな、ポケットやカバンを探る。
医者「あれ、ない!」
フリーター「俺もだ」
サラリーマン「俺も。 なんでだ?」
理由は、簡単。
探偵「犯人が、破り捨てたのでしょう。」
料理長「結局 誰が犯人なの?」
探偵「みなさん、わかりましたか? わからない人にヒントです。
犯人じゃなければ わからないこと」