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ミチノミライ  作者: ばくー
いつもの朝
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1

初投稿です。

感想いただけると嬉しいです!

右手の空から日が差す。


灰色の街並みは赤く彩られ、暗闇に光がさす。


今日も生きてる。


目をこすりつつ、ほっと安堵する。


今日も生きてるんだ。


長く、暗い夜が明け、また一日が始まる。


ごろんと寝返りを打ちながら彼女はぼんやりと考えた。


今日も戦争かぁ。


「おーい、ユナ。朝だよ~」


ひんやりとした手が頬にふれる。

ユナは茶色の瞳をうっすらと開け、声の主を追った。


「ほら、起きて起きて!今日は朝焼けがきれいだよ」


「うん…」


まだ眠い…。

ユナは寝ているふりをした。


「あ、こら!また眠ったらだめだよぉー」


今度はぺしぺしと顔面をたたかれ、ようやく目を覚ました。


「おはよう、ユナ!」


淡い色の前髪をぱっつんにして、人懐っこい笑みを浮かべている。


この子はカコ。


同じ第八十七フィアーズ武装偵察小隊。いわゆる同部隊員(チームメイト)だ。


「今起きたとこ。出発の用意は?」


「ばっちし!準備オッケー」

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