第2話 異世界、その名は……
始まるよ
※誤字や脱字は脳内補完でお願いしますm(__)m
深夜2時、昔の言い方ならあの草木も眠る丑三つ時、その時間に俺は深い森の前に立っていた。
(光は、この先を指してるのか……)
あの後、硝子玉のようなものが光だしたあと俺はジャージに着替えて家を出た、そして自転車で数分硝子玉のようなものが指し示した森の前についたのだ。
(しかし、どうするか……入るか?)
「…行くしかないだろう!」
そう、自分を奮い立たせて暗い森の中へと歩み出した。
森に入って十数分、光が指し示す通りに歩いていると開けた場所に出るそして、その開けた場所の中央に赤い塗装が剥がれ、所々が崩れている相当前に建てられたであろう鳥居があった。
「……これが、そうなのか?」
硝子玉のような物に声を掛ける、勿論硝子玉のようなものは答えない。
……言葉では。
「うおっ!」
硝子玉のようなものは急に一人でに手から飛び出した、そしてあろうことか、そのまま鳥居にくぐり、消えた。
「……は?え、ちょ、おい!」
硝子玉のようなものを追いかけ鳥居をくぐるすると
世界が一転する
「う、うわあああああああああ!」
周りは訳の分からないような色で、例えるならタイムマシンとかが通る空間だろうか、そこを落ちていく。いや、落ちているのか、それとも上っているのかも分からないそんな不思議な感覚が襲った。
(なんだこれ、なんだこれ、なんだこれ!)
手足を振ってみるがその感覚は収まらない。その時
(っ、光だ……)
光は、次の瞬間俺を包み込んだ。
「うわっ!」
光が収まると先程までとは違う宙に浮く感覚が襲う。
「でっ!」
当たり前だが、次には地面に背中を打ち付けていた。
「おー、いて。ってここ、森?戻って来たのか?」
周りを見渡す、そこは、先程と同じ開けた場所、やはり戻ってきたのだろうか。後ろにはちゃんと鳥居もある。
「鳥居もあるし、やっぱり………あれ?」
違和感を感じもう一度周りを見渡す。鳥居に目が止まる。
「あれ、この鳥居こんなに綺麗だったっけ?」
背後にあった鳥居はまるで近頃建てられたように綺麗だった。
はい、やっとこれたぜ異世界に!という事で真矢くん幻想郷いりです。
そして、次回はやっと、あの幻想郷の住人達が登場します!