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つかむ
手から滑り落ちた繋がり 手をひろげ掴んだものは
涙落ちる 孤独
膝を抱えうずくまる 頭を抱えうずくまる
考えるのを放棄する 耳をふさぐ手の平から命の音
私の生活は何だったのか 心は死のうとしているのに
ただただ無気力に転がる 体は当たり前に生きている
今の孤独が 今という時間が
永遠に続くならば 遥か彼方に過ぎ去って
そんな命はいらない 未来の命があるならば
手を掴み跪けば 手をひろげ掴んだものは
居させてもらったのだろうか 孤独を感じる生きたいと望む
家族という人 心