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感想サービス2作品目!

   

 今年のネット小説大賞が始まって1ヶ月の今日、ネット小説大賞運営チーム様から感想をいただきました。

 いただいた作品は『続・俺はウイルスである「二重感染の悲喜劇」――転生したらウイルスだったというおはなし――』です。

 公式の企画ページの「感想サービス 投稿作品一覧」では、最新作品の感想は5月22日。今回感想をいただいた私の作品はまだ記載されていませんが、おそらく次の更新時に掲載されるのでしょうね。


 今年は感想サービスの開始早々『邪神城連続殺人 ――赤いチャイナドレスの妖魔――』に感想をいただいており、この『続・俺はウイルスである「二重感染の悲喜劇」――転生したらウイルスだったというおはなし――』で2作品目となります。

 感想サービスは応募期間が終わっても続くはずであり、いつも「かなり長くやっている」という印象。そんな中、わずか1ヶ月で複数の作品に感想をいただけたのは嬉しい驚きです!


 第7回ネット小説大賞では1作品、第8回では3作品、第9回と第10回では2作品ずつというように、これまで私は平均2作品ずつ感想をいただいています。

 応募作品数はそれぞれ9作品、65作品、128作品、204作品ですから、明らかに増えている。にもかかわらず感想の数があまり変わらないので、おそらく感想サービスは完全なランダムではなく、一人に集中しないようなシステムなのだろうと想像します。

 だとしたら、今年もだいたい2作品程度。これで終わりか、あるいはもう1作品くらいが限度でしょうね。


 興味深いのは、今回感想をいただいた『続・俺はウイルスである「二重感染の悲喜劇」――転生したらウイルスだったというおはなし――』が、過去に一次選考に通過した作品であること。

 Twitterなどを見ていると「感想サービスに当選した作品は一次選考に通過しない」という個人的なジンクスのある(かた)もおられるようですが、私の場合はむしろ逆。

 以前のエッセイでも述べたように「公式から感想をいただいた作品の方が、一次通過しやすいのではないか」という考えです。

 一応「いざ感想を書こうとしても『面白い』と思える部分が少なければ感想は書きにくいだろうし、ならば運営側の中の人たちから『面白い』と思われる作品こそ感想サービスに選ばれやすいのではないか。そして『運営側の中の人たち』というのはそのまま一次選考の選考委員だから、彼らにとって『面白い』ならば一次通過しやすいのではないか」という理屈を考えているのですが、まあこれが正しいか間違っているかは別にして。

 第7回から今年の第11回まで合計5度のネット小説大賞において、私が公式から感想をいただいた作品を列挙してみると……。



 第7回

『ころしや探偵の事件簿「記録に残されたアリバイ」――転生先は探偵助手―』(第7回と第9回で一次通過)


 第8回

『月見ケーキ ――翻訳係が無能女神だった件――』(一次通過なし)

『邪神城連続殺人 ――赤いチャイナドレスの妖魔――』(一次通過なし)

『「俺はウイルスである」――転生したらウイルスだったというおはなし――』(第9回で一次通過)


 第9回

『花泥棒は密かに盗む』(第10回で一次通過)

『俺はウイルスである・パート4「敵か? 味方か? 改造ウイルスあらわる!」』(第10回で一次通過)


 第10回

『私をパワースポットに連れてって』(一次通過なし)

『考古学者になりたい彼女』(一次通過なし)


 第11回

『邪神城連続殺人 ――赤いチャイナドレスの妖魔――』(一次通過なし)

『続・俺はウイルスである「二重感染の悲喜劇」――転生したらウイルスだったというおはなし――』(第7回で一次通過)



 2度感想をいただいた作品がひとつあるので、のべ数としては9作品。

 作品タイトルの後ろに()(かっこ)で付記した通り、9作品のうち全く一次通過していないのは4作品、1度だけ一次通過したのが4作品、2度も一次通過したのが1作品。

 だから感想サービスで感想をいただいた作品のうち過半数が、少なくとも1度は一次選考を通過していることになります。


 これって、かなりの高確率だと思いませんか?

 もしも私が「応募作品のうちほぼ半分が一次通過」という応募者ならば驚くには値しないでしょうが、実際にはこれまで「第7回は9作品応募のうち3作品が一次通過」「第8回は応募65作品で一次通過4作品」「第9回は応募128作品で一次通過7作品」「第10回は応募204作品で一次通過8作品」というように、一次選考の段階で落選する作品の方が圧倒的に多いタイプ。

 そうなると、やはり「感想サービスに当選した作品は一次通過しやすいのではないか」と考えたくなります。


 ならば、特にこれまで1度も一次通過していない作品です。それらはそろそろ一次通過するのではないか、と期待してしまいます。

 先ほどの「全く一次通過していないのは4作品」のうち『私をパワースポットに連れてって』は、別に期待できる要素は何もないのですが……。

 例えば『考古学者になりたい彼女』は、他サイトのコンテスト(「カクヨム」の「第1回 角川武蔵野文学賞」)で中間選考を通過したことある作品。またコンテストではないですが、『月見ケーキ ――翻訳係が無能女神だった件――』は「セルバンテス」という小説投稿サイトの運営ピックアップというイベントで選ばれてコメントをいただいたことがあります。

 だからそれら2作品は、私の中ではちょっと自信作。ネット小説大賞でも一次通過を……と期待したくなりますね。

 そんな他サイトの話とは別に、今回の主題である感想サービスに話を戻すならば、注目すべきは『邪神城連続殺人 ――赤いチャイナドレスの妖魔――』。2度感想をいただいた作品ですが、同じ(かた)が以前に感想つけたのを忘れてまたとは考えにくいので、おそらく「運営側の中の人たち」の複数から「感想を書く程度には面白い」と思っていただけたはず。ならば一次選考でも……と期待したくなります。


 そんなわけで。

 今年はこれまでと異なり、具体的に「これが一次通過したらいいなあ」と期待する作品が3つも出てきてしまいました。この中で1つくらいは一次通過するのか、あるいは全滅するのか。

 どちらの結果になろうと、それはそれで考察の材料になるので面白いでしょうね。応募期間すら終わっていないのでまだまだ先であり、かなり気が早い話になりますが、一次選考の結果発表が今から楽しみです!

   

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