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「第11回ネット小説大賞」に関して思うこと  作者: 烏川 ハル


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今年の一次選考通過は1800作品以上?

   

 昨日10月10日の午後3:45、Twitterの「ネット小説大賞」公式アカウントにおいて次のようなツイートがありました。


>一次選考通過作品、

>昨年より多くなりそうです(こそっ)


 今年のネット小説大賞は、応募総数が過去最大。一次通過の割合が同じと考えれば一次通過の総数もその分だけ多くなるのは当然ですが、実際には「一次通過の割合が同じ」というわけではありません。

 私が応募したネット小説大賞だけ見ても、第10回は約13.7%、第9回は約12.9%、第8回は約10.5%、第7回は約16.5%というように「約10.5%」から「約16.5%」まで幅がありますし、さらにその前の第6回はかなり低くて約5.9%(応募総数10,156作品で一次通過596作品)だったそうです。

 だから応募総数が過去最大だからといって一次通過も多くなるとは限らないのですが、こうしてわざわざ『昨年より多くなりそう』とツイートされた以上、少なくとも前回の第10回より多いのは間違いないのでしょうね。

 前回の一次通過は1803作品。つまり今年も1800作品以上が一次選考を通過できる。これは朗報ですね!


 一次通過が多いのであれば、自分の作品もその中に含まれるのでは……。

 そんな期待を抱く方々も多いでしょうし、私もそうした気持ちがないとはいえません。そもそも、二つ前の「応募期間終了!」のところで記したように「この作品が一次通過するのではないか?」と具体的に期待している作品もあるほどです。

 しかし、一次選考の発表が近づくにつれて「今年は全滅するかも」という心配が大きくなってきました。

 まあ第10回の時も似たような不安はあったのですが、今年は少し理由が違っていて……。

 どうも最近、コンテストの戦績が悪いからです!



 本来「コンテストの戦績」というのは「受賞か落選か」で判断するべきかもしれませんが、私の場合はたとえ落選でも一次通過だけで嬉しいので、一次選考通過以上を「勝利」と判定しています。

 これまで応募したコンテストのうち「一次選考通過以上」を全て列挙してみると……。


 2019年4月 小説家になろう「第7回ネット小説大賞」一次選考通過(3作品)

 2019年8月 カクヨム「『アニメ新世紀宣言』体験談コンテスト」中間選考通過

 2019年8月 カクヨム「ファミ通文庫大賞(第1回)」一次選考通過

 2020年3月 カクヨム「カクヨムWeb小説短編賞2019」中間選考通過(2作品)


 2020年4月 小説家になろう「第8回ネット小説大賞」一次選考通過(4作品)

 2020年9月 カクヨム「第1回 角川武蔵野文学賞」中間選考通過

 2021年1月 ステキブンゲイ「第一回ステキブンゲイ大賞」三次選考通過

 2021年3月 カクヨム「カクヨムWeb小説短編賞2020」中間選考通過(2作品)


 2021年8月 小説家になろう「第9回ネット小説大賞」一次選考通過(7作品)

 2021年8月 Prologue「Re-lay 作家コンテスト」中間選考通過

 2021年9月 ステキブンゲイ「あるあるジャパンコラボコンテスト」優秀賞

 2022年1月 エブリスタ「超・妄想コンテスト第161回『変身』」超短編賞 

 2022年3月 カクヨム「カクヨムWeb小説短編賞2021」中間選考通過


 2022年5月 小説家になろう「第10回ネット小説大賞」一次選考通過(8作品)

 2022年5月 光文社「第18回ショートショート公募『ともだち』」一次選考通過

 2022年9月 エブリスタ「新星ファンタジーコンテスト第7回『料理/グルメ』」佳作

 2022年12月 光文社「第20回ショートショート公募『箱』」一次選考通過

 2023年1月 カクヨム「『楽しくお仕事 in 異世界』中編コンテスト」中間選考通過

 2023年3月 エブリスタ「新星ファンタジーコンテスト第10回『スローライフ』」入賞

 2023年3月 カクヨム「第3回 角川武蔵野文学賞」中間選考通過


 私が『烏川 ハル』として活動し始めたのは2018年9月からですが、応募コンテストの結果が出るまではそれなりに時間がかかるので、初めての一次通過は翌年の4月でした。ちょうどキリがいいので、4月から3月までの「年度」でそれぞれ区切って表示しています。

 そうすると、2019年度も2020年度も一次通過以上となったのは4つのコンテスト。2021年度は1つ増えて5つ、昨年度に相当する2022年度はさらに増えて7つとなっています。

 このうち2021年9月のステキブンゲイ「あるあるジャパンコラボコンテスト」は大賞などが設定されておらず、元々「優秀賞として5作品が受賞」という予定のコンテスト。実際には3作品しか選ばれませんでしたが、その中に含まれたので、立派に「受賞した」と胸を張れるコンテストです。なお、この時の受賞作品はYouTubeでドラマ化されて、ステキブンゲイの電子書籍にも収録されました。

 2022年1月のエブリスタ「超・妄想コンテスト第161回『変身』」は、賞金のいただける大賞・準大賞・入賞の他に「賞金は出ないけれど受賞扱い」という賞も数作品くらい用意されており、私がいただいた超短編賞もその中の1つでした。なお「賞金は出ないけれど」とはいうものの、この時の受賞作品は後で紙媒体の短編集に収録されたので、そちらでそれなりのお金をいただいています。

 また、エブリスタの「新星ファンタジーコンテスト」は賞金のいただける大賞・準大賞・入賞の他に、賞金なしの佳作として数作品も受賞となるコンテスト。2022年9月の「第7回『料理/グルメ』」で佳作を、2023年3月の「第10回『スローライフ』」で入賞をいただきました。この2023年3月の入賞が、初めての賞金付き受賞であり、賞金をいただいたことで、それまで以上に「コンテストで受賞した!」という実感も大きくなりました。

 念の為お断りしておきますが、これらの受賞したコンテストは、どれも書籍化に繋がるコンテストではありません。まあ広い意味では短編集収録も「書籍化」なのかもしれませんが、一般的に言われる「書籍化」というのは、作品単独で一冊の本になることでしょうし、だから依然として私は書籍化作家ではなく、一介の素人作家に過ぎません。もちろん私にしてみれば、短編集に収録されるだけでも、もの凄く嬉しいのですけどね。


 ……と、少し話が逸れましたが。

 要するに、今年の春の時点では「毎年いくつか一次選考を通過できるようになった」「(昨年度と一昨年度に2回ずつコンテスト受賞があるので)書籍化に繋がらない程度のコンテストならば、毎年2回くらい受賞もできるようになった」と自信を持っていたのです。

 ところが、受賞どころか一次通過も、2023年3月を最後にバッタリ途絶えてしまった。もう10月なので今年2023年度は既に半分以上が終わっているというのに、受賞どころか一次通過もひとつもない!

 これも一種の「奢れるものは久しからず」でしょうか? こうなると先ほどの「自信」もガラガラと崩れて「もう今年は受賞も一次通過も一切ないのではないか」と思ってしまうわけです。

 ネット小説大賞に関しても、今までは一次選考だけは毎回通過していましたが、ここでも「奢れるものは久しからず」というのであれば、今年は初めての「一次選考において全て落選」という結果を迎えるのではないか。

 そんな心配の大きな、今年の一次選考。はたして不安が的中するのか、あるいは「今まで通り」が通用するのか。いよいよ今月下旬に結果発表です!

   

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