詩 光サイト
「インターネットで何か面白いものないかな」
「光サイト? なんだこのサイト」
とっても健全
とっても安心
誰でも閲覧できますよ
いい事しかかかれていません
たのしい事しかかかれていません
ためになる事しかかかれていません
見たくなるでしょ?
知りたくなるでしょ?
とっても健全
とっても安心
一人でみてみて
たくさんみてみて
皆でみてみて
大勢みてみて
私のサイトを教えてあげてね
たくさんたくさん集まれば
ハッピーハッピーパラダイス
怪しい所なんてありません
ブラックな所なんてありません
とっても光なサイトです
「ストーリー」
そのサイトはやたら安心と安全をうたうサイトだった。
「いや、逆に怪しすぎるっつーの」
だから俺は、画面をそっ閉じした。