表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/33

第6章その3

「うん、そうだよ。ハジメさん達は使わないの?」

「僕らは、買った品物の代金を、『感謝のおもい』で支払うんだ。君にも見えたんだよね。皆んなの胸が光るのが」

「見えたけど・・・えーっ、買い物をしてお金を払わないなんて、おかしいよ」

「僕から言わせれば、混ぜ物の金属や、絵や数字を書いただけの紙切れで支払いをする方が、奇妙に思えるけどね」

軽く片目をつむりながらそう言うと、ハジメは紙袋をトムに手渡した。ふと、何か閃いた様子で、ポンと両手を打ち合わせた。

「そうか! 君がこちらの世界に招かれた理由わけは、ひょっとすると、『お金』のこと辺りにあるのかもしれないな」

言われたトムの方は、意味が分からず、目をパチパチさせた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ