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夜の詩  作者: くろたえ
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ススキ野原のサレコウベ


陽昇り 沈み

月満ち 欠ける


幾百万見送ったことだろう


ススキ野原の

舎利頭


月に照らされ

輝く白骨


頭蓋とうがいに響く

風のうた


眼孔に落ちる

明け方の露


ススキ野原の

サレコウベ


風で歌う

夜露で泣く

幾百万の月の夜を


もう我は亡く

魂魄こんぱくも抜けたというに


何に泣くのか

詠うのか


山深くの荒れ野原

人であった記憶も失せたのに


今宵も月見て

泣くのだろうか


ススキ野原のサレコウベ


仰向いた頭骨で

嫌でも空を見せられる


とこしえの夜を


とこしえの夜を


ひたすらの

とこしえの夜を





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― 新着の感想 ―
[良い点] 短いながらも人の儚さや自然の美しさを感じました。 背景が黒というのも作品の雰囲気に合っていてより一層、引き込まれました。 素敵な詩作品を読ませていただきありがとうございます。
2022/05/21 22:57 退会済み
管理
[良い点] はじめて書き込みさせていただきます。 企画を拝読しに来て、こちらが新着だったので、ついのぞき…… うっわぁぁぁぁぁ/// と 重ねられた言葉の妙技がたまりません!! 短い詩で展開するしっか…
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