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地球に生きる生命(いのち)の物語  作者: 梅村 夕菜
第一章 狂った歯車。
3/20

すべてのはじまり。


 始まりは、十一年前――――。


 世界大戦と呼ばれるほどの戦争が二度起き、それらが終結すると、大国は兵器を抱えながらも平和への道を歩み始めていた。しかし、発展途上国と呼ばれる国々では不安定な情勢が続き、内戦や反乱など日常だった。


 そんな国のひとつでもある、南大陸の東に位置する国・スラド。数十年前に油田が発見され、大国から販売を求められたところから、歯車が狂いはじめた。


 国内で石油の販売権利をめぐって勢力が対立し、それはすぐに内戦を引き起こした。『NRA※』という組織は兵士として子どもたちにも目を向け、彼らを誘拐しては兵士として戦場に立たせ、政府軍と戦った。


 内戦はいまも終わらず、人々は殺戮や襲撃、誘拐を恐れながらも、その地で暮らし続けるしかなかった。





※Nation Rebel Army(国民反乱軍)の略



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