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黒い太陽

作者: 冷水房隆

黒い太陽が満ちるころ

覚醒の夜がやってくる

羊水にヌカるみ

産まれ落ちた

闇に喰いつくされた街

貴方と私だけ残る

血まみれのままで抱き合い

そして

運命さえ斬り裂く


優しくもされない

叱ってもくれない

こんなに私は想いをよせてるのに

だって貴方はヒトとはちがうヒトだから

(暗黒!暗黒!真っ黒い太陽)


黒い太陽が昇るころ

革命の刻がついにくる

祝福されない生命と知って

魂を喰らわれた街

貴方と私だけ残し

血みどろのままで愛し合い

そして

運命さえ超えてく


やがて二人は共に生きてく覚悟を決める

どんなに絶望が二人を襲っても

だって貴方がいるから私は大丈夫

(深闇!深闇!常闇とこやみの太陽)


愛など存在はしない

かたくなにそう思ってた

貴方と出逢い恋するまでは

世界はコワレ落ちたけど

貴方がいればコワくない

愛おしいキズあとナメ合い

そして

運命さえ変えてく


ああ

互いの胸の鼓動だけ

それだけが真実

ああ

私は貴方そのものと

これまでも

これからもずっと………


こんなに私は想いよせてるのに

だって貴方はヒトとはちがうヒトデナシ

(暗黒!暗黒!真っ黒い太陽)


黒い太陽が満ちるころ

覚醒の夜がやってくる

羊水にヌカるみ

産まれ落ちた

闇に喰い殺された街

貴方と私だけ残る

血まみれのままで抱き合い

そして

運命まで斬り裂く

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